227 : 蟻 ◆GJCUnhVBSE [sage] 投稿日:2006/12/17(日) 04:26:46 ID:yBezmQGa0 [1/15回(PC)]
小学校五年生の夏の実体験。 

その日、当時住んでいた街に台風が接近していた。確か9119。最悪の被害をもたら 
したアレだ。 
明け方が近くなるにつれて風雨は強まってきた。外では物凄い音がしているため 
ぐっすり眠ることができず、私は寝たり起きたりしていた。 
朝の5時ごろだろうか。 
ふと、「シュルシュルシュル」という音に気づいて目を覚ました。 
(なんの音だろう?) 
間違いない、その音は部屋の中でしている。私はベッドから身を起こして、暗い部 
屋の中を見渡した。 
カーテンだ。 
ベッドの頭の方にある小窓のカーテンが、ひとりでにシュルシュルと開こうとして 
いる! 
そのことに気づくなり、私は飛び起きた。リビングに直行すると、両親は既に起き 
ており、私はたった今体験した出来事を彼らに話した。 
その瞬間、私の部屋から「バリーン!」という音がした。両親の後について見に行 
き、驚愕。カーテンが開こうとしていた小窓のガラスに、隣家のガレージの屋根フ 
レーム(※記憶が曖昧です)が突き刺さり、部屋の中はめちゃめちゃになっていた 
のだ。もちろん、さっきまで私が寝ていたベッドの上も、割れたガラスが散乱して 
酷いことになっていた。 

あの時私を助けてくれたのは一体何者だったのだろうか。