147 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/05/24(月) 02:33:33 ID:FlpWNLTZ0 [4/6回(PC)]
そこで気づいてしまったのだが一度目に明かりが消えたとき、 
自分はビックリして起き上がり部屋の明かりはその動きに反応してしっかり点灯した 
二度目も誰かが入って来たと思い起き上がった 
それだけで明かりは点灯した… 


なら何故今部屋の反対で動き回っているこの足音… 

コレに何故センサーは反応しない? 

これだけ激しく動き回っていたのなら明かりは点くはずだ 
現に自分がこの小屋に入ってから部屋の中をうろうろしている時は明かりが消えるなんて事はなかった 
部屋の明かりは消えたままだ、目を開けて部屋の暗さを確認している 
だが未だに音は部屋の隅でなり続けている 


148 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/05/24(月) 02:36:14 ID:FlpWNLTZ0 [5/6回(PC)]
「コレは…もしや…出た?」 

そう思った瞬間足音は一瞬ピタッと止み…次の瞬間どんどん速さを増し自分の方に近づいて来た 
「うわ!やっぱりそうかよ!!」 
そう思った時には足音は自分の長椅子まで一気に詰め寄り、 
その後長椅子の周りを足音がかなりの速さでぐるぐる周り続け取り囲まれてしまった 
キュッキュッキュッキュッキュッキュッキュ………音はずっと自分の周りで鳴っている 
長椅子の前には当然長机があり人が素早くそこを通れるスペースなんてものはない 
何よりこの音が自分の真直に来るまで自分は目を開いていた 
人の嫌がらせや、野生の動物なのならコレだけの速さで動き回っていたのなら息遣い等の反応を感じられるほどの至近距離だ 

だが何も感じない、明かりも点かない…



149 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/05/24(月) 02:54:52 ID:FlpWNLTZ0 [6/6回(PC)]
直感的にコレは目を開いたらヤられると思い目をひたすら瞑っていた 

だが一向に音の気配は去る気配はない 
「コレはもうしょうがない…」 
決心した私は目を瞑ったままMDウォークマンを寝袋の中で用意し素早く装着し音量最大した 

シカトする事を決意したのであるw 

ただ音楽越しに足音はなり続けていたが… 
内心 
「勘弁してください!!俺には何も出来ません!!」 
って思いながら音楽に集中しようとしてた 
しばらくすると旅の疲れからかいつの間にか寝てしまい朝の日差しで目が覚めた 
寝袋から這い出し昨日の現象を思い出し自分の周り、体を調べるが特に異常もなかった 
気味も悪かったのでそそくさと寝袋をしまいその道の駅を離れた 

その後なんとか無事に旅を続け日本中を旅して周り続けたがそれ以降は特に不思議な現象はなかった 


そんなお話です 

あの道の駅で他にそういう事を体験した人とかいないかな? 
それならその道の駅に何か居たかもって話になるけど…もし違うのなら…… 
まぁそんな現象それ以降無いけどね