447 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2002/10/21 02:28:00
私がまだ幼稚園の頃のはなしだから、そうリアルに 
覚えているわけではないのだけど、母からきいた話しと 
わたしの朧げな記憶のおもいででも語りましょう。 

いまの私は何でも食えて徹夜も2晩ならなんとか、というくらい 
健康に恵まれてますが、生まれたときは未熟児、しかも風邪ひいては 
死にかけるというそれはもう手のかかるガキでした。 

ある日母が眠っていると何やら押し入れの箪笥のほうから 
ぞろぞろ小人がでてきてやたら彼女の髪の毛をひっぱるので 
眼がさめた。寝ぼけてるか育児疲れの幻覚か?とおもった 
らしいがその小人さんのひとりが「あかちゃん、息してない・・・」 
と言うものだからあわてて隣りで寝ている私のところまで 
いったら、私が泡ふいて紫になってたのだと。 

あわてて人工呼吸して親父叩き起こして救急車。その時の医師が 
「もし人工呼吸が遅かったらこの子は死んでました。よくても 
脳死、ほんと十数秒の差だったんですよ!」と言ってたとか。 

母は元々信心深い家から嫁いできたので嫁ぎ先の仏壇が 
あんまり手入れされていないので奇麗にしてお供えして 
毎日心経を唱えていた。その仏壇が家の間取りの事情から押し入れ 
にあったのだが、彼女は押し入れの小人さんたちが実は先祖の 
化身ではないかと思い、感謝をしたのだと。(続きます) 


448 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2002/10/21 02:32:00
その後でわたしも物心つき母からかくかくしかじかでお前は 
小人さんに助けてもらったんだから、朝だけでもいっしょに 
挨拶することということで、いっしょにまんまいちゃん、あん。 

そうしたある日、私が麻疹(はしか)に罹り病院へ。心臓も止まり 
もう今回ばかりはと母もあきらめてたら、病院に小人団体が 
来てなにやら輪になって踊っているような祈ってるような動作を 
したら心臓が動きだして脈ももどったのだと。 

実はその時の夢はわたしも覚えています。 
わたしがふわふわ空を飛んでいたら白い髭を生やしたおじさんがもう 
降りなさいと。わたしがもうちょっと遊ぶとだだこねたら、 
白髭さん「おまえは誰がすき?」と質問 
わたし「おかあちゃん、おとうちゃん、おねーちゃん、ピピちゃん(当時 
飼っていたイヌ。多分『宇宙人ピピ』から取ったネーミング)、それからね~」 
白髭さん「お前のすきな人がみんなおまえが降りなかったら 
みんなえーんえーん泣くよ」 
わたし「降りる~」 
・・・というわけで降りたわけですが、これがあの世とこの世の 
境だったのだろうといまでもおもってます。その時に踊りのリーダー 
をしていた小人さんと私が夢でみた白髭さんがそっくりだったのには 
後でびっくりしました(後で絵に描いて二人で見せ合いした)。 
(ごめん、まだ続く。こんどが最後) 



449 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2002/10/21 02:33:00
その後も紆余曲折はあったけど、最悪の事態というものが来たときでも 
何かに護られているという確信があります。頼りつつも自分の脚で 
しっかり生きてゆく事も教えてもらっているので、いまは精いっぱい 
自分の生を全うすることを目的としています。 
皆さんにも絶対そういう護りの存在がいるとおもいます。一度挨拶 
してみてくださいませ。 

(わたしはいま実家を離れてますが、実家の方向にむかって 
毎日挨拶してますよ。二日酔いで酒臭いときや彼女が横で 
眠ってるような時は「こんなマセがきになっちまいました」 
と謝りながら。)