2018年01月

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    当時こっく○さんがブームで、オカルトに興味があった私も興味津々だったので 
    同じクラスの幼馴染の親友Aと、親が神社をやってるまじめ(俺らのグループでは)B、 
    儀式そのものに参加はしないものの、見届け役としてC(おっちょこちょいでふざけ癖がある)と一緒に 
    こっく○さんをやろうという話になりました。そして放課後。 
    4人以外みんな帰宅したのを見計らい、私たちはこっく○さんの準備を始めました。 
    こっく○さん、こっく○さん、北の窓が開いています、どうぞおいでください・・・・・ 
    十円玉は指を乗せたまますーっと はい の場所へ移動しました。

    【・・・・こ・・・ろ・・・せ、、、】の続きを読む

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    大学の帰りに近くに出来たブックオフに寄ったので、
    いつもとは違う道を駅まで歩いていた。8時過ぎていたと思う。 

    【新しめの雑居ビルに飛び込んだ】の続きを読む

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    俺は、彼女と某アウトレットに行った帰りの道を車で運転していた。 
    途中、何の変哲もない赤信号の交差点があった。 
    俺の車の前に4台、信号待ちの車が停まっていた。「ああ、4台停まってるな」と 
    何の気なしに確認したことをはっきりと憶えている。 

    【俺の車の前に4台、信号待ちの車が停まっていた】の続きを読む

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    こないだバイトの帰り急に大雨が降り出してきて傘もなかったから駅から家までダッシュすることにした 
    道路沿いの道を走ってたんだけど、道の脇にある公道花壇の土の中に人の顔があった 

    【公道花壇の土の中に人の顔があった】の続きを読む

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    昔母ちゃんと車で出かけた時に「今日はどこかで運動会でもやってるのかねぇ」て
    唐突に話しかけてきたんよ 
    俺は(何いってんだ?)て思いつつ適当に「どうだろうね~」なんて答えてたんだ 

    【昔あの辺に汽車が通っちょってね】の続きを読む

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    幼稚園の頃、私は何でも知りたがり色々な疑問を、両親や祖父母に聞いていました。 
    ある日私は近辺の地名に由来があることを知り、とても興味を持って詳しく聞いていました。 
    地域の歴史に詳しい母と祖母は、私の言う地名の由来をスラスラと答えてくれていました。 
    ただ一つの地名を除いて…。

    【地名の由来】の続きを読む

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    2週間くらい前?だったか、瞬間的豪雨?ゲリラ豪雨?何か唐突にやばい雨降るやつがあったんだが、 
    その日学校は期末考査で午前中だけだったから、俺午後には家にいて、勉強もせずに漫画読んで充実してたのよ。 
    んでしばらくして勉強でもすっかなー、って思ってたらたら窓からバリバリバリって音すんの。 
    おったまげて飛び起きたら例の雨だった。

    【ただただ奇妙で、小説みたいで】の続きを読む

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    正直オカルト大好きだった昔取った杵柄とかそんなものはなく、ただ入ってくるなよ入ってくるなよ、と叶いもしない祈りをしながらひたすら怯えてた。
    そうしていつの間にか引き戸から目を離せなくなっていた俺は、何か人型の黒い靄のようなものが扉を開けて入ってくるのをまともに見てしまった。
    すーっと、部屋に入ってきたそれは俺の足元までやってきて、そこで立ち止まった。 
    顔なんてわからないので男か女かなんてものも全くわからなかったが、そいつが俺の足元に立ってこちらを見つめていることだけはわかった。 
    程なくしてその気配はベランダのガラス戸がある方へ向かい、そのまま外へ出て行ってしまった。 
    汗でびしょびしょになった身体を起こしながら、俺はキッチンと寝室を隔てる引き戸を確認してみた。 
    その引き戸は俺が最初に見たときと同じように、5cmぐらいの隙間が開いているだけだった。 
    「心霊特番とかでもよくあるけど、こういうちょっとした隙間から幽霊が入ってくるとか定番だよなぁ」 
    とか思いながら、実害がなかったこともあってか、あっという間に余裕を取り戻してもう一度ベッドに潜り込んだ。

    【23区内で月5万、1Kの風呂トイレ別 後編】の続きを読む

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    俺は元々所謂“見える”人間だった。 
    高校・大学時代に有り余った時間にかこつけて心霊スポット巡りとか廃墟に突撃とか頻繁に繰り返したりしていた。 
    それも社会人になり東京の会社に就職する事が決まって、きっぱりとそんな学生気分にケジメをつけて、もっと他人と気軽に共有できる趣味でも持とうと思っていた。 
    早速東京の部屋を探しに母親と一緒にあらかじめ目星をつけていた物件を見てまわることになった。 
    その中でも23区内で月5万、1Kの風呂トイレ別で築10年ちょっと、更にはベランダ付のかなりの優良物件を見つけた。 
    他の候補もあったが、不動産会社の人も「これだけいい物件は自分も中々お目にかかったことないですね」と言ってた。 
    事故物件とかでもなさそうなんで、母親も納得してその部屋を借りることに決め、他の人にとられないうちにと契約を結んだ。

    【23区内で月5万、1Kの風呂トイレ別 前編】の続きを読む

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    実家の近所にある小さい運送会社で荷分けやトラック助手のバイトをしていた。 
    現場を仕切っていたのは、社長の息子で2つ年上の若旦那。 
    んでバイト仲間に同じく大学生のAくんがいた。Aくんは自他共に認めるアホキャラ 
    だったが、明るくて元気で同僚としてはすごくイイ奴だった。 

    【運送会社でバイトをしていた】の続きを読む

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