212 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/04/21 04:48:00
修学旅行で九州に逝った時。忘れもしない2泊3日の1泊目の夜。普通の旅館。
他の生徒は大部屋だったが、私と友達合わせて4人だけは小さな和室だった。
なんとなく怖くて、枕を付き合わせるように風車のような形に布団を引いた。
こうすれば全員端っこじゃないので。深夜になり誰かが「もう眠い」と言ったので電気を消した。
私は宵っ張りなのでまだ寝たくなかったけど仕方ないので布団に潜った。
しばらくすると誰かが歩き回ってる音がする。「スッ、スッ」と畳の擦れる音。全員布団の中のハズ。
段々音が私の方に近付いて来る。怖くてもう汗ダク。バッと隣の子の布団に手を入れて、
「お願い、起きて、電気点けて!!!!!誰かいる!!!!!」と言ったが「はぁ?」って感じ。
「頼むから点けて!」と半泣きしながら頼んでやっと点けてもらったけど…誰もいない。
汗と涙にまみれた私を見て信じてくれたけど、皆既に寝ていて誰も音は聞いてなかったらしい。
姿は見えなかったけど、何故かソレが「着物を着た女の人」で「私は殺される」と思った。