303 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/03/14 20:55:00
いわくつきではないですが・・・ 

ある小学校に、体の弱い男の子がいたそうです。 
その子ももう六年生。今年が最後の運動会です。 
少年は、今まで一度も運動会に出たことがありませんでした。 
もちろん、今年も出られそうにありません。 
しかし、本人の強い要望と、今年で最後ということもあって 
親には内緒で運動会に出場させることにしました。 

当日、少年は100m走に出場しました。 
とうとう少年の番です。 
体の弱い少年は、速く走れるわけもなく、身体を引きずりながらも、 
最下位になりながらも一生懸命走りつづけました。 
他の生徒もその姿に感動し、拍手をして少年を励ましました。 
少年は、ゴールと同時にその場に倒れ、帰らぬ人となりました。 

少年がゴールした瞬間を、写真やさんが写真に収めていました。 
家族がその写真を見たがっても、「見ない方がいいです。」の一点張りで、 
決して見せてくれようとはしません。 
しかし家族が何度も何度も頼み込むと、なんとか写真屋さんは見せてくれました。 
その写真には、ゴールテープを切り、倒れる瞬間の少年の姿が収められていました。 
その後ろでは、生徒達が拍手をして応援している姿が写されてていましたが・・・ 
生徒達の手が拍手ではなく、丁度合掌をするような手になっていたそうです・・・