649 : 647[sage] : 投稿日:2003/06/29 16:48:00
つっこみだけでもアレなんで、スレに沿った変な記憶をば。 
消防に上がるか上がらないか位の年の頃、 
階段の前に俺と母が立っていた。 
階段の上には三男(当時生後数ヶ月)を抱いた次男(当時2,3歳) 
母が「買い物に行くから三男下ろして」と言った。 
次の瞬間、ナニを考えているのか次男は抱いていた三男を 
階段の上から放り投げた。 
当時の次男は三男を「甘えさせてくれる親を自分から取った変な物」としか 
認識してなかったらしい。 
三男が階段から転げ落ちる間、見えている映像がスローモーションのように遅く感じた。 
ゆっくりと転げ落ちた後、階段突き当りの納戸の扉にぶつかって三男は止まった。 
烈火のごとく泣き叫んだ後三男は微動だにしなくなった。 
急いで帰ってきた泣きそうな顔の父からこっぴどく叱られる次男、 
(このとき父はいつものヒステリー起こしかけてた) 
青ざめた顔でそれでも何とか冷静さを保ちながら救急車を呼ぶ母 
子供心に三男が死んだと認識し泣きじゃくる俺 
悪い事をしたという自覚が全く無く何故叱られているのか解らずキョトンとした顔の次男 
何つーか阿鼻叫喚といった言葉が相応しい状況だった。 

で、三男は現在無事に高校にも進学し(成績も内申も悪くギリギリだったが) 
就職活動とバイトに勤しんでいる。後遺症らしきもの無し。 
確かにあの時死んだと思ったのに… 
母に話しても「あの時は血の気が引いたよ。三男はぐったりして完全に顔真っ青になってたし。 
前647のお婆ちゃんがなくなった時と同じ顔色だったよね。ほんとにうちの次男と来たら…」 
と語り草になっている程、ちゃんと覚えているようだ。 
親父と次男はもともと記憶力低いのですっかりその事は忘れている様子。 

…何で俺の弟生きてるんだろう