小学生の頃、休日は習い事をしていたんだけど
その日は向こうに着いてから休みだったことに気付いてすぐ家に帰ったのね。
居間に入ると姉がいたんだけど、なんだか様子がおかしい。
話しかけても返事をしてくれないし、触っても目を合わせてもくれなかった。
最初は冗談かと思っていたけどだんだん腹が立ってきて、
「返事しないとハサミで服を切る」と言って脅しをかけてみたけど無視。
完全に怒った自分は本当に姉の着ていたTシャツの端っこを切ってやった。
それでも無反応で、なんだよもう!と部屋に篭って不貞寝してた。
しばらくして居間に戻ると、姉に普通に話しかけられてびっくり。
いつ帰ってきてたのーと言われたのでずっといた、話しかけたと言ったけど信じてもらえなかった。
それから数日後、姉が「服に切れ目が入ってる!」と大騒ぎしていたので
自分がやったと言ったらめちゃくちゃ怒られた。説明しても信じてくれなくて、親にも怒られた。
姉の冗談だったなら服を切ろうとした時点で止めるだろうし、
夢だったとしたら実際に服が切れてるわけがないしで謎な体験でした。
778 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 18:47:25.80 ID:XeDxoJCL0 [2/2回(PC)]
>>776
FFⅤという作品で同じ現象が報告されてる。
蜃気楼の町。
次元の狭間に入ってたんだと思う
779 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 20:10:47.78 ID:TfN56njMO [1/1回(携帯)]
>>778
次元の間はどこにでもあるみたいだね
夕方の黄昏れ時は、幻魔境の扉も開くし
780 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/12/10(土) 00:19:04.76 ID:M61AuPq2O [1/1回(携帯)]
黄昏時と言えば、知人のオジサンが話してくれたんだが
その日は仕事が早く終わったか何かで、珍しく夕方頃に自宅最寄り駅についた
家に向かって歩いていると、向こうから傘をさした女の子が歩いて来る
晴れているのに変わった子もいるものだと思っていたら
女の子はオジサンの出身高校の制服を着ていた
懐かしいなぁと思いつつすれ違い、ふと横顔を盗み見ると
なにやら見覚えのある顔をしていた
反射的に振り返ると 、それまで真っ赤に染まっていた筈の街並みが
一転して灰色がかった小雨の降る街になっていた
しかも、オジサンが高校生だった頃の街並みになっていて
女の子は古本屋(今はない)の軒先で雨宿りする少年に何やら話し掛けていた
あっと思った時には、街はまた真っ赤に染まっていて
オジサンはあの女の子と軒先の少年のことを思い出したんだそうだ
女の子はオジサンの初恋の人で、少年はオジサン本人
たった一度だけ会話した、大事な大事な思い出だったらしい
当時、色々と大変で自殺まで考えていたオジサンだったが
なんとなく心が暖かくなって、まだまだ頑張れると思えたそうだ
782 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/12/10(土) 04:16:06.35 ID:MFfDzllBO [1/1回(携帯)]
どうしても生きているのが辛い時
そんな経験あるといいね
今、どこかで独り、苦しんでる人にも
そんな不思議がおこりますように…
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