840 : 自治スレでローカルルール他を議論中[] 投稿日:2010/10/20(水) 21:31:24 ID:pDG8Z0nk0 [3/4回(PC)]
瞬間、ぞくっとして、怖くて、教室の友達を見た。 
友達が笑顔でこちに向かって来ている最中だった。 
「早く帰ろう!」 
怖くて、そう言うが早いか友達の手を握って走った。 
友達は何故走るのか判らないからか、なかなか走ろうとしてくれない。 
わたしたちは、階段を下りていく。 

ぶうん。 
音がして、また踊り場に影が映った。影はくるりと反転する。 
その時思った。私がいるのは二階だった。影は三回目のくるりをした。 
直感的に、それといま同じところにわたしはいる、そう思った。 
たんたんたん。影が降りてくる。 
友達は走ってくれない。やがて、 
(追いつかれる!) 
そう思って、友達の手を離して、階段を飛び降りることにした。 
瞬間、ぞくっと、心臓が大きく跳ねるような悪寒がした。 
「きゃっ!」 
どたん!と着地して、横を見ると、友達もいる。 
さっきの声は、彼女からだった。何故か私と一緒に彼女も飛んだのだ。 
「いま、ぞくっとしなかった?」 
「した!」 
彼女になんといえばいいのかわからなくて、でも彼女もこわいね、暗いよね。 
といい、走って帰った。

 
841 : 自治スレでローカルルール他を議論中[] 投稿日:2010/10/20(水) 21:32:04 ID:pDG8Z0nk0 [4/4回(PC)]
後になって思い出すとき、この体験の奇妙な点をいつも思う。 
ひとつめは、何度も踊り場を反転する影のこと。 
二つ目は、その影自体。 
廊下側に接している窓から強い光が入り、影が映る。廊下に立ってる私の影が映る。 
これは説明がつく。 
でも、なんでくるりと反転する影が映ったんだろう。 
車が通り過ぎていくと、影の映る位置も変化する。 
光は、移動していくから、影も移動して、定点にいても、伸び縮みする。 
窓際にいないと、影は映らない。 
光とともに移動するあの影はなんだったんだろうと思う。