385 : 1/1[sage] : 投稿日:2003/09/07 05:30:00
心霊話かわからないけどひとつ体験談を 

幼稚園から高校卒業までいっしょだった幼馴染が何人かいるんだけど 
その中で一人だけ、相性がすごくよかった奴がいた。 
自分の家は共働きだったし兄貴も家にあんまり居なかったから 
そいつとは、たぶん一番時間を共にしてたとおもう 
まぁ、そんなだから遊んでる時に同じ事考えてたのか同時に同じ事しゃべる事なんかも 
何回かあったし、それがすごい楽しかったのを覚えてる。 
そいつの何気ない一言に何回も救われてきたし 
本気で喧嘩したのもいまだにあいつだけだったりする。 
自分にとっての居場所がそいつの居る場所になってた気がする。 


386 : 2/3[sage] : 投稿日:2003/09/07 05:31:00
そんな関係が続いたのも高校卒業までで 
頭の出来が違ったうちらは違う大学へ行く事になってから 
だんだん距離が離れていった気がする。 
あいつもあいつで上手くやってるみたいなことを連絡しあってたし 
これが大人になることなんだなぁと、馬鹿みたいに感慨にふけってた。 

それからしばらくたって、ふとあいつの夢をみた 
内容は全然覚えてないけど、あいつが居た夢をみた。 
懐かしくなって久しぶりに会おうと思ったのに電話が繋がらなくて 
イライラしながらメール打ってたら、代わりに親から電話がかかってきた。 
あいつが事故ったこと 
即死だったこと 
他にもなにか言ってた気がするけど覚えてるのはそれだけ。 



387 : 3/3[sage] : 投稿日:2003/09/07 05:32:00
あぁ、そうかあいつ死んだのかって思ったらいろんなこと思い出して 
すごく痛くて自分も死ぬんじゃないかと思った。 
今でもふとしたことであいつの面影をいろんな人に追ってるし 
昔の思い出に浸ってしまう。 

今更、これが本当の初恋だったんだなって気付いた馬鹿な自分がいる。