388 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/04/27(水) 21:10:47.69 ID:0N7+Tfzo0 [1/4回(PC)]
最近まで、あまりに不可解な出来事で夢だと思い込んでいた事がある。 

俺には兄がいる。お互い家を出ているから、今年の正月、実家に年賀の挨拶で集まり、 
久々にあった。 

その時に、なんとなく思い出したように「俺が中二の頃、こんな夢を見たんだよ」と 
その話をすると、兄貴が「それ夢じゃなくて現実だよ。俺と一緒に見ただろ」と言われ、 
今まで自分が夢だと思い込んでいた事に驚いてしまった。それはこんな光景だった。 

夜の9時頃、俺と兄は俺の部屋で話し込んでいた。何の話題をしていたか覚えてない。 
その時ふと、窓から光が差し込んでいる事に気付いた。うちの実家は都内のマンモス団地で、 
俺の部屋はベランダ寄りにある。ちなみに階数は12階。


389 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/04/27(水) 21:11:18.13 ID:0N7+Tfzo0 [2/4回(PC)]
「外で何か光ってる」とベランダを見ながら兄に言うと、「そうだな」と兄も窓越しに 
ベランダを見つめる。 

すると、変なものが見えた。うちの団地の30メートル先には、同じ形をした横長の団地が 
もう一棟建っているのだが、その団地の2、3メートル手前を光る物体が右から左へ浮遊 
しながら移動している。 

「なんだあれ」と兄と目を凝らしてみると、その物体は人の形をしていた。人ではなく人の 
形をした何かだった。棒人間とでも言うのだろうか、昔のテレビゲームに出てくるような 
ドットで描いた人のようだった。 

そいつが向かいの団地の12階の高さの空中を全身から光を発しながら、走るように移動 
している。「走るように」とは手足を陸上ランナーの振り上げているのだが、動いている 
速度が歩いているのと変わらないからだ。 

二人で呆気にとられて、その光景を見ていると、そのうち視界から消えた。 
我に返り、急いでベランダに出たが、もうそれは忽然と姿を消しており、いつもの夜の 
ベランダの景色が広がっているだけだった。 

今でも、あれが何だったのか想像もつかない。電飾をつけた全身タイツを着た人間だった 
のではないかと言われれば、そんな感じがしないでもないが、空中を歩いている時点で人間 
じゃない。 

余談だが、それが起こる1週間ぐらい前の夜中、親父と帰宅した時に上空に浮かぶUFOと思わ 
しき、楕円系の光源を見た。左右に微妙に揺れながら、宙に停止していた。 
急いで家に入り、双眼鏡を持って外に出たら、もう消えていた。 
実は、これも夢だと思っていて、この話をしたら、親父に「一緒に見ただろ」とつっこまれた。