449 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/12/02(木) 00:10:37 ID:pI8YopCj0 [1/2回(PC)]
葬儀屋をやってます。大手チェーンですね。やはり色々と不思議なことが 
あります。今までで一番驚いたのは、旦那さんが亡くなったお通夜の晩に、 
急に奥さんが倒れてそのまま亡くなったことです。しかし、これは心労が 
重なったためでしょうね。別に怪異とは言えません。 

火葬場で、線香の煙がある一人の参会者にあたり続ける、ということがあり 
ます。その場の風の流れと思うかもしれませんが、その人が立つ位置を変え 
ても煙が向きを変えてやはり当たり続けます。気がついた人は気味悪がって 
位置を変え続けるのですが、その場を離れない限りどうにもなりません。 
これは不思議です。 

納棺後、口が開いてしまう方がいます。まあこれは死後硬直と弛緩のせいで、 
めったにないことですが不思議とはいえません。最後のお別れには不都合 
なので棺のふたを開けてお顔を直させていただくんですが、一度だけ、口の 
中から人の親指が出てきたことがありました。そしてその方の左親指が、食 
いちぎられたように無くなっていました。血は出ていなかったので死後のこと 
なのでしょう。これは本当に不思議です。 

高齢のお婆さんの葬儀の際、お友達と思えるお婆さんが、ぶつぶつと何かを 
唱えているのを聞いてしまいました。どうやら「○○さん(故人)よ、□□ 
(その場にいた親戚の方らしい)を引っ張っていってくれろ。」という呪詛の 
言葉のようです。あの世に引っ張っていってくれという意味だと解釈しました。 
・・・一周忌でそのお宅を訪問したとき、いけないとは思いつつも、ついつい 
好奇心に負けて、□□さんの安否を尋ねてしまいました。・・・□□さんは 
八ヶ月前ほどにお亡くなりになったということでした。これはしかし、偶然で 
しょうねえ。