211 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/05/13(水) 18:09:08 ID:yAX6LlDHO [1/5回(携帯)]
私の父親の両親(私の祖父母ですね)の家で起きた話です。
その家は西武線沿線のひばりが丘という駅からかなり歩いた場所にある二階建ての家です。
私がまだ五歳くらいの頃、私の家族はクリスマスからお正月はその家で過ごしていました。
何日かを過ごした夜、私は眠くなり二階の布団に一人で向かいました。
階段は大変暗く、幼い私は常にビビっていました。が、その日は電気をつける前に
顔のすぐそばに光を感じました。黄色いような光で、私の想像する人魂みたいな感じでした。
212 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/05/13(水) 18:15:56 ID:yAX6LlDHO [2/5回(携帯)]
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大いにちびった(漏らしてはないですが)私はすぐに居間に戻りました。
母親がテレビを見ていて顔色が悪いとか言いましたが、私は心臓が壊れそうな勢いで
打っていてそれどころでは無いです。二階に再び行くのが怖くて母親に頼んで一緒に行きました。
そのときはそれで終わりです。
しかし数年後にまた奇妙なことが起きました。
元旦、朝一番に父が話し始めたことは「屋上に誰か居るかもしれない」
という物騒なものでした。父以外は熟睡していたのですが、父は夜中に物音がしたのを聞いたらしいのです。
213 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/05/13(水) 18:21:40 ID:yAX6LlDHO [3/5回(携帯)]
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父はかなり真面目で(三菱電気のとある部門の部長でした)元旦の朝一番に
屋上を調べると言い出しました。雪が昨日まで降っていた寒い朝、父は早速二階から屋上に出て
何か不審な点がないかを調べました。すると、そこには足跡があるのです。
父はやはり昨日の物音は気のせいではなかったと言いましたが、同時に悩み始めました。
その屋上には、家の構造上、二階の内部から通じるドアを使ってしか到達できないのです。
父は兄を疑いましたが、兄は関与を完全に否定。外部の者が進入する経路はありません。
今でも未解決な謎の事件です。
214 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/05/13(水) 18:29:58 ID:yAX6LlDHO [4/5回(携帯)]
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父の体験
父は先ほども書いたように、真面目な人物です。休日は勉強、子供には歴史の本を読ませていました。
そんな父は、実際に霊的な経験をしたことがあるらしいのです。
しかし真面目な父からその話が出ることはなく、母からその話を聞かされました。
ある晩、父は何故か目が覚めたそうです。しかし次の日も会社、時間を確認して寝ようと思い
眼鏡を取り、時計を確認して、また眼鏡を外した瞬間、父は動けなくなったそうです。
金縛り、信じていなかったのに動けない!かなり焦ったそうです。しばらくすると
どうやら人が部屋にいるようだと気がつき、何か影を確認したものの
目が悪くてよく見えない。頭が???な状態になり、次第に息苦しく、気分が悪くなってきました。
そして少したつと気を失ってしまったそうです。次の朝、眼鏡の位置、時計の位置から
夜の出来事が夢でないと判明。そして母に話したらしいです。
215 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/05/13(水) 18:38:07 ID:yAX6LlDHO [5/5回(携帯)]
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その後父は普通に会社に行きました。そしてその夜、父は覚悟をしていましたが何も起きませんでした。
しかし二、三日経ち、会社の父の机に一通の手紙が着きました。それは入院中の知り合いの死を告げるもので
死亡日時は、父が金縛りで死にそうになって焦っていた時と全く同じ。以来父はそういったことを信じるようになったらしいです。
ちなみに、父は似た体験をこの後二回ほどしたらしく、その後には必ず知り合いが亡くなったらしいです。
文で書くとなんかあっけないですね。
この父の話は「あんたも大きくなったし」と母が笑い話のような感じで話してくれました。
母は一切そういった経験をしたことがないそうです。
お終い
あ、本当です、この話。
でも僕は幽霊とかは積極的に肯定しません。
あの人魂も見間違いかもしれないし。。
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