2016年06月

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    913 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/07/02(土) 14:29:47.49 ID:7NhvvfTaO [1/5回(携帯)]
    小学生の時、近所の廃墟を探索することが流行になったことがある 
    いつも男子3名・女子2名の悪ガキ仲間で行動してた 
    田舎だからその辺にあるボロ小屋はだいたい農家の用具入れだったりして、
    あんまり面白みは無かったんだけどね 

    隣の村まで足を運んだりして全部で20軒くらいに侵入した 
    そのうち2回だけ後から考えるに妙だと思う体験をした 

    その1.ハウス 
    小学校の近くに倒壊寸前って感じのプレハブ小屋があった 
    何があったのか知らんが小屋自体が道下の畑にずり落ちてて、一見2階部分が1階に見える 
    1階の元玄関であっただろう引戸はひしゃげててびくともしない 
    2階部分の窓ガラス割るのは本当の不良のようで小心者の私たちには出来ず、そこの探索は半ば諦めていた 
    でもある日男子が1階の草を払ったところギリギリ通れそうなすき間を発見した 
    恐らく元々窓であった部分だろうと思う 
    体格のデカいやつらは通れなかったため、女子2名と小柄の男子1名だけで侵入


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    869 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/06/28(火) 20:36:38.55 ID:6LZPs4h0i [1/3回(iPhone-SB)]
    昔写真屋でバイトしてた時の話。 
    もう七、八年近く経つかな。それくらい前の話なんだけど。 

    そのころ俺は東北の実家から出て、横浜で知人の家に居候してた。 
    家から仕送りもなくて、バイトもそんなにガッチリいれてなかったから、 
    まあ金がなかったんだわ。でもそうやって生活に割く金はなくても 
    不思議と遊びに使う金はあるわけでさ。旅行に行ったんだよ。 
    年末から年始にかけて、十日くらいかな。もちろんバイトは休みだった。 

    行程としては、一回九州まで行って、それから中国地方、四国、 
    近畿、北陸をぐるっと回って実家へ寄って、その後横浜に戻る、 
    っていうルートだったんだ。で、カメラ片手に秋芳洞やら出雲大社やら 
    鳥取砂丘、道後温泉、京都の寺社もろもろ、東尋坊なんかの 
    ありきたりな写真を撮って来たんだ。 

    で、横浜戻ってきてからは真面目にバイト。金もほとんどなかったし、 
    なにより年明けは忙しい。帰省した人やら初詣やらで何気に 
    写真を現像したい人は多い。くわえて、その時デジカメプリントの 
    半額セールってのをやってたもんだから、かなり繁昌してた。


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    659 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/06/22(水) 20:20:07.13 ID:W9YIBO540 [2/5回(PC)]
    夏休みに、四国を歩いて一周してたんだ。 
    一人用のテントとリュックを背負い。 
    独り旅だ。野宿の場所は、色々です。 
    その日は、夜遅くまで歩いてたんだ。 
    人気のない、車道沿いの歩道を。 
    山の山のなかの歩道で電灯も全然ない。 
    すげー怖い。なんとか、田舎の小学校にたどり着き 
    体育館横にテントを張って、ヘトヘトだったもんで 
    すぐに横になつた。でも、テントからすぐ近くの森にはもの凄い 
    気配を感じる。何人もひしめく感じだ。 
    普通なら逃げるんだけど、歩き疲れてしんどかったんで 
    九字をそつちの方向に向けて振り下ろして 
    寝た。なんか悪夢を見た。


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    649 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/06/22(水) 17:00:19.08 ID:eMi3/JGa0 [1/1回(PC)]
    毎年、我が家の前に出店がでる。宵宮があるからだ。 
    我が家の目と鼻の先に地蔵尊がある。 
    身代わり地蔵。みんなそう呼ぶ。結構なお社があり、その中に奉られている。 
    通学路の途中なので近所の子供たちは学校に行く前にお地蔵さんに挨拶するんだ。 
    おはようございます!今日もよろしくお願いします!って。 
    車通りが非常に多いのに、子供が巻き込まれた悲惨な交通事故は私の知る限り28年間『0件』だ。 

    で、先日町会の当番でお地蔵さんのとこに掃除に行った。お地蔵さんを見るのは子供の頃以来だから20年ぶりくらい。 
    正直ビックリした。私の記憶ではボロボロではあったが、ちゃんと地蔵の形をしていた。 
    顔も認識できた。柔らかな表情であったはずだ。 

    それが、建物の中にあるにも関わらず、なんだか良く分からない形の長い石になっていた。 
    どこから顔で、体で、足であるのか分からない。 

    長年風雨にさらされていたのであればまだ分かるが‥。損傷がひどい。 

    ボーっとお地蔵さんを見てたら、町内の今年90歳になるおばあちゃんに怒鳴られた。 
    「おめぇもワラシの頃変わってもらったんだはんでぇ、お礼ばしとげよ?!」 

    なるほど。言われてみれば小学生の頃、1度車に接触された事故にあったが、何故か無傷だった。 

    私は心の中で丁寧にお礼を言い、3歳と1歳の息子たちのこともお願いしておいた。 

    あと一ヶ月ほどで、今年も宵宮がある。そのときは、焼きそばを買って、家族でお参りに来よう。



    651 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/06/22(水) 17:51:22.85 ID:Dh78nr3+0 [1/1回(PC)]
    >>649 
    津軽の地蔵様はありがたいね。 
    こっちのとげ抜き地蔵もなかなかのもんだよ!

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    638 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/06/22(水) 09:14:28.81 ID:2ghWdTR00 [1/3回(PC)]
    1/3 

    昨日妹の20度目の誕生日を迎えたんだが、家族で祝ってるときに話題になった。 


    妹の14度目の誕生日の次の日の話。つまり6年前の今日な。 

    朝飯食ってたらいきなり妹が階段からドスドス降りてきて何事かとおもったら 
    何か、すっげー顔面蒼白で、泣きながら喚かれた。「怖いから見てくれない?!」って日記渡されながらさ。 
    意味がわからないけど見たら「最後に何書かれてる?」と聞かれ、開いたら6月20日の日記が書かれていて 
    たしかかなり他愛の無い内容だったと思う。 
    「これが?」っつったら「昨日の日記は?」と聞かれ確認したが書かれてなかった。 


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    610 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 06:43:49.04 ID:w09cP7x10 [3/4回(PC)]
    折りたたみ式のそれをパチッと開くと、画面が真っ暗になっていた。座席に座る、ほんの30秒ほど閉じていた間のことだ。 
    突然のことではあったが、こういうことはよくあるので、気にせずに電源ボタンを長押しした。 
    しかし、押し続けても電源が立ち上がらない。 
    たびたびお風呂に持ち込んだり、床に落としたりするので、接触が悪くなっているのだろうか。 
    こんなところで突然故障、ましてやデータの消滅なんてことになってはたまらない。 
    にわかに私はあわてた。 

    「これはミニー?」 

    その時、横から小さな手が伸ばされて、私のケータイを指さした。 
    ギョッとしてとなりを見ると、そこには小さな5歳くらいの女の子が座っていた。 

    「これはひつじ?」 

    髪の短い女の子は白いTシャツにピンクのスカートをはいている。床に届かない小さな足には、おもちゃみたいなピンクのサンダルがはまっている。
    私は混雑して見えない向かいの座席を見透かそうとしたが、それは無駄なことだった。 
    赤ん坊にしていたのとまったく同じような問いかけは、私にというより、まるでひとり言のように、遊び歌のように続けられる。 
    小さな指は、順番にストラップを指さしていった。


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    608 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 06:37:13.21 ID:w09cP7x10 [1/4回(PC)]
    去年の夏のこと。 

    午後遅くの山手線は家路に着く人たちなのか、はたまたこれから遊びに行く人たちのか、そこそこに混んでいた。 
    定時で仕事を終えての帰り道はいつも一時間弱かかり、できることなら電車内では座っていたいところであったが、ちょうど座席に空きが見当たらず、つり革につかまり立っていることになった。 
    目の前の席には5歳くらいの女の子が座っており、そのとなりには母親らしき女性が前抱きのベビーキャリアに赤ん坊を抱き、買い物の紙袋を足元に置いて座っていた。 
    品川から大崎、五反田、目黒、恵比寿と電車が進んで行き、母親の胸元で赤ん坊は時々思い出したようにむずがっている。 
    ケータイでメールを打ちながら、サングラス越しに親子を観察する。 
    母親は若い綺麗なひとで、多分30半ば程度だろう。白いTシャツの上にブルー系のチェック柄ベアトップのワンピースを着ている。温厚そうで赤ん坊を見る目が幸せそうな感じだ。 
    その母親のとなりで行儀よく座った少女はつやつやのショートヘアでくりっとした大きな目をしている。白いTシャツにいかにも手縫いといったピンクと黄色のまじったチェック柄のスカートをはいて、ピンクのサンダルをはいている。 
    私の持つケータイの大量のストラップが気になるのか、しきりに私の手元を目で追っていた。


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    579 : [sage] 投稿日:2011/06/20(月) 01:17:17.18 ID:K/kXOp6qO [1/1回(携帯)]
    二十歳くらいの頃に車の教習所に通ってた。教習所までは家から自転車で20分くらいだったので毎日自転車で通ってたんだが、その帰り道の出来事。 

    昼の3時頃に教習が終わって、することもないのですぐ家路につく。実家近くは何にもない住宅街でかつ平日なのでひと気はさほどない。。 
    歩道もない道なので、めんどくせえなって思いながら端に避けたんだが、なんか違和感を感じて一瞬漕ぐスピードを早めた。 
    漕ぎながらすぐ振り向いてみたら、男が車の助手席から出てきてて、なんか「捕まえるのに失敗した」後のような恰好してた。それからそそくさと車に乗り込んでまた発進してきた。 
    俺は変な汗かきながら家まで全力で帰って(もう数分もないとこだった)、自転車置場に停めて様子を見てたら、さっきの車が猛スピードで目の前を通っていった。 

    全くオチはないんだが、いまだに不可解な出来事。拙い文章ですまん。俺が可愛い女とかならまだ理解できるんだが。(怖いけど) 
    後で母に話したら「知り合いじゃね」って言われた。顔はよく見えなかったので、その可能性はまあある。 
    ただ自転車乗ったやつを明らかに掴みに来てたからな。逃げなかったらすっ転んでたよ。百歩譲ってそこに敵意がなかったとしても、知り合いならその後で話しかけたらいいわけだし。


    【のんびり自転車漕いでたら乱暴な運転する車が後ろから来た】の続きを読む

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    567 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/06/19(日) 11:06:18.21 ID:REE+nYc20 [1/2回(PC)]
    怖くはないけど実際に体験した不思議な話。 
    大学二年の夏の日。実家に帰省していた俺は祖母に頼まれてお盆で使う物を買いに行っていた。 
    隣町のホームセンターに車で向かう途中、信号待ちをしていると小学校中学校のときの同級生Aくんを見た。 
    横断歩道を渡っているAくんに声をかけるも気付いてないのか返事はなかった。 
    そんなに仲良くなかったし仕方ないかって思いながら俺は目的地に向かった。 
    その日の夜、地元の友人達と集まって遊んでいるときに「Aを見たよ」となんとなく話してみると、 
    「俺も見た!」「俺も俺も!」と何人もがその日にAを見ていた。
    みんな中学卒業以来に見て印象に残っていたらしい。 
    ある奴は「車ですれ違った。Aの家に止まってるバンだから間違いない」 
    もう一人は「ローソンの駐車場でタバコ吸ってた」と、皆それぞれ別の場所でAを見ていた。 
    おもしろくなった俺たちはAと遊ぼうということになり、Aと一番仲のよかったBに連絡を取った。 
    Bに説明して、Aと遊びたいから呼んで来てくれと言うと、Bは言葉を濁してはっきりしない返答をした。 
    わけを聞いてみるとAとは最近連絡が取れなくて何をしているかわからない。
    Aの実家に行って親に聞いてみても、 
    「最近は仕事が忙しくてあまり家に帰ってない」ということらしかった。 
    仕事が忙しいなら仕方ないからその日は解散した。 
    翌日、Aが死んだという連絡がきた。


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    565 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/06/19(日) 08:56:35.52 ID:g15bSnt40 [1/2回(PC)]
    仕事をするように目的と意図を持った悪霊1/2 

    一般的に云われている霊体験は、 
    ・怨念に染まった邪霊が、警告および自己顕示のために出現する 
    ・悪霊が人間たちをあの世へ連れて行く 
    ・親族のような守護霊に護られた 
    の三種類に大別される。 

    これらの幽霊は、霊が持つ本能的とも呼べるような動機が元になっているが、 
    上記の三種に該当しない霊体験をお話しする。 
    明確な意図・目的を以って活動した霊の話。


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