593 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 00:06:27 ID:ekGIgdNF0 [1/1回(PC)]

俺が専門学校に通っていた時に、友達から聞いた話。 

その友達が高校生の頃に、男6人くらいで神社に肝試しをやりに行った。 
夜の神社は結構不気味だ。まぁ、幽霊なんかいないだろ、と心の隅に思いながら探索。 

結局幽霊なんかでなくて、帰ろうとなった時に、その中の男の一人(Aとする)が、 
「つまんねーな」(みたいなこと、忘れた)と言って、近くの地蔵を蹴った。 

そうしたら、お地蔵さんの頭がはずれた。 

おいおいこれは流石にやべーだろw みたいな雰囲気になったんだが、とりあえず頭を元の位置に戻して 
帰ることになった。 
歩いている途中、Aがいないことに気づいた。 

後ろを見てみると、少し離れた所にAが足を止めて立っていた。心配になり皆で近づいてみると、 


「俺・・これ返さなきゃ」 


と言い、腕に何かを抱えている様なのだが、何も持っていない。 

なんかやべえ・・・と思い、Aを半ば強引に帰すことにした。 
車の中でもAはこれ返さなきゃと繰り返していたが、なんとかA宅に無事帰還させた。 
これで一件落着だな。と思った。

だが、この後Aは母親に 


「俺、これ返してくるわ」 


と言い、深夜2時くらいに家を出て行ったそうだ。 
その日からAは行方不明。 

未だになぜか電話は電源が切れていない状態で繋がる。 
もちろん誰も出ない。