148 : 1/2[] 投稿日:2009/10/23(金) 23:48:29 ID:DEyEenVv0 [1/2回(PC)]
僕は短いながらも予知夢を見ることがある。
まあ大した夢は見れないから、たまに見ても「ああまたか」位にしか思わない。
僕の予知夢はみたらすぐ知覚できる範疇の外に埋もれてしまうんだけど、(寝てる間にみては忘れる無数の夢の一つとしてみるんだろうね)
その夢を現実に体験したときに思い出すんだ。
それはもうはっきりとね。
具体的には、未来の自分の視覚情報と心の内のつぶやき。
特に後者が一言一句夢の通りに、寸分違わず現実になるんで、とても自分では単なるデジャブには思えなくて。
これが、あるまとまった期間に4~5日から半月ほど間をおいて、10秒くらいの内容のを見る。
ほとんどが何の変哲もないような平和な生活のひとコマで、ぼうっと学校の廊下わきの出入り口を見てるところだとか、
くだらないことを脳内で葛藤してるところだとか。そんな視覚情報と自分の心の声とをしばらく再生した後、決まって
「あれ?前、僕は同じことを考えてたぞ」
とか、
「この景色も見たことがあるな」
だとか、やはり心の中で呟いたところでブツンと夢は切れる。
ほとんどは先に言ったようにくだらない内容の夢なのだけれど、一つだけそうじゃない夢があって、これだけは今でも鮮明に思い出せる。
149 : 2/2[] 投稿日:2009/10/23(金) 23:49:25 ID:DEyEenVv0 [2/2回(PC)]
あれはたしか小4の時だったと思う。
僕の育った福井県は、ここ2~3年は長靴が要らないくらい雪が降らないけど、僕が小学のころは腰や胸のあたりまで(子供の体格での話だけど)雪がくる、ちょっとした豪雪地帯だったんだ。
そんな中除雪車が知らん顔で車道の雪を歩道に跳ねのけていく。
集団登校の班の割り振りに不備があって、僕は車の通りが激しい道路を横切らないといけなかった。
ところが横断歩道の向こう岸に除雪車がこんもり雪を盛ってくれたおかげで、横断歩道が使えない。
それで僕は仕方なく、車の様子を見ながら信号もなしに車道を横切っていた。
これを何日か繰り返した1月のある日。
信号待ちしている車の間をすり抜けて、反対側に渡ろうとした。もちろん車には気を配っていて、
(このタイミングなら事故に遭わない、遭わないぞー!)
みたいなことを考えながら、圧雪で滑る足元を気にしながらトコトコ走り出した。渋滞とは反対の車線に出たら、すかさずゴツン。
で、道の外側に跳ね飛ばされた。
(遭わないと思ったのに遭ったなあ)
(あれ、どこかで見たことある)
とか声に出さずつぶやいたところで夢は終わってた。
3~4日後にそっくり現実となって、回復したその後もしばらく予知夢を頻繁に見た。
信じてもらえず笑われるだろうかと心配しながらこのことを両親に話したら、以外にも
「予知夢で事故に遭ったのなら車に気をつければよかったのに、馬鹿だねえ」
って笑われた。
二人とも熱心な宗教家で、心霊現象も信じてるみたい。
父さんエンジニアなのに(^^;
18歳になって専門学校に通う今となってはこの類の夢は頻繁に見れなくなってしまって、最後に見たのは去年か一昨年。
コメントする