2017年06月

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     彼女は通勤で電車を使うらしい。 
    その日もいつものように満員電車だったそうだ。 
    直美さんは「いつものこと」と我慢して乗っていたという。 

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     私はカレンダーに当日の予定を書き込んでいます。 
    その日も、今後の予定を書き込んでいました。すると、なにか違和感を感じます。 
    よく見ると、以前書いた予定が微妙に変わっていたんです。 

    【私はカレンダーに当日の予定を書き込んでいます】の続きを読む

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    去年度の終わり、それまで毎年届いていたはずの成績通知表がぴたりと途絶えた。 
    成績のことで親からグチグチ言われるが嫌で仕方なく、ならいっそ隠してしまったらどうかと考えて、母の怪訝そうな視線も尻目に毎日ポストを確認していたのだが、一向に投函される気配がなく、新年度になっても届かないので、流石に私も疑念を抱いた。

    【不眠症が最近の私の悩みだ】の続きを読む

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     寮に入ろうとしていた管理人に状況を説明し、 
    先生は怒られながらも携帯をとらせてもらった。 
    どの部屋に自分がいたのか忘れたので 
    管理人の携帯を借り、自分の携帯に電話した。 

    【H18号室 後編2】の続きを読む

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     そして、これは直接の関係はあまりないと思うが、 
    書いておこうと思う。一応後日談。 
    時は過ぎて先生は20才。ちょうど教育実習中で、 
    またそこの某高校へ赴任したそうだ。 

    【H18号室 後編1】の続きを読む

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     が、しかし隣に響いてもおかしくないぐらい音がでかかったそうだ。 
    どこをたたいてもそんな音は出ない。そんな日が続いた。 
    『とにかく原因の分からないラップ音のようだった』と、先生は語った。 

    そしてしばらくたって、大変な事態になった。 

    【H18号室 中編2】の続きを読む

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     それで友達は『あ…』と言って『○○、ここは俺がしとくからお前は休め!』 
    と、かなり態度が違ったそうだ。そして次の日 
    そして先生は昨日あったことを先輩に言うと 
    『あー、やっぱりか』と言ったらしい。そして先輩は先生に 
    『あの部屋に居て夏までもったのはおまえだけだ』と言った。

    【 H18号室 中編1】の続きを読む

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     先生はせっかくウトウトしてたのに! とイラッとしていて 
    二段ベッドの一段目から見ていたら、その人は夏なのに、 
    長袖を着ていたそうだ。顔は上の段で隠れていて見えない。 
    そしてその人は一直線にベランダに向かって 
    そのまま戻ってこなかった。その時先生は寝ぼけていたので 
    『誰かが外に涼みに行ったんだ』と思ったらしい。

    【H18号室 前編2】の続きを読む

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     いつも通り決まった時間に授業が始まり、その授業の 
    時は怖い話をしよう ということになったんだ。 
    そして、その怖い話が今回の物語になる。 
    (ちなみに先生は幽霊の存在を信じてない) 

    【H18号室 前編1】の続きを読む

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    僕の従兄弟は地元でユタと呼ばれる、占い師?イタコ?みたいなものの 
    修行や勉強をしてるんです。 

    僕と一緒に介護施設で働いてるんですが、よく一点を見つめては 
    「あそこに霊がいる」「土地の神様が怒ってる」みたいなことを言ってきます。 
    正直、全然信じてない僕はいつも、また始まったよと思いながらも 
    軽く受け流していました。 

     そんなある日、14時30分頃出勤しフロアで利用者を見渡すと、 
    うちでも一番高齢の女性の利用者(Tさん)が車椅子に腰掛けたまま眠っていました。 
    【従兄弟が何故詳しい死因まで分かったのか…】の続きを読む

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