610 : 1[] 投稿日:2011/05/15(日) 16:30:56.50 ID:mx7ELg6DO [1/2回(携帯)]
去年夏、浪人生だったので就職か進学か悩んで伊勢神宮に参拝に行った。 
内宮か外宮か忘れたが参拝後、大きな河原で休憩し、コーラを飲んでいた(確か13:00頃)、するとどこからか赤い首輪を着けた白い仔猫が僕の隣に横たわったので鈴カステラをあげた。 
10分ほど仔猫と遊んでいたが帰ろうと思い歩き出すと仔猫がついてきた。 
お別れの挨拶に撫でると仔猫は草むらに走り出した。不思議なことに僕もついて行った(心では帰りたいのに体が仔猫についていった) 

 

612 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/05/15(日) 16:33:03.81 ID:mx7ELg6DO [2/2回(携帯)]
人気のない草むらで仔猫を見失い帰ろうと思い振り向くと小学生くらいの細い女子がいた(女子の特徴はパフィームかしゆか似の長髪、薄ベージュノースリーブのワンピース?、ラメアイシャドウ)、その女子を見た途端、僕は金縛りに襲われ、無感情で大量の涙を流した。 
2~3分対面すると女子は動けない僕を置いて無言で行ってしまった。 
しばらく涙が止まらず、やっと動けるようになった。ケータイの時計を確認すると16:21。絶対にあり得ない。 
鼻水と涙でグシャグシャなので混乱する暇もなく宿泊先の民宿へ帰った。 
何故か貧乏な自分達家族に資金ができ、私立大学へ入学した。 
今もその女子を思い出すと涙が止まらない。