275 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 19:59:02 ID:Zm6R9tap0 [1/1回(PC)]

空気読まずにボーイスカウトだったときの話。 

カブスカウト(小3~6くらいの集団)のとき、 
消灯時間過ぎても肝試し行く程ような仲間だった。 
業を煮やした隊長が 


「この辺は羆に食い殺された人が何人もいる」 


と羆嵐並みのグロ話を披露。 
全員恐怖して夜出歩くことは無くなった。 

で、俺は夜中にトイレに行きたくなった。 

熊に怯えつつも尿意を抑えきれず、その辺の茂みで敢行。 
そのとき、正面の茂みの奥からガサガサと音が・・・ 


「絶対クマだ…」


と思いながらも恐怖でその場を動けなかった。 
そしてその影が遂に姿を現した。 


なんと血まみれのおっさんだった。 


しかしあまりにも熊しか頭に無かった俺は、 
そのおっさんが熊に襲われた被害者かと思い、 


「大丈夫かああああああああ!!!!」


と絶叫。 
腑に落ちない顔でおっさんは消えてった。