2016年11月

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    810 : 1[sage] 投稿日:2011/12/21(水) 09:35:44.41 ID:REsxUn8+0 [1/8回(PC)]
    小さい頃から『見える』体質ではあった。ちなみに母も。 
    だけど、そんなに怖い体験はしていない。 
    子供の頃の鮮明な記憶は、夜中寝ている時にふと目が覚め、 
    なんとなくドアの方を見るとそーっとドアが開き、 
    そこに迷彩帽と迷彩服着た男性が立っており、じーっと見ていると消えた。 
    それが一番怖いくらいかな。 


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    785 : 遺跡(1/2)[sage] 投稿日:2011/12/20(火) 03:15:22.53 ID:1Ho/FhjA0 [1/1回(PC)]
    大学時代の話だから、ざっと10年くらい前の話ね。 

    夏休みが終わって、後期の授業が始まった辺り、学食で数人でダベっていたら、 
    友人のAが「夏休みに、バイト先でちょっと恐い経験をしたんだけど……」なんて言い出した。 
    彼のバイトは、大学の考古学専攻主催の遺跡発掘だったそうな。 

    俺は、ちょっと遺跡とかに、興味があったから、すかさず「遺跡ってどこ?」と聞いてみた。 
    すると、Aは「ん? ああ、銀座だよ」って、さも当たり前の様に答える。 
    そして「遺跡っていうと、縄文時代とかイメージするだろ? けど、そういうのはごく一部。 
    実際は江戸時代のものとかが多いんだ。それも東京ど真ん中に」なんて言う。 

    江戸時代でも遺跡なのか……と妙に感心していたら、Aはやっと本題を切り出してきた。 

    「それが、銀座にある江戸時代の墓場の発掘だったんだけど、昔は木の桶みたいのに死体を入れたりするだろ? 
    そういうのが何個も出てきたんだけど、俺が見つけた桶の残骸の中に、ぽつんと黒いかたまりが入ってたんだ 」 

    「黒いかたまり?」 
    俺は聞き返す。 

    「自分じゃ判断出来ないから、現場監督みたいな人を呼んで、『これなんスか?』って聞いてみたんだよ。 
    で、何だったと思う?」 


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    779 : 1/2[sage] 投稿日:2011/12/19(月) 22:51:01.42 ID:SiKtQP6b0 [1/2回(PC)]
    もう20年ぐらい前の話。 
    ウチのじいちゃんがガンで危篤になった時、夢を見たそうだ。 
    じいちゃんはやたらキレイな花畑の中に立っていて、 
    その近くには川があったんだと。 
    ふと川の向こうを見ると、もう5年前に亡くなっていたおばんちゃ(じいちゃんの母親)と 
    10歳とかそのぐらいの男の子がニコニコ笑って手招きしてたらしい。 

    そんでじいちゃんが川を渡って、そっちに行こうとしたら、 
    後ろから本家のおじんちゃが来て、 
    「○○(←じいちゃんの名前)、おめはまだ若けぇからこっちにくんな」 
    と言い残して本家のおじんちゃは川を渡って行ってしまったらしい。 

    なんとなくじいちゃんも行っちゃいけないんだと察して、 
    川を背にして歩き出したんだそうだ。 
    そして気がつくと、じいちゃんは病院のベッドで意識を取り戻したんだってさ。 

     
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    685 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/12/16(金) 18:38:47.90 ID:8Lh5Cr0M0 [2/8回(PC)]
    これは学校の都市伝説の一つなんですが・・・ 

    礼法を習うための、礼法室と呼ばれる部屋が一つあるんです。 
    一階の調理室の隣の部屋で、かなり広い。 
    座敷を上がるとリビングっぽい部屋があって、その隣に結構広い和室がある。 
    教室の中に家の一室を造った感じです。 


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    542 : 1/4[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 17:12:56.50 ID:X0D3Ot420 [2/8回(PC)]
    当時自分は小学校低学年 
    夜はぐっすり夢は見ないし、トイレにすら起きないという快眠ぶりだった 
    けどあの日は珍しくも夜中に目が覚めちゃって 
    中々寝付けなかったのね 

    同じ部屋に弟も寝てるから電気つける訳にもいかないし 
    ひたすらゴロゴロしてたんだけど 
    それでも全く眠くならないし、妙に落ち着かない 
    それでお水でも飲もうかなってベットから這い出したんだ


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    521 : 1/3[] 投稿日:2011/12/11(日) 01:21:03.06 ID:NAhuSlgu0 [1/3回(PC)]
    これはうちの体育のK先生(以下K)から夏休み前に注意がてらに話したお話。 

    20年ほど前にKが高校生の時、Kがいたクラスはかなり荒れていた。 
    その中にA,B,Cという奴らがいた。3人はその地域でも有名な不良で、 
    近くの高校に喧嘩を売りに行き、その度に担任や生徒指導部、校長と謝りに行っていた何て事がしばしばあった。 

    夏休みに入り、A,B,Cの3人は心霊スポットに行こうと計画し、 
    コンビニなどによくある心霊スポットの載っている雑誌を読んでいると、その中でも飛び切りヤバいところがあった。 
    しかも、そこは3人の住んでいる街の近くにある場所という事で即そこに行くことになった。 

    早速、3人はKとKの友達を呼び、原チャ(KとK友はB,Cの原チャのケツに乗ってきた)でその場所へと向かった。 
    その場所は、雑誌にも「とある石碑の周りを3周するとヤバい」と書かれるまで、危険なスポットと噂されるぐらいだった。 
    特に石碑のある場所は外灯も少なく、他の場所とは違い、明らかにヤバい雰囲気を醸し出していた。 


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    511 : 1/3[sage] 投稿日:2011/12/10(土) 23:20:32.38 ID:gLBgx5ed0 [1/4回(PC)]
    今でも何だったのかよく分からない高校生の頃の実体験 
    高校の頃、生徒会役員をしていた。 
    そのため合宿(という名の残業)のために、校内にある新セミナーハウスに三回泊まったことがあるんだけど、三回目での体験。 
    (ちなみに一回目も二回目も何ともなかった。) 

    夜ごはんを食べ終わり、風呂のお湯が溜まるのを待っていた時のことだったと思う。 
    みんなで二階にある大部屋で、布団を敷きながら「明日は文化祭本番だ」と盛りあがっていたんだけど、 
    ムードメーカーのAがいないことに気がついた。 
    でも、わりとみんな個人行動が好きなのでだれも気にしていなかった。 

    自分も、キッチンで何か飲もうと一階に下りた。 
    あまり大きなセミナーハウスではないので、階段を下りるとすぐに玄関。 
    季節は十一月半ば。山が近いために空気は寒いくらいで、玄関のあたりはしんと冷え込んでいた。 

    その玄関に、寒がりのAが、裸足で立っていた。 

    「A? 窓にコウモリでもあつまってるの?」 
    夏に泊まった時、Aがコウモリにびびって固まっていたことを思い出して声をかけるが、Aさんは微動だにしない。 
    声が小さかったんだろうかとAさんに近づいて、気付いた。

     
    【なにか分からないことをぶつぶつと呟いている】の続きを読む

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    477 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/12/10(土) 10:56:40.45 ID:pP0hpCw00 [1/3回(PC)]
    幼少期、誰もいないのに声が聞こえるっていうのがよくあった。 
    母子家庭で鍵っ子だったもんだから、家に帰ると一人で留守番ってのがよくあったんだけど、例えば 
    「ただいま」→「おかえり」 
    「疲れた」→「お疲れー」 
    みたいな感じで。 
    怖いとか感じるより、昔からあったから気にもしてなくて、もちろん家族にも言ってなかった。 
    家に誰かいると聞こえなかったし。 

    でも、年を追うごとにそういう会話?みたいのはなくなった。 
    当時ちょっとアレな家庭環境だったこともあって、現実逃避気味の妄想入ってたんじゃないかなと思うけど。 

    その代わり、一人の時以外で声をかけられるようになった。 
    上記みたいに返事じゃなくて、「ねぇ」とか「おい」とかそんな感じで。 
    それでついつい返事しちゃうんだけど、誰も呼んでないって言う。 
    自分でも、誰に呼ばれたとかどんな声だったかは覚えてない。 
    初めは家族も「また空耳かよww」って感じで笑ってたんだけど、あまりにも頻度が多い上に突然過ぎるから、段々気持ち悪くなってたみたいだ。


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    430 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 17:29:36.32 ID:uktFgYvY0 [2/4回(PC)]
    -- 
    ウチは日本の基幹を外れた田舎なので国道ですら街灯も歩道も無い山坂道が殆どなんだが 
    最近は古道歩きとかお遍路さんみたいのが流行ってて、夜でも時折歩く人を見かけるんだ。 
    一応自転車にしては明るいライトつけてるけど、やはり車のライトと比べると照射範囲が狭く 
    スピードが出てると風体まではよく観察できないことが多い。 

    自分がよく通る山の中の国道で、夜中走ってるとかなり高い確率で人に遇う場所があって。 
    ウチから行くと、その道路で一番高い標高の峠を越えて2kmくらい?下ったあたり。 
    峠の頂上付近は、最近走りやすい両通二車線に付け替えられたその新国道と、歴史古道とが近くて 
    バス停もあり、古道歩きの人たちの現代社会との接点とも言える箇所の一つなので 
    国道を歩く人がいるのも解らなくはない。 
    さすがに夜の森の中の古道は怖すぎよね、という意味で。 

    でも・・・そこを深夜「下ると」、ある場所付近にたいてい人が「立って」るんだよね 
    対向車線側でこちら向いて。 
    「歩いてたら何か近づいてきたから振り返ってじっくり確認してた」 と解釈できなくはないんだけど。 
    かなり先まで見通せるくらい緩いコーナーが繰り返される下り坂でスピードが出せるうえ 
    道が単調で正確な位置の特定が難しいんだけど、まあ200mも誤差の無い範囲に立ってる。 
    一瞬でもよそ見すると細いライトの照射範囲の路面情報を逃すかもしれない=大事故、なので 
    いつも目の端に捕らえるだけだけど、笠被ったお遍路さん的格好の人という感じがしてた。 

    これまで夜7、8回は下ったけど、2回くらい居なかったか気づかなかった以外は見かけたと思う。 
    逆に登ってるときは一度も見てない。 
    登り(=帰路)は大抵夕方から夜早い時間なので、歩いてる人自体はよく見かけるんだが 
    下り(=往路)は全て夜半過ぎから未明。バス停で寝袋、は居ても 
    他に歩いてる人はほぼ居ないから、三度目には 「え、また?」と気になってた。 
    そこは家から僅か50kmほどで昼間なら何十(百?)度と通ってる場所なので 
    看板・標識やオブジェや鮎の密漁警戒の案山子など、見間違うものは無いのも知ってる。 
    昼通った時に良く確かめたこともある。

     
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    389 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/12/08(木) 22:01:33.94 ID:wrm/xhj0O [1/1回(携帯)]
    昔、家族で県営の住宅に住んでいた時、壁にガイコツみたいなシミがあった 
    それは俺が物心がついた頃からあったが、最初は親指程の大きさだったのを覚えている 
     
    それが十数年経つと、縦60センチ横45センチ程に成長した 
    これほどの大きさになると流石に気持ち悪くなって、ジャケットなんかで隠して生活していたんだが、高校入試の勉強にいそしんでいる俺の横で深夜にパサッとジャケットが落ちたりして度々、嫌な気分にさせられた 
    そんな事が続いたある日、俺が家に帰ると、あのガイコツの部屋の壁全てが黄緑色に塗られいた 
    父親に聞くと、「お前もあんなもんがあると勉強に集中できんだろ、だから塗りつぶしてやった」との事 
    まあ俺にすれば、入試の事で頭がいっぱいだったので、どうでも良かったが、正直少しホッともした 
     
    そして、その年が明けて入試の方も何とか受かって喜んだのも束の間、両親が突然、離婚した 
    家族はバラバラになり、俺は16年過ごした県営住宅を離れた 
    それから更に10年の月日が流れ、風の頼りであの県営住宅が取り壊される事を知った 
    俺はいてもたってもいられず、幸せだった頃の家族の思い出をたどりに、夜中にブルーシートに包まれ、解体準備に取りかかっていたあの住宅に忍び込んだ 
     
    何もない部屋は、どの部屋も少しづつ装いが変わっていて、俺達家族が暮らしていた頃の臭いは殆ど残っていなかった 
    しかし、俺はふと思い出す 
    そうだ、アレはどうなった? 
    この家の一番奥の俺の部屋のアレは… 
    ホコリの積もったドアノブに手をかけて回すと、ギギーッと音を立てて、軽く開いた 
    不思議と恐怖は無かった、ただ懐かしかった 
    壁いっぱいに広がるガイコツのシミに 
    俺は、ただ、「ただいま…」とつぶやいた 

    実話です、少し感傷が入りました、スイマセン 

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