94 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/03/23(月) 16:55:38 ID:QE+O/0W0O [1/2回(携帯)]

俺が中2の時の話 

その頃の俺はエアガンやガスガンにはまっていた。 

中2のくせに親の知り合いの会社でバイトをしていた。 
時給は600円。でも厨房の俺は600円で満足だった。 

あと何日働けば新しいガスガンが買える。そう思いながら黙々と単純な作業をこなす毎日。 
何日か経ち目標の金額を貯めた俺は親の名前を使って念願のガスガンを通販した。 
翌々日には家に届きガスをマガジンに詰めBB弾を部屋の中で乱射していた。 

季節は夏。ガスガンのパワーが最高潮に達する。 

イカレ厨房だった俺はマガジンからバルブを外しガスの流入口をヤスリで削って広げた。 
要は極端なパワーアップを計った。 
ブローバック(実銃を模したスライドが後退する機構)のリコイルが上がり 
10mくらい先のアルミ缶に穴があく。 
今でこそ法律で規制されてるが当時は簡単な改造で 
鉛玉を発射出来る物も少なくなかった。(もちろんそこまでやりません) 
銃を手にし強気の俺はよく年の離れた妹を狙っていた。 

狙っていたとは言ってもただ銃を構えて撃つ真似をしていただけだ。 
ある日もいつもの様に妹に狙いを定め「おらおら~、撃つぞ撃っちゃうぞ」などと調子に乗っていた。 
万が一発射してはいけないのでいつもマガジンを抜いていた。 

95 : 94[sage] 投稿日:2009/03/23(月) 17:25:13 ID:QE+O/0W0O [2/2回(携帯)]

その時ももちろんマガジン(説明忘れてました。弾が入ってる部分のことです。)を抜いていた。 
リアリティを持たせるトリガーに指をかけもう引き金を引くというその瞬間、 
親が「あんた、いじめはやめてこっち手伝いまっし」と俺を呼びつけた。 
俺は気分を害しながらも親の手伝いをし部屋に戻った。 

部屋で何気なく引き金を引くとバシッ!と強烈な音がしてBB弾が発射された。 
BB弾は俺の左足の薬指にピンポイントで命中した。 
「イッテェェエ!!!ウアァァアアア」凄まじい痛みに半泣きになりながら部屋中を転げ回った。 
チャンバー(銃の内部にある一時的に弾を保留しておく場所) 
に弾が入っていたというのはすぐにわかった。 

でもおかしいおかしいおかしい 
俺のガスガンは銃本体にはガスを入れない。 

マガジンを抜いたら絶対に弾は発射されない仕組みだ。 
万が一、銃本体に残っていたとしてもこんな勢いで弾が発射されるわけがない。 
冷静になると同時に今まで自分がどんな危険なことをしていたのか 
妹に改造した銃を向けしかも引き金を引く寸前まで・・・ 
俺は俄然なんともやりきれない気持ちになりしばらく部屋でぼーっとしていた。 
それからは昨日までのエアガン熱が嘘のように 
持っているエアガンを全て処分した。 

オチも何もないなんとも中途半端な話ですいません。 
 
ただあの時、俺の足なBB弾が発射されなかったら今でもエアガンにはまっていたかもしれません。 
そしてそのエアガンで誰かを傷つけていたかもしれません・・・