203 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:03/11/24 18:21
私の実家がある場所は、この界隈では好立地条件ゆえ今でこそ高級住宅地と銘打たれているが、 
そんな場所なのに私が知ってるだけでもゆうに30年以上は雑草生え放題の空き地となっている敷地が未だに2、3点在している。 
その内の1つが実家のすぐ裏にあった。 
うちの父曰く、そこは父が子供の頃にこの地に引越してきたときから既に空き地で、 
近所のもっと昔からいる人達が言う事には、この辺りは昔の刑場だったそうだ。 
特に実家の裏の空き地には古井戸があるそうなのだが、 
その井戸は斬り落とされた首を洗うために使われていたらしい。 
なのでその空き地に立ち入ることは勿論、間違っても井戸に悪さなど決してしないように、 
子供の頃の父も私も大人達からきつく言われていた。 
詳しくは知らないが、それでも悪戯をしてしまう悪ガキというのはいつの時代にもいるもので、 
父の幼少時、井戸で遊んでいた近所の子供が生死を彷徨うほどの原因不明の病に冒された事があり、 
どんな治療を施しても全く改善が見られないので祈祷師に御祓いを頼んだ事があったそうだ。 
誰がどう見ても多分「いわくつき」な土地。 


204 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:03/11/24 18:22
それから何年も何十年も経ちこの辺りも大分開発され、よそからの転入者も多くなり、 
事情を知らずに立地条件の良さからその土地の購入を求める人も多く出たそうだが、 
所有者はどんなに土地の譲渡を切願されても「ここは本当にヤバイから」と絶対に応じなかった。 
(うちのジーチャンも断られた1人らしい) 
ところがその所有者のおじいさんが亡くなり、息子さんに代替わりした時。 
相続税って高いのだろう。どうやら手放さなくてはならなくなったらしい。 
何十年も空き地だったその土地はよそから来た人に売却され、 
まもなく地鎮祭が執り行われていたのを見た時は私も他人事ながら心配に思ったものだ。 
案の定、住宅建設中から大工さんに大した怪我には至らなかったそうだが倒れた材木の下敷きになる等という事故が多発。 
それでもなんとか立派な邸宅が建ち、施主一家が越してきたが、ものの1ヶ月もしない内に葬式が出ていた。 
そこの家の人を見たことはないけれど、どうやら世帯主が亡くなったらしい。 
しばらくして別の家族がその家に越してきたけれど、同様に大した間も空かぬ内に葬式を出していた。 
私はその後就職し実家を離れたので、最近の様子は知らないが、 
聞くところによると数年前に別の家族が今度は家を建て直したうえで越してきて、 
そのまま現在に至っているらしい。 
他の空き地は未だに手付かずのままである。