151 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/07/04 08:15 
冬の寒い日だった。確か、家族は1階に寝ているばあちゃんだけで、 
父母弟じいさんはなぜかみんな泊まりに行っていた。 
で、俺は翌日スキーの大会か何かで早く寝ていたとおもう。 
夜もふけたころ、急に覚醒した。 
誰かが近づいてくるような気がしたからだ。最初は下で寝ているばあちゃんかと思った。 
でも、何のようだろう、滅多に2階に来ないし、こんな夜に・・・と不思議がりながらも寝ながら待っていた。 
キィィイ~~とドアが軋んで誰かが入ってきた、隣のふとんをふんで(ベッドでもないのに、しきっぱなしだった) 
近づいてくるのがわかる。 
そのときは俺は「どろぼうだ!!」と心の中で思っていた。そいつは俺の頭の近くでとまったまま、動こうとしない。 
「何やってんだ!とるもんとったら出てけ!」とガクガクブルブル震えながら思っていたのだが、 
いっこうに動かないので思い切って目を開けた。 
足とか見えるかと思ったが、何もない。 
「え・・・?」と思い、「幽霊だったのかぁ?」と思い直しはじめていた。 
汗をびっしょりかいている。開いたはずのドアは閉められている。 
夢だったのだろうか・・・。そのあとふとんをかぶって寝たのだが、 
あれほど夢か現実かわからんほどの夢を見たのはこれ以来ない。 
心霊体験などしたことがないから今でもすごく印象に残っている。