375 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2002/10/03 15:05:00
ここでは初書き込みです。 
読んでいるとなんとなく書きたく 
なったので、長文ですが。 

今年のお盆の出来事。 
父親方の実家に帰省したときの話。 
田舎(といっても都会)は1階が工場となっており、 
2階が事務所その奥に婆ちゃんが住んでいる。 
爺ちゃんは15年程前に他界しており、婆ちゃんは 
一人暮らし。 
親父はその工場で働いていて、その日は仕事で外に 
出ていた。 

嫁さん、そして4歳になる息子をつれて行っていた 
俺は、2階の事務所でテレビを見ながら他の親戚達 
と雑談をしていた。 
その時、ふと気がつくと4歳の息子の姿が見えなく 
なっていた。 
「また工場に行ったな」と思い、(機械工場なので、 
旋盤やボール盤、溶接機等があり息子はそれらが面 
白いらしくて良く触ろうとする。休日だから工場に 
はだれもおらず、ドリルや鉄板等があるため危険) 
急いで2階の事務所の窓から下を覗いた。 


376 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2002/10/03 15:07:00
そこには1人で誰かと話をしている息子がいた。 

「親父、帰ってきたのか・・・」と思い話を聞いて 
いると、息子は「おじいちゃんお仕事してるの?」 
等と聞こえてくる。 
やはり親父が現場から帰ってきたと思った俺は嫁に 
その事を告げ、工場へと降りて行った。 
途中なにか違和感を感じながら・・・ 

下に降りると息子は話を続けていた。 
「おじいちゃん帰ってきたのか?」そう息子に声を 
かけると・・・ 
誰も居ない、そう、先程感じていた違和感とは息子 
と会話している相手の声が聞こえなかったのである。 



377 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2002/10/03 15:07:00
「おじいちゃんが、あそこで仕事してる」そう言っ 
た息子の指差す方を見ると、やはり誰も居ない。 

しかし、そこは亡くなった爺ちゃん(息子にとっては 
曾爺ちゃん)が愛用していた旋盤であった。 
もちろん息子は爺ちゃんを知らない。 
仏壇にある写真でしか見たことがない。 



378 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2002/10/03 15:08:00
ちょっとドキドキしながら「あそこで誰がお仕事して 
るの?」と息子に聞くと、「写真のおじいちゃん」と言 
った。「お仕事の服着てあそこでお仕事してる」と。 

たしかに亡くなった爺ちゃんは工場を立ち上げた人で、 
仕事がとても好きな人だった。 
俺も学生の頃バイトで働いていた時に失敗して潰した 
ボルトを、爺ちゃんがこっそりとその旋盤で直してく 
れた事は今でも覚えている。 



379 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2002/10/03 15:08:00
妙に懐かしさがこみ上げてきた俺は、その方向に手を 
合わせて「あんまり無理しない様にな、爺ちゃん」と 
心の中で祈り、息子をつれて上がっていった。 
「爺ちゃん楽しそうだったか?」と聞くと「うん、笑 
ってた」と言った息子の言葉になんだか涙がでました。 

長文すみませんでした。 



380 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2002/10/03 15:19:00
>>375-379 
じぃちゃん、働くのも工場も大好きなんだろうね。 
まだばーちゃんもいる訳だし、一番好きな場所なのかな? 



381 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2002/10/03 15:23:00
おじいちゃんいいね  
俺もおじいちゃんに会いたくなっちゃったよ・・