682 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/11/05(金) 16:10:12 ID:EzxW/3rT0 [1/1回(PC)]
学生の時、じいちゃんの田舎の森で迷子になった時の話。 
森といってもそんなに広くはなく、子供の時からずーっと探検してるから、 
どこがどういう道に出るとかはほぼ把握してる・・・・つもりだったんだが、その日は違った。 

30分ぐらいで帰るつもりだったんだが、さあ出口という所まできたはずなのに出られない。 
どこまで行っても木、木、草、草。うわーどうしようどうしようと思っていると、30mくらい先に小さな人影を見つけた。 
よかった、道を聞こう・・・・と一瞬思ったが、こっちを見たまま動かない。 

しばらく固まっていると、ふいに人影が近づいて来た。黒っぽい色のちゃんちゃんこ?を着た、古い感じで、 
見た目は人間の子供の女の子そのものだった。が、目がおでこの所に一個しかなかった。 
恐怖に全身の毛が逆立っていたら、その子供がウタ(?)って呟いた。 
?と俺が戸惑っていると、ダダをこねるように地団太を踏んで、ウタ、ウタ!と騒ぎ出す。 

それで、言い方は変だけど、ちょっと恐怖感が抜けてしまった。 
(歌って欲しいのか・・・?) 
相変わらず一つ目の子(?)は、ウーター!と俺の服を引っ張って騒いでいる。 
本当にその子が「歌」の意味で言っていたかどうかなんてわからなかったけど、 
とっさに思いついたのがなぜかミニー・リパートンの「ラヴィン・ユー」だった・・・orz 

合唱団に入っていた俺は歌にはちょっと自身があって、とりあえずラヴィン・ユーを歌ってみたところ、 
一つ目の子はとたんに静かになって、聴いていた。 
ラララララ、の所なんか体を小さく揺らしていてちょっと可愛げがあったが、 
一つだけの目は、終始俺の方をじっと見ていた。 

で、たぶん全部歌ったと思う。大人しかったその子が突然「ン!」と言って 
指差した方向を見ると、じいちゃんの家がある村が見えた。 
やった、出られる!と思って、瞬間的にもう一度その子の方を見ると、 
その子はもう俺の側にはおらず、50mぐらい先にいて、森の奥へ消えていった。 
いやいや、ありえない・・・・突然またすごく怖くなって、急いで森から出た。 

あれからあの森には一回も入っていない。 
怖いのか不思議なのかよく分からない体験だ・・・。

 
684 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/11/05(金) 16:57:13 ID:ieJqiCkWP [2/2回(p2.2ch.net)]
>>682 
鎮守の森の神様の子供だったのかな 
なんにせよ歌を奉納したんだからいいことしたんじゃないかと 



685 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/11/05(金) 17:00:29 ID:6mHncHmK0 [1/1回(PC)]
>>指差した 
つまり、鐘一つで退場って事だな



686 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/11/05(金) 17:01:02 ID:7gE974oF0 [1/1回(PC)]
>>682 
面白かった 
もしかしておまいさんが歌上手いってこと知ってて近づいて来たのかなーと思った