2016年07月

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    883 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/07/14(木) 20:57:54.85 ID:qbeL7AKMO [1/7回(携帯)]
    学生時代の夏休みに某ショッピングモールでバイトしてたとき 
    先輩に変な物が出るという話を聞いた。 
    それは職場の人たちにはルビーさんと呼ばれてて。 
    年に何日か決まって夜、閉店後に現れるそうだ 
    「フィリピーナっすか」と聞いた 
    「バーカ、人間かどうかも怪しいやつだ 
    見た目はあれの赤いやつ」と言って 
    アステカかマヤの遺跡の出土品の展示イベントのチラシ 
    に載ってた緑色のヒスイの仮面を指差した


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    879 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/07/14(木) 10:05:54.68 ID:ue1MwwLtO [1/1回(携帯)]

    ネパールの山奥で生まれ育った母の話 

    母が子供のころ、友達と、母が飼ってた犬のポピー(ハスキー犬を真っ黒にした狼みたいな)と一緒に家畜のヤギの食事スポットに向かった。 
    その途中、母は何も無いところで躓いたそう。 

    ヤギが草を食べている間、子供達とポピーは果物を食べたり川で泳いだり遊んでた。しかし次第に母の顔色が悪くなって行き、息も荒くなり倒れこんでしまう。 
    ポピーの背中に母を乗せ、ヤギ含めみんなで村へとんで帰った。 

    村に帰る頃にはすごい熱で、母は村の医者だった曾祖父(母のじいちゃん)が薬草で調合した解熱剤を飲んだ。 
    けど一向によくならない。 
    その夜、頭痛で眠れない母の枕元に最近亡くなった近所のおばさんが座って、母の顔を覗きこみ 
    「なんで蹴ったんだ。蹴ったのになんで謝らないんだ。」と責めたてる。 
    心当たりはなかったけど母はひたすら謝った。 
    母の謝る声を聞いて、曾祖父が起きてくると枕元のおばさんは消えていて、緊張がとけてホッとした母は泣きじゃくりながら曾祖父に今あったことを話した。曾祖父は 
    「落ちついて。怖かったね。じいちゃんがいるからもう大丈夫」 
    「本当に心当たりは無いのかな?よく思いだしてごらん?」 
    と尋ね、母は今日何かに躓いたことを思い出し、それを話した。 
    「そうか。じゃあ今からじいちゃんと謝りに行こう。きっと許してくれるよ。〇〇はいい子だからね。」 
    と言って母をおんぶして、夜は森にトラが出るからポピーを連れて、母が躓いた場所まで行き、お供えものをして2人+1匹で謝った。 すると家に着く頃にはおかんの熱もすっかり下がっていた。 
    次の日、念のため村でもう一度おばさんの供養をした。 

    しかしこれがきっかけで母には霊感がついていい思いも怖い思いもしたらしい。 
    この話を聞いたときは信じてなかったけど、母絡みで私もちょっと怖い経験をしてから信じるようになったw

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    872 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/07/14(木) 01:34:48.40 ID:V6rBTaJc0 [1/3回(PC)]
    昔体験した不思議な話。どなたか原因等分かる方いたら教えて下さい…。 


    中学生の頃、夜の9時か10時くらいまで塾に通ってた。 
    塾にはクラスメイトが何人かいたが、特に仲がいい訳でもないので、毎週塾が終わると親の迎えが来るまで一人で塾の近くでぼーっと待ってた。 

    塾の近くにはこの町唯一のデパートがあって、その屋上には遊具とかメダルのゲームなんかがあって子供の遊び場だった。 

    待ってる間にふとデパートの屋上を見ると、何かが燃えてる。 
    何が燃えてるのか下から見てるから分からないんだけど、真ん中でキャンプファイヤーでもしてるかのように赤い光や煙がモクモクしてる。 
    もしかして火事か?!と思い、近くで同級生が二人おしゃべりしてる所に走って行った。 

    『あれ燃えてるよね?!』 
    と言って指を指すも 
    『・・・?』 
    といった感じで反応が凄く薄い。 
    あそこだって!と必死に訴えてみるも全然反応がないどころか、二人でおしゃべりを再開し始めた。


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    861 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 21:22:32.03 ID:vtpJ1cjd0 [1/3回(PC)]
    夢日記って知ってる?夢の内容を記録するやつ。 
    何故か彼女から会うたびに勧められた。 

    全然オカルトとかスピリチュアルとか興味ない子だったのに。 
    ちょうど江原さんとかが人気の時だったからそれに影響されたのかな? 
    あまりに言ってくるから1週間だけやることにした。 

    でも夢ってさ、毎日見てるのかもしれないけど、夢をみたことすら忘れてることがほとんどでしょ? 
    枕元にノートとボールペンを置いて、6日目にやっと夢を記録することができた。 
    めちゃくちゃ怖い夢だった。だから覚えていたんだと思う。 
    寝ぼけ眼でノートにサッと書いて出勤の準備をした。 

    その日は出勤時から何か妙な感じがした。でも何が妙なのかはわからない。 

    (なんだろう?なんか変な感じだな) 

    外回りで駅に行く途中、先輩が他社を回らなければいけなくなった。 
    そこで妙な感じの正体がわかった。デジャヴだ。 
    まぁ出勤時なんて毎日同じだし、先輩が急に他社を回ることも何度かあった。 
    でもなにか違う。そういう事じゃなくて全く同じことが前にあったような気がする。

     
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    837 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 20:39:53.59 ID:S1kRq45M0 [14/23回(PC)]
    >>825の続き 

    電話越しで涙声になっているA。俺はただポカンと電話を持って突っ立っていた。 
    と、同じように携帯電話で誰かと話していた母親は、俺のその様子を見ると、さっと電話を取り上げた。 
    そして、「A君? ごめんなさいね。Dとてもショックだったみたいで、 
    ちょっと今お話出来ないみたいだから、またあとで、お電話してくれるかな?」と一言二言話すと、電話を切って俺を抱きしめた。 

    母「ショックだとは思うけど、ちゃんとしなさい。今警察が犯人を探しているから、今日は外に出ちゃだめよ」 
    俺「…………」 

    母は俺にそういうと、電話を取り出してまたどこかに掛け始めた。 
    茫然自失という言葉があれほど身にしみて分る体験は無いだろう。 
    全身の血液が足元から流れ出し、目の奥がカァっと熱くなる感覚。 
    自分が立っている地面が揺らいでいるみたいで、まともに立っている事すらままならなかった。 
    これは後日聞いた話であるが、Bの傷は異常なほどひどかったらしい、 
    全身を数十か所突き刺され、手や腕にも、刺されるのを防いだ時に刻まれた傷が無数にあったらしい。 


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    817 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 19:13:17.96 ID:S1kRq45M0 [6/23回(PC)]
    >>815の続き 

    再びBがふざけて懐中電灯を消した瞬間、光源はBの持つ懐中電灯しかないのに壕の奥に淡い光が見えたのだ。 
    暗闇の中での光源ほど目立つ物はない。俺を含めてその場にいる全員がその光に気付き、そして誰ひとりとして声を上げるような奴はいなかった。 
    後から聞いた話では、Aは外への亀裂があるのかとぼんやり考えていたらしく、Bについてはビビって腰を抜かしていたらしい。 
    異変は続く。 
    初めは針の先程の光だった謎の光源は、チラチラと揺れるような動きを見せると、 
    徐々にその大きさを変えて行った。針の先から米粒のような大きさに、さらに天道虫、ピンポン玉、野球ボール、そしてその光が子犬位の大きさになった時、俺達は初めてやばい事になっていることに気付いた。 

    ――あの光は近づいてきている 

    あの光がどういった物かは知らない。 
    ただ、とても怖かったのを覚えている。 
    俺達は一瞬でパニックになった。我先に出口に向かおうとするが、隣の友人の顔すら見えない暗闇に加えて、足元が滑るせいでまともに先に進めない。


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    808 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 18:53:02.72 ID:S1kRq45M0 [1/23回(PC)]
    怖いかどうかは分らんが、 
    昨日久しぶりに友人と酒を飲んでて思い出した話を一つ。 
    小さな事件だったけど、全国紙にも載ったし、ニュースにもなってたと思う。 
    空気を読まず長文れす。苦手な人はスルーして下さい。 

    登場人物は、 
    A=リーダー格        B=Aの幼馴染 
    C=大人しくて、頭がいい。 D=俺 


    俺の地元は近年都市のベッドタウンとして開発されるまでは、結構寂れた寒村だった。 
    コンビニはおろか、自動販売機すらチャリで20分くらい走らないとないような田舎と言えば分りやすいと思う。 
    で、当然そんな田舎に娯楽施設なんかもないわけで、 
    当時小学生だった俺たちは、家同士が近いこともあって、小さな山(標高100m位)とその麓にある公園で遊ぶのが 

    日課となっていた。 
    かくれんぼや鬼ごっこはもちろん、 
    公園のほとりにある池では鯉やフナ、ブルーギル、ブラックバスなど色々な魚が釣れるし、 
    山に入れば、クワガタやカブトが面白いように取れる。俺達以外にも小さな子を連れた母親たちが良く遊びに来 

    ていたのを覚えている。


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    796 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/07/13(水) 17:44:29.01 ID:cdST90bp0 [1/7回(PC)]
    “怖かった話”をひとつ…。 

    幼かった頃、確か5~6才くらいの1970年代後半 
    真夏の夕刻、外は薄暗くなりかけていた。 

    父が『ビールを買いに行く』と言うので 
    あわよくばジュースをねだろうと思い、ついていく事にした。 

    玄関ドアを開くと突然の夕立。 
    酒屋までは、直線距離にしても150mあるかないかの距離なので 
    俺は無意識のうちに傘もささず、駆け出した。


    【“見た”と言うより、視覚を無視して直接意識に飛び込んできた感じ】の続きを読む

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    786 : 万引き 4[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 13:39:04.96 ID:VAmqekYA0 [4/5回(PC)]
    その後東京の大学に進学した俺は成人式のために久々に帰郷した 
    そこで地元に残って働いていたAからCが死んだとの報告を受けた 
    Cは高校を辞めた後自宅に引きこもっていたが、ある時自宅で本棚の下敷きになって死んでしまったらしい 
    「本棚の下敷きって、こっちで強い地震でもあったのかよ」 
    「ねえよ。そこが不思議な点で警察も困惑していたけど結局Cが本棚を動かそうと留め金を外したら何かの衝撃で本棚が倒れてきたってことになってた」 
    「あんな大きな本棚を?」 
    「誰も納得してないけど警察もニートの不審死に時間を掛けられるほど暇じゃないからな。それに他殺を匂わせる証拠は何も見つからなかったらしい」 
    「へえ」 
    「だけど俺はこう思ってるんだ。Cは怨念によって殺されたんじゃないかって」 
    「怨念?」 
    「あいつの本、万引きしたものばっかだっただろ?だからあいつのせいで店をたたんで死んでしまった人の亡霊。おまえの近所の書店のおじさんみたいなひとだ」 
    「やめてくれよ。冗談だろ」 
    「まあでも亡霊によって殺されたと信じたくなるくらい、不審点の多い死に方なんだよなあ」 
    とまあこんな会話を交わした。Cが死んだことについて特別な感情は湧き上がってこなかったが、Aがいう亡霊云々の話が妙に気になった 

    で実家に戻っていろいろものを整理してたが、そこであるものを見つける 
    中学時代にCから借りた本だった 結局Cと疎遠になってから急に読みがたい本になって、返せずにいたが久々にパラパラめくってるとなかなかおもしろい 
    パラパラと読み進めていく。だけど急に体が重くなった。心臓の動機が激しくなる。 
    おかしかった。本の内容は寒気のするようなホラーじゃなく、むしろ感動系。でも寒気が酷い。 
    なぜか本を読み終える気にはならなかった。いや読み終われせてもらえなかった。いろんな意味での金縛りだ。 
    2時間くらいに顔を真っ青にしながら、読み終えたら急にその呪縛から解放された。 
    急いでその本を窓から投げ捨てたけど、次の日起きてみたら枕元にあった。

     
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    783 : 万引き 1[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 13:35:34.77 ID:VAmqekYA0 [1/5回(PC)]
    実体験投下します 
    主な登場人物 俺 A B C 

    俺は中学生2年生の頃同じクラスになった俺を合わせて4人でいつもつるんでいた 
    4人の共通の趣味は本好き いつも部活が休みになる日曜日には4人のうちの誰かの家に行って本を読むことが習慣になった 
    その中でも特に本が充実していたのはCの家 
    Cは母子家庭だったがなぜか本はたくさん持っていて部屋の天井まで届くほどの本棚を埋める勢いで毎週本が増えていってた 
    2番目に充実しているBもCには敵わなくて、そのうちみんなCの家に集まるようになった 

    C曰く「叔父さんが本好きの金持ちで本を譲ってくれる」んで本がたくさんあるってことだった 
    最初は俺ら3人もその言葉を信じていたんだけど、だんだんCの本を集めるペースが尋常じゃないというのが3人の共通認識になってく 
    最初の内は1週間に3冊程度のペースだったけど、エスカレートするようになると俺らが欲しいといった本が翌週行ったときにはもうあるなんてことも 
    どんだけCの叔父さん羽振りがいいんだよ 
    それでだんだん俺達の中ではCが万引き、もしくはそれに相当する悪い事をしているんじゃないかと疑うようになるんだ 
    それは家に来てくれなくなったBが嫉妬のあまり発したのが発端だったけど、でもAが試しに欲しいといった文庫本15巻セットがあったときに俺達はCが万引きをしていると確信した


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