437 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/12/01(水) 18:55:02 ID:2RIZ7EV3P [1/2回(p2.2ch.net)]
ふと思い出したんですが、 
私が子供の頃体験した、怖い、というか不思議な体験です。 

私が小学生の時です。 
その頃、ちょうど学校の怪談というものがブームで、 
口裂け女やトイレの花子さんといったものに、本気でビビってました。 
ご存知の方も多いと思いますが、怪談の一つに「合わせ鏡」というものがありました。 
これは、午前0時に鏡を向かい合わせると、悪魔が出るだとか未来の自分が見える 
だとかいう話です。 
口裂け女にマジでビビる私が、そんな行為をするわけもないのですが、 
私の姉が、やってみようと言い出したのです。 
ちょうど祖母の家に手頃な姿見鏡があるのを知ってた姉は、泊まりにいくという 
口実で、祖母の家でそれを実行することにしました。

 
438 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/12/01(水) 19:03:00 ID:2RIZ7EV3P [2/2回(p2.2ch.net)]
祖母の家は無駄に広く、それでいて0時なんて普段起きていない時間に、 
暗い部屋で待機しているのがひどく恐ろしく、私は姉に、ねぇやめようよ、と 
何度も言いましたが、姉は全く諦める様子がありませんでした。 

0時5分前ぐらいになってから、鏡を合わせ、スタンバイしていました。 
そして0時ちょうどになったら、姉と一緒に鏡の中を恐る恐る覗き見ました。 
なんの変哲もない、恐々と鏡を覗く私と姉が、何重にもなっているだけでした。 
ほっ、と、安心しました。 

何も起こらないね。そういって隣の姉を見やると、何やら姉が私の顔を 
不機嫌そうに睨んでいました。 
なに? 私がいうと、あんたいつまで笑ってんの? 姉がいいました。 
笑ってないよ。こんな不気味な行為をしている中、笑う理由がありません。 
笑うなっていってるでしょ! 気持ち悪い! 
そういって、姉は私のほっぺたをつねり上げました。 
その後喧嘩になり、姉は片付けもせずに布団に潜り込みました。 

私は鏡を片付ける前に、もう一度見ましたが、そこには半べその私が何重にも 
うつっているだけでした。 
もしかしたら、ほっとした時に気持ちが緩んで、思わず笑っていたのかもしれない。 
そう思って、翌朝姉に謝りました。 
すると姉はこういいました。 

あんたは鏡を覗く前からずっと笑っていた。と。