86 : 自転車小僧 ◆IBmI/K76EY [sage] : 投稿日:2003/03/17 14:27:00
リアル工房の夏休みにみょーな電話がかかってきた。
非常に念がいった電話だったのでいまだに覚えている。
お盆前に某航空会社から母親と妹と自分と全然知らない女性の4人でソウル
行きの切符を予約しているが、パスポート番号を教えて欲しいという電話が
まず入った。そのときは母親が出て、「パスポートも取っていないし、ソウル
へ行く予定もない。」と取り合わなかった。
それから2,3日して今度は妹がその航空会社からパスポートの準備はできたか、
何日何時の便ですからチケットはどこそこに取りにきて、どこそこのカウンター
まで持っていくようにという知らせの電話を受けた。もちろんそんな予約も何も
していないので妹も「そんな予約は知らない。」と答えた。
奇妙だったのがその航空会社職員が母親、妹、私の名前と生年月日を間違いなく
読み上げ、「間違いないですね。」と念押ししていたそうだ。
それからさらに数日、家でごろごろしていると電話が鳴ったので取ってみると、
「某航空ですが、本日のソウル行きにお乗りにならないんですか?お乗りになら
なければキャンセルということになりますがよろしいでしょうか?」と言われた。
もともと、パスポートもなければ、ソウルなんて行く用事もないので「キャンセル
してください。」と言うと非常にムスッとした感じで「分かりました。」と電話
を切られた。
その時も母親、妹、私の名前をきちんと読み上げていた。全然知らない女性の名前
とともに・・・。

その後、電話もかかってくることも、キャンセル料の支払い請求もなく、父親も近所
の人や親しい人も全然知らないと言うので訳の分からない電話と言うことで済まして
いた。

それから1週間ほどしてその航空会社の飛行機が爆破され墜落した。