286 :本当にあった怖い名無し[sage]投稿日:04/08/15 01:34 ID:b8/+8/Ta[1/4回]
15年くらい前のある晩、 

友達が青い顔してやって来た。 
オレのアパートから歩いて2分の場所に一件屋の離れを借りて住んでいるのに 
「今日泊めてくれ」と言う。 
いつもと様子が違うし兎に角部屋に入れ話を聞くと 
「この2~3日夜中になると金縛りにあうんだ...」 
マヂで全く霊など信じてないやつがそんなことほざくので面白くなって詳しく聞いてみた。 
オレ「で、どんな感じなの?」 
友達「寝てると背中に氷みたいに冷たい小さい奴が抱きついてきて金縛りになる」なんか洒落にならん感じ... 
次の朝自分の借りている離れに帰ろうとする友達に「寝るとき頭側の壁に立てかけとけば?」 
と言って般若心経が書いてある色紙みたいなのを手渡した、いつに無く素直にうけとった友達は力無く帰っていった。 

続きます


287 :本当にあった怖い名無し[sage]投稿日:04/08/15 01:59 ID:b8/+8/Ta[2/4回]
>>286 の続き 

それから2、3日して友達の部屋に行って 
「大丈夫か?」と聞いてみた、 
すると「言われたように立てかけたんだけど...」 


友達は色紙が倒れないように30度ぐらい角度を付けて立てかけたらしいのですがソノ時が来たら 
こちら側に色紙が倒れて般若心経の文字が下になり見えなくなっしまったんだそうです 

修学旅行で行った京都のお土産屋で買った安物はあんまり効き目がなかったか。 

でもその次の日からは金縛りにはあわなくなったと言ってたから少々効いたのかも(w 


その後アパートの管理人のばぁさんに聞いてみたら 
友達の借りていた離れは昔、小さい女の人が住んでたそうです、しかも病気になりその離れでしんでしまったんだと