174 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/01/26 17:37:00
ある人に話を伺えたのでここに記す。 

山の仕事が忙しいときに時々山の宿舎で 
同僚数名と過ごす事がよくあった。 

昼間の激務のため、みな夕食後ぐっくりと眠るのが 
常であった。 
でも時々 夜中に妙な音で目が醒めることがあった。 
「ひょーひょー」と叫びながら何者かが歩いて 
いっている。こんな山奥でのことである。 
しかも夜間である。 
だれがなんのために叫びながら歩いていくのか 
不思議に思ったその人は何度かめに声の方に宿舎 
を出て歩いていった。 
すると、山中を白装束を頭からすっぽりかぶった 
集団がうねうねと歩いている。手にはランタンを 
もち 中のうちの一人が「ひょーひょー」と叫んでいる。 
そのうち、彼が覗いているのに気がついたのか。一斉に 
彼の方を見た。そしてそのうちの数名が彼をおってきたのだ。 
彼は急いで宿舎に逃げ込んだ。 
翌朝、おきて宿舎を出てみると、宿舎の入り口に獣の足跡 
と毛がたくさんのこっていたという。