342 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/05/12(水) 06:20:33 ID:bHPZ+yyX0 [1/5回(PC)]
もしかしたらスレチかもしれないですが書きます。 

この話は僕が小学生の頃に体験した話です。 
何年前かは歳がばれるので伏せておきます。 
すみません。 

僕の通っていた小学校の裏には大きな森があり、よく休み時間 
や授業なんかでも入っていました。 
(最近は危ないからという理由で小学生は入れなくなってしまいました) 

僕は小さい頃から霊感がありたまに見えたりしていました。 
当時は確か小学3、4年生だったはず・・・。 
放課後に友達(K君)と2人で森で遊んでから 
帰ろうという事になりました。 
森は3ヵ所から入れるルートがあります。 

1.グラウンドの奥から入る正規ルート 
2.崖から登る危険ルート(一歩間違えば氏) 
3.校舎から少し離れた正規ルート 

僕たちは1番の道から行くことにしました。 
途中木の棒なんかを拾い周りの木を叩いたりして 
森の頂上まで行きました。 
(頂上までは小学生の足で歩いて20分くらい) 

続きます

 
343 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/05/12(水) 06:22:04 ID:bHPZ+yyX0 [2/5回(PC)]
続きです。 

頂上には木の実なんかが落ちており、それをジャージの 
ポケットいっぱいになるまで拾っていました。 
お互い拾うので夢中だったせいかいつしか 
友達とはぐれてしまったんです。 

僕は「K、どこ行ったの!」 
と叫んだのですが返事がありません。 
もう僕は木の実をいっぱい取っていたし空が 
夕焼けになっていたので早く帰りたかったんです。 
とりあえず森の道は全て把握していたし迷子になる事は 
ありません。 
それはK君も同じでしょう。 
でも夕方の森は初めてで何か神秘的な雰囲気だし 
逆にそれが怖かったんです。 
早く森から出ないと森に飲まれそうな感じでしたw 
当時は本当に怖かったです。 



344 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/05/12(水) 06:23:13 ID:bHPZ+yyX0 [3/5回(PC)]
続きです。 

「K君!K君!」 
と叫びながら必死に森中を探しましたがK君は 
いない。 
返事すら聞こえない。 
ひょっとしたら道から足を滑らせてしまったのかも・・・ 
と思い道じゃない草が鬱蒼と生い茂る中に入って探して 
みました。 
するとしばらくして本当にK君がいたんです! 
道から落ちてしまい足を擦りむき泣いていました。 
K君は歩けなさそうで足を引きずっていました。 
それでも頑張って歩いていました。 
ですがここで問題が・・ 
急斜面の道じゃないところを降りて来たのでまた 
そこを登らないといけなかったんです。 
降りるのは簡単だったのですが登るのは草や泥で滑って無理でした。 
道に戻れれば簡単に森は下りられる。 
でも目の前の急斜面のせいで四苦八苦してしまい 
いつのまにか辺りは夜に・・・。 
暗くて怖くて友達と2人でガクブルしていました。 

続きます