134 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/09/12(日) 12:20:01 ID:QZgvZqK00 [1/2回(PC)]
(1) 
あれは俺がワーキングホリデーと言う制度を使ってオーストラリアへ渡豪した時の話。 
ワーキングホリデーと言うのは外国へ1年間滞在可能な権利と就労可能な権利を有する 
アンダー30の夢の特権。 

俺は羽田からケアンズへ行く一番安い飛行機に乗ってオーストラリアへとたどり着いた。 
カネ稼ぎを第一にしなければ1年間の滞在は難しいと考えさっそく情報を仕入れて野菜、 
果物の狩り取りの仕事(ピッキング)をしようとした。 

ピッキングのメッカとして有名なbundabergと言う町へバスを使い行き、仕事探しを開始。 
しかし、ワーキングホリデーと言う制度は日本のみならず世界中の若者が利用する制度。 
沢山の外国人がbundabergに滞在してなんらかの仕事を持っていて普段は仕事が沢山ある 
はずにもかかわらず仕事が足りない状況にまで陥っていた。更に、なんの知識も持たない 
俺が行ってすぐに仕事を得られるはずもなかった。

 
135 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/09/12(日) 12:21:10 ID:QZgvZqK00 [2/2回(PC)]
(2) 
ここに仕事は無い、諦めて他の都市へ行こう。そう思った俺は今度はBrisbaneという大きな 
都市へ行く事にした。再度バスを使って行こうと考えていたが、バスよりも電車の方が安上 
がりに済み、更に料金も安いと言う事を発見。そして、バスではなく電車で目的地まで行く 
事にした。 

電車が来るまで駅のホームで待機していた。日本の様に時間ピッタリにくる電車と言うものは 
オーストラリアのみならず世界中探してもあまり無いらしい。事前の情報を入手してたのでそ 
の事は承知だった。そんな電車を待機している途中、一組の母子が俺の座っているベンチへと 
座ってきた。 
盗み聞きをするつもりはなかったが、もっともっと英語を聞いていたい、そういう思いがあっ 
たためその母子の会話にじっくりと耳を傾けるようになる。そして、子供が母との会話をして 
いる最中にこの様な言葉を発した 
「Mom、 It’s Dad!!」 (ママ、あれパパだよ!!) 
すると間髪いれずに母がこう言い返した 
「No、 It’s light」 (あれは街灯よ) 

西洋諸国ではよくある話なのか、それともこの母子が言うDadと言うものは街灯の様な人物 
なのか。死ぬ程洒落にならない怖い話を聞いた瞬間だった。