542 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/09/30(木) 16:34:05 ID:GQxXi7ED0 [1/2回(PC)]
夜の十一時半くらいかな。バイトが終わって自分の住んでるマンションのエレベーターに乗った時の話。 
俺の部屋は三階。電子盤の3のボタンを押したとき、電子盤の下に長方形の小さな鏡があることに気がついた。 
普通エレベーターに鏡があるのはエレベーターの後ろだ。 
こんなところに鏡なんかあったっけ?と思いながら鏡を眺めてたら、エレベーターの個室の右後ろに通路があるみたいになってるのよ。 
エレベーターの箱なんて大抵正方形か長方形。すみっこにちょこんと通路が伸びてるなんてありえないんだけど、でも通路があるみたいになってた。 
で、その通路からチラチラ白い服の裾みたいなのが見えてるのよ。 
不思議に思ったけど、それ以上は何も考えなかった。エレベーターのドアが開いたから。でも、よく見たらそこは五階だったんだ。 
俺の部屋は三階。俺はちゃんと三階のボタンを押したはず。でも五階に止まった。まぁ、そういうこともあるだろうと思って、三階を押しなおした。 
その時、また鏡が目に入ったんだが、俺はとんでもないものを目にした。 
さっき言ってたあるはずのない通路から白いワンピースを着た若い綺麗な女の人が出てきた。……いや、ごめんおばさんだった。白いワンピースを着たおばさんが出てきた。 
で、そのおばさんなんだけど、目を閉じてるのよ。目を閉じてるというか、目のあるはずの場所が手術跡みたいになってる。 
そのおばさんを見た途端、これは見ちゃいけないものだと思って、俺は反射的に目を閉じてその場にうずくまった。エレベーター、まだ三階についてないし。 
そしたらそのおばさんがうずくまってる俺の両肩を叩きながら 
「ねぇ!? なんで目閉じてるの!? ねぇ!? ねぇ!? なんで!? なんで閉じてるの!? ねぇ!? ねぇ!? ねぇねぇねぇねぇね(ry」 
と狂ったように喚き散らしてきた。 
怖いとか感じなかった。ただ、目が覚めた。

 
543 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/09/30(木) 16:35:24 ID:GQxXi7ED0 [2/2回(PC)]
どうやら夢だったらしいんだけど、目が覚めた途端に、キィーンッ!って耳鳴りがして、体がぶるっと震えたんだ。で、体が痺れたように動かなくなった。 
金縛りとかあんま詳しくないしよく分からないんだけど、これが金縛りっていうのかな?手足は動かなかったけど、目だけは動いた。 
俺は寝る時いつもオレンジ色の豆電球つけて寝てるんだ。 
だから部屋は真っ暗じゃなくてちょっとは明るいんだけど、目を開けてみるとなんかの影が覆いかぶさってて視界が暗いのよ。 
それが何かなんて確かめる勇気は無かった。だから目をつぶって寝ようと思ったんだけど。 
「ねぇ!? なんで寝てるの!? ねぇ!? ねぇ!? なんで!? なんで寝てるの!? ねぇ!? ねぇ!? ねぇねぇねぇねぇね(ry」 
俺の肩を叩きながら耳元で狂ったように喚き散らしてた。あのおばさんの声で。 
怖いっていうよりうるさかったな。とにかく目つぶって耐えてた。 
気が付いたら朝になってた。 
とりあえず、母親に朝の挨拶。 
ちなみに今朝の話。 
まったく意味が分からん。おかげで寝不足で頭痛い。勘弁してくれ。



544 : 526[sage] 投稿日:2010/09/30(木) 17:03:34 ID:8n0CWUPW0 [3/3回(PC)]
霊も怖いけど、リアル不審者にみなさん注意してくだせえ・・マジで。