2016年05月

    206 : 夏休みのバイト9[sage] 投稿日:2011/05/05(木) 20:55:37.15 ID:dLlXuy+O0 [9/11回(PC)]
    俺はAとBに「やべぇよ!逃げるぞ!」と大声で言い、そのまま全力で道を走り出した。 
    俺達はそのまま全力で息が切れるまで多分1kmくらいは走り続けたと思う、流石に疲れてAが「ちょっと待てって!」 
    と俺達を呼びとめその場にヘタリこんだ。 
    Aは息を切らしながら「勢いで逃げてきたけど、どうすんだよ、俺達の荷物も置いたままだぞ」と。 
    それに続いてBも「わけも解らず逃げてきたけど、これからどうするんだ…?」と。 
    俺は2人に、「でも、これからまたあそこに戻るのか?」と聞くと、2人とも無言で首を振った。 
    その時、森の中からまたあの歌声が聞こえてきた。 

    Bが真っ青な顔で「あいつら追ってきやがった!」と大声で叫んだ。 
    俺たちは疲れていたが、それでもそこにいるわけには行かずまた真っ暗な山道を全力で走り出した。 
    それから更にどれだけ走ったか解らないが、ドライブインらしきところにたどり着いた。 
    勿論、こんな時間にやっているわけがないのだが、それでも安心した気分になったのはたしかだった。そして、俺がふと 
    携帯を見るとなんとアンテナが立っている。 
    俺は急いでもらった名刺の電話番号に電話したのだが、流石にこの時間では電話が繋がらない。 
    すると、Aが自分の携帯でどこかに電話し始めた。 
    Aは電話越しに何かやり取りしていたが暫らくすると「とりあえず来てくれるって」と力なく答えた。 

    どこに電話したのか聞いてみると、どうやら警察に電話したらしい。 
    それから30分ほど、俺達はまたあの人形が追ってくるんじゃないか、歌声が聞こえてくるんじゃないかとビクビクしながら 
    待っていると、回転灯を回したパトカーがやって来た。 
    パトカーを見た時、俺はこれからどう事情を説明した物かとか考えるよりも先に心底ホッとして、その場にへたり込んで 
    しまった。 
    何か完全に緊張の糸がほぐれたという感じだった。


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    203 : 夏休みのバイト6[sage] 投稿日:2011/05/05(木) 20:53:37.34 ID:dLlXuy+O0 [6/11回(PC)]
    3人とも「どういうこと?」という顔でお互いを顔も見合わせ、周囲を探してみたのだがやはりいない。 
    廊下の奥には扉が1つあったのだが、鍵がかかっているらしくビクともせず、そこにいるとも思えないので俺達は 
    ひとまず戻る事にした。 
    俺もAもBも訳が解らなかったし不気味だったが、作業は終っていないしもう日が高くなってきていたので、怖さを 
    紛らわすように荷物を運び出す作業を始めた。 

    昼飯中、Bがボソっと「面接もなしに即決だったのとか、やたら待遇が良いのとか、作業するのが俺達だけで監督するやつも 
    誰もいないのとか、要するにこれが原因じゃねーの…?」と。確かにそうだ、俺達は今更ながらこのバイトがやたら不自然で 
    変な事に気が付いた。 
    Aが「今日だけ作業してさ、それで今日までの給料もらって帰らねえか?」と言い出した。 
    しかし俺はこういった「一応3泊4日の契約だろ?最後までやらなかったら給料払わないとか言われたらどうするよ、 
    それに、『良く解らない何か変なものがいるからもうやめます』なんて通用すると思うか?実害も無いのに」と。 
    AもBも「そうだよな…」と言い、とにかく早く終らせてしまおう、そしてバンが来たら一応事情を聞こうという話になった。 

    夕方、とにかく早くこの場を去りたい俺達は必死で作業を頑張り、2軒目の荷物もその日のうちにほぼ全て外に出した。 
    バンが来ると、乗っていたおじさんに俺達はそれとなくここで変な事がないか聞いてみたのだが、どうもおじさんも 
    頼まれて来ているだけでここのことは良く知らないらしい。 
    俺達は結局何の情報も得られないまま最後の夜を迎える事になった… 
    今から考えると、名刺を渡されていたのだからさっさとそこに電話すべきだったのだが。 


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    201 : 夏休みのバイト4[sage] 投稿日:2011/05/05(木) 20:51:57.32 ID:dLlXuy+O0 [4/11回(PC)]
    薄暗い月明かりしか明かりが無いので何なのかは良く解らないが、大きさ1mちょっと、子供くらいのサイズの 
    何かがゆらゆらと揺れながら黒っぽいものを引き摺っているのが見えた。 
    俺達が声も出せずじっとそれを凝視していると、それはズリズリと何かを引き摺りながら建物の影へと消えて 
    いった。 

    完全に見えなくなってから更に2~3分過ぎた頃、Aが「なんだあれ…」と声を挙げた。 
    俺が「人…か?」と聞いたのだが、Bが「あんな小さい人って子供か?子供がこんな山奥に、しかも深夜に 
    いるか?ありえねーよ」と答えた。 
    それもその通りだった、では、あれは何なのか。 
    Aが「…一応、確認しにいくか?」と提案した、その時完全にびびっていた俺は「いや、どうせ明日あっちの建物の 
    片付けするんだし、その時一緒に確認すればよくね?」とやたら早口に即答した。AもBも内心ビビってたらしく、全員そうしよう 
    という事でその場は無理矢理寝る事にした。 

    翌朝、疲れとは明らかに違う理由で俺達の足は重かった。 
    重かったが、流石に今は昨夜のあれについて確認しないわけにはいかない。俺とA、Bは近くに落ちていた棒を 
    持ち、恐る恐る昨夜あれがいた辺りの藪を突付き始めた。 
    暫らくそうしながら別荘の裏側の藪を調べていると、棒の先に何か柔らかい物が当ったのがわかり、俺はAとBを 
    「おーい、こっちになにかあるっぽいんだが」と呼んだ。 
    藪を掻き分けて見ると、それはヘドロ状というかなんというか、どろどろしたなんだか良く解らない黒い色の物体で、 
    良く調べてみるとそこにあるだけでは無く点々とあちこちに落ちていて、後をたどっていくと別荘の裏の壁にもベチャッ 
    という感じで張り付いていた。 
    更にその物体の後を辿ってみると、どうも別荘の縁の下のほうにも跡が続いているように見えた。 

    が、それ以上は何も無い。 
    縁の下のほうも見てみたのだが、入り口の辺りに例のどろどろした物体があるだけで奥のほうには無さそうで、 
    俺もAもBもなんか妙に期待はずれというかgdgdになってしまって、そのまま微妙な空気のまま引越し作業の続きを 
    する事にした。


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    198 : 夏休みのバイト1[sage] 投稿日:2011/05/05(木) 20:50:01.45 ID:dLlXuy+O0 [1/11回(PC)]
    去年の夏休みにしたバイトの話 

    去年の夏休み前、俺と友人A、Bが大学の掲示板を見ていると、変なバイトの募集チラシがあった。 
    内容は、「日給8000円、避暑地の別荘の引越し作業、3泊4日の泊り込みで食費と交通費は別途支給」 
    というものだった。 

    俺が「これけっこうおいしくね?」というと、Aが「チラシの感じだと宿泊先もこの別荘だよな?楽 
    そうだし電話してみね?」と返してきた。 
    Bも「別荘地で過ごせて金ももらえるのか、おいしいじゃん」とノリノリで、3人ともたいして深く考える事 
    もなく連絡先に電話してみる事になった。 
    電話をするとそこは別荘地の管理事務所?のような場所で、なぜか俺達は面接も何も無しに 
    即採用された。 
    この時、少し怪しいと感じるべきだったかもしれない。 

    当日、俺達は早朝に出発し、午前中のうちに待ち合わせ場所の最寄り駅に到着した。 
    到着すると既に迎えの車が待っており、中には人の良さそうな40代くらいのおじさんが乗っていて、 
    道中おじさんが色々と作業内容などを説明してくれたのだが。ざっと書くと場所は別荘地からは 
    少し離れたところにある2軒の別荘、老朽化と立地の悪さから持ち主が手放す事になり、 
    どうせ買い手も付かないだろうという事で取り壊すので中のものを全て運び出すということらしい。 
    ちなみに、荷物の受け取りに毎日夕方バンが来るが、作業そのものは俺たち3人だけでやる 
    とのことだった。 
    それと、食事はそのバンが毎回持ってきてくれるので気にすることは無いらしいし、別荘は2件とも 
    電気もガスも水道も繋がっているし、携帯の電波は届かないが備え付けの電話があるので不便は無い 
    との事だった。 
    また、俺達の寝床はどこでも好きな部屋を使って良いらしいが、後々結局運び出す事を考えたら 
    入り口近くのほうが良いんじゃないか?とも言っていた。 

    今から良く考えると、それは完全隔離状態になるのと同じ事で、相当怪しいのだが当時の俺達は 
    全くそこまで頭が回らなかった。


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    8 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/05/04(水) 15:18:58.16 ID:tJC7hq2mO [1/5回(携帯)]
    先週バックパッカーの旅から帰ってきました 
    因みにタイ行ってました 
    パタヤで奇妙な体験しました 
    ラオスでも森林で怖い体験しました…

     
    【よし、、1人肝試しの はじまり~はじまり~】の続きを読む

    88 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 14:23:31.87 ID:CNgPjCMh0 [1/1回(PC)]
    終戦直後の国鉄総裁が列車に轢かれて 
    亡くなられた事故 
    いろんな陰謀説があるけど 
    その人は事件の1週間前に 
    死亡事故多発の踏み切りを視察していて 
    その時に祟られたのが原因だと思ってる。 
    実際に事件直前の総裁は精神的におかしくなってた、 
    との証言がいくつか出ている。 
    その証言のせいで自殺説等も出たんだけど 
    実際はとりつかれてたからではなかろうか? 


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    73 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/05/27(金) 12:14:36.73 ID:2rKIlxB/O [1/1回(携帯)]
    昔30年位前 
    自殺名所 高島平団地を 心霊レポーターとして取材に訪れたら女の幽霊に憑かれて精神的錯乱状態に。 うわ言は「殺される」「ごめんなさい」だった。 
    女レポーターは数週間後に飛び降り自殺。 
    取材映像を見たスタッフは氷ついた。 
    女レポーターにおぶさる様に白装束の女の幽霊が憑いていた。


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    717 : 士[] 投稿日:2011/05/02(月) 01:24:39.78 ID:kcaz25LD0 [1/3回(PC)] 

    七歳のとき、夜中家の二階の角に、緑色の怖そうな顔のおっさんが、胸から上 
    空中に浮いていて、ずっと俺を睨んでいる。当時、まだひとりで小便に行けなかった 
    から、親を起こしてたんだ。両親とも、俺があまりにも騒ぐから、電気をつけたけど 
    なにもいない。便所から還ってきたときも、それはまだいた。子供だから寝ちまったが。


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    677 : 4/5[sage] 投稿日:2011/05/01(日) 17:36:06.83 ID:BArBN8k60 [4/6回(PC)]
    10ヶ月後。当然忘れていた頃。Wの姿を見なくなった。バイト先にも来ない。 
    結婚控えてるっていうか、もう子供も生まれるって時にだ。 
    おれだけが秘密のキメ友だったため、自宅を知っていた。 
     
    履歴書なんかで調べれば誰でも分かるんだけど、とにかくおれが様子を見に行く役回りになった。 
    練馬高野台駅。徒歩すぐ。エレベーターの無いマンション。 
    5階までまた息を切らしながら到達すると、玄関ドアに古びた封筒が貼ってあった。 
    5年は貼ってあるだろ、という程、黄ばんでシミもところどころ。 
    宅配便も郵便も誰も階段で5階まで上がってこない筈だ。普通は1階のボックスに置いていく。 
     
    これはおれに向けられたモノだと直感し、ドアから引き剥がすとすぐ階段を駆け下り、誰もいないフロアを通過し、マンションを飛び出た。 
    怖かった。 
    封筒を剥がすとき、隣の、屋上テラスへのドアの向こうで、ギシギシ、という何かが重く軋む音と、 
    例の魚と薬品が混ざったような匂いが漂っていた、気のせいか。 
    そして、そのドアがいつ向こうから開いて、何かが飛び出してこないとも限らない。 
    妄念に取り憑かれていた。当時の副作用もあったんだと思う。


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