939 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/07/14(水) 14:18:14 ID:acRbILFZ0
昨年の今頃の話。
とある試作品をどうしてもその晩の内に研究所へ持ち込まねばならず、営業車で高速に乗った。
中央道から富士五湖有料に入り、霧の坂道を安全運転で走っていたらライトの調子がおかしくなり、とうとう消えてしまった。
ハザードつけながら路側帯に停車、ヒューズが飛んだかと思って色々いじってたけど直らず。
電灯もないし、無灯火で走り事故でもして連日徹夜の試作品が壊れたら大騒ぎじゃ済まないので運転席で途方に暮れていた所、酷い耳鳴りがして気持ち悪くなった。
ふとミラーを見ると、営業車の背後に人影が・・・・。気付いた瞬間、耳を襲うギャーッギャーッといった鳥か獣の鳴き声・・・。
深夜2時を回ってこんな所に誰かいる訳が無い。見渡す限り深い森だし近くに停車している車もない。
ひた、ひた、というかぺた、ぺた、と裸足で歩くような音がやけに耳に入り、近寄っているのが感じられる。実際に裸足で歩いていたとしてもエンジンかけてるからそんな音聞こえる訳ないのに。
もうダメだ、逃げないとと思って急発進。同時にベタッって後部のガラスに何か張り付いたような音。見たくないのでミラーを手で曲げて前だけに集中して霧の中を走る。
トンネルの手前くらいで何故だかライトが復活し、料金所までともかく後ろ見ないように走った。
料金所の照明を見たときは本当に救われた気分になった。
有料道路を降り、暫らく走ったコンビニでコーヒーを買い一息ついたあと、あの音が何だったのか気になって後部ガラスを見てみると、霧で濡れたガラスと車体に物凄い数の手の跡がついていた・・・・。
それ以来、遠回りでも東名使うようにしています。
今でも思い出す度に心臓が痛くなるくらいトラウマ。手の跡も怖いけど、あの鳥だか獣の鳴き声って何なのだろうね。
477 本当にあった怖い名無し 2007/07/19(木) 01:17:01 ID:BWnVGPvMO
A(坊主)の話投下します。ただの恐い話だけど。
一緒に静岡の友人宅に遊びに行き、帰りは夜中になった。戻るのは東名使うのだけど、なんとなく富士五湖使って帰ろうと言う話になった。
沼津(だっけ?)で一度下りて富士五湖有料道に入った。この道ほんと真っ暗でやな感じです('A`)霧も出てた。
トンネル抜けて長い下りになった時、Aが助手席から後ろを見ながらこう言った。
A「変なの来るから広い所あったら寄せて先譲れ」
ちょっと先に避難帯みたいなのがあったのでそこに一時停止して後ろの何かを待つ・・・
・・・来ました。見ちゃいました。
まんま自衛隊の幌付きのトラックです。運転席は見えませんが、幌の部分がボロボロで後ろの積み荷が丸見え。
スーツ姿の人、赤ん坊抱えた女、もう明らかに平成の人じゃない格好の人も居た。
霧の中をライトも点けずに走り過ぎて行った。俺もAも絶句。何あれ・・・状態。ラジオもノイズ入りまくり。
A「車出せ。すぐに」
俺「え、追い掛けるのかよ?」
A「違う、ヤバいのが居る」
何の事かわからずパニくったがアレ以上にヤバいのが居るのだと悟りすぐ本線に戻り出発。
料金所まで来たが例のトラックは見えなくてホッとしたw
談合坂で夜食を食べながらAから聞いた話。
あのトラックは何だかわからないが、まあ理解を超える物だろうなwそれより、俺達の車が止まったすぐ後ろに青白い顔した女が立ってたんだ。右のドアから後ろの席に入り込もうとしてたので車を出せと言った。
おいおいおいおい・・・マジかよ・・・。
なんとか飯食って車に戻り、後ろのドア見て固まったわ。車は霧で濡れてたんだけど、窓にくっきり手形が付いてた。
Aに手をあわせて貰って安全運転で帰りましたw
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