340 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/03/27 13:11:00
オーストラリアの地下湖の話、知りたいです 


341 : 青田 ◆t291XhvMgA [] : 投稿日:2003/03/28 00:10:00
>>340 
ではでは。 

水中写真家のIさんの体験談。 
オーストラリアには地底湖というのがあり、彼は仕事で 
それを撮りに行く事になったそうなんです。 
地底湖はですね、見た目は直径1mくらいの大きな水たまり 
なんですが、実はそれは入り口で中に入っていくと深くて広い 
巨大な湖になっていて、大変入り組んだ迷路の様になってる。 
もちろん暗闇の世界。 
ダイバー何人かで隊になってお互いはぐれない様、命綱をつけて 
潜るわけです。実際行方不明になるダイバーも少なくない様で、 
命綱は厳重に結ばれます。照明は先頭の人が照らす。 
はぐれたら迷ってあぼーん。 



342 : 青田 ◆t291XhvMgA [] : 投稿日:2003/03/28 00:11:00
でまあ、撮影が終わったので帰ろうということになった。 
カメラマンであるIさんは前に出て撮影していたので結果的には 
最後尾ということになったんですね。照明つけてますが、視界は暗く 
狭いです。それに余り足をバタバタさせると砂が舞い上がってしまう 
ため、移動は非常にゆっくりとなります。 
やっと出口近くに着き、先頭の人から順に地上への縦穴を浮かび 
上がっていきます。最後尾にいたIさんは上昇の順番待ちをしている 
間、フッと背後に何かがついてきている様な気配を感じました。 
最初は大きな機材を背負ってるので、そのせいかなと思ったけど 
どうも違う。 



343 : 青田 ◆t291XhvMgA [] : 投稿日:2003/03/28 00:11:00
かといってこの地底湖にはそんな大きな魚もいないと聞いていた 
のでIさんは「おかしいな?」と首を捻りました。で、上昇する順番に 
なったんで浮びだした。そしたら後ろに誰かいる。 
「あれ、途中で抜いちゃったかな?」そう思って前にいるダイバーを 
数えるとちゃんと頭数揃ってる。すごく不安になったけれど、こういう時は 
冷静に行動しないと大変な事になりますからね、とにかく一旦上がってから 
確認しようと思ったそうです。 
一度上がって、それから潜りなおしたんですけど、そうしたらロープのところに 
いたんですね。髪の毛は残ってましたけど、白骨化したダイバーが。 
「でも不思議なんだよね」 
後にIさんが語ったことです。 
「あそこはね、まるで迷路なんだよ。そこに一度隠れたようなものが、戻って 
くるなんてことはまずあり得ないし、流れもあるから、ずっと私のあとを着いて 
くるなんて、信じられない。もちろんロープ(命綱)だって掴めないからね。 
まあ、帰りたいという彼の念がそうしたんだろうかと思うしかないよね。」