2016年05月

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    834 : 続き2[sage] 投稿日:2011/05/20(金) 07:47:28.39 ID:8e2k0ujLO [3/4回(携帯)]
    >>833 
    俺が辞めた後、友人から紹介された、霊媒師みたいな事してるお婆ちゃんに話を聞いてみた 
    俺含む辞めた数人は大丈夫みたいだが、あそこはもうダメだと言ってた 
    その土地は大昔、近くの川がよく氾濫を起こしてたそうだ 
    水神だか竜神だかには生け贄が一番らしく、人身御供的な事やってたらしい 
    んで、犠牲になった人柱の供養塔が祠の近くにあったらしいんだが、それをぶっ壊して元の病院が建ってるらしい 
    祀も勝手に移動されたもんだから、色んな「念」が祟ってるんだと 
    「ちゃんと意味があってそこにあるんだ」って、婆ちゃん言ってたよ 



    おしまい


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    832 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/05/20(金) 07:24:50.78 ID:8e2k0ujLO [1/4回(携帯)]
    あんま詳しく書くと特定されそうだから若干のフィクションまざってるが勘弁してくれ 
    その昔、とある病院に検査技師として勤務してたんだが、そこは地元ではちょっと有名な病院でね 
    良評じゃなくて悪評で有名だったんだが、地元住民と揉めてるってんでマスコミから取材を受けたこともあるくらい 
    医師がヤブだとかじゃなく、経営者がワンマンで我が道を行く性格だったんだ 
    ある時、病院を建て増しするってんで周辺住民の反対押し切って建てたんだが、その土地には地鎮を目的とした神様が祀ってあって、それが反対理由だった 
    そんなの無視と言わんばかりに勝手に祠を移動して建てた 
    それからが不幸の始まりだったんだ


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     798 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/05/18(水) 23:16:19.76 ID:4GtiNo1q0 [1/2回(PC)]
    最近やっと仕事も落ち着いてきて、ふっと学生時代のことを思い出したので 
    あんまり怖くないかもだけど、私は凄い怖かったので投下させていただきたい。 
    興味ない方は読み飛ばしてくだしあ 


    当時20才の私はなんとか看護学生3年目を迎えることが出来た。 
    始業式の次の日から怒涛の実習が始まるのだが、GWも終わった5月の中ごろ。 
    ちょうど今の時期に体験したことを投下させてもらいます。 
    訪問看護実習の真っ最中だった。 
    在宅実習てのは訪問看護ステーションに行き、実際にそこの看護師さんと一緒に 
    患者さんのお宅を訪問させてもらい実習するものだった。 
    私が行った所は、学校が実習先に指定している中で、一番怖いという噂のステーションだった。 
    噂どおりで・・・・実習終わって解放されてもちょーっと問題を起こしてしまって・・・・イイ思い出ダナーw 
    とりあえず、ストレスMAXな状態でした。

     
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    742 : 06[sage] 投稿日:2011/05/17(火) 00:31:44.15 ID:WPWG3NMq0 [5/6回(PC)]
    それから、しばらくたって数年後に私自身大きな病気にかかり 
    入院するはめになってしまった。病名は「おば」と同じ白血病。 
    しかも急性の為、急いで骨髄移植のドナーを見つける必要があった。 
    これがきっかけで、残念ながら私は漫画の仕事から足を洗う羽目になる。 
    病名を告知された時は真っ先に母の話を思い出した。 
    信じたくはないけど母の話が自分に継承されてしまった様な感じがして、 
    正直、とても不安になった。 
    しかもドナーの検査では家族の誰とも骨髄が一致せず、更に不安が増した。 
    幸い他のドナーから骨髄の提供を受ける事が出来たが 
    「俺の治療は上手くいかない、俺は多分死ぬ」 
    と術後も鬱々と過ごす日々だった。 


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    740 : 04[sage] 投稿日:2011/05/17(火) 00:23:03.86 ID:WPWG3NMq0 [3/6回(PC)]
    今度はその「おじ」が交通事故で亡くなったのだ。 
    これは私が高校2年生の時で、早朝に「おじ」の死の報せを受けて、母が物凄く狼狽していたのをよく覚えている。 
    わき道から本道に出た途端の出会いがしらの事故だったらしい。背中に大きな傷があったものの、その他はとてもきれいな状態だった。 
    この件でさすがに母も奇妙な一件に気付き始めた。祖父の死の際、故人に対して失言した「おば」が亡くなり、 
    その「おば」の死に際し、酔っぱらって悪態をついた「おじ」が続いて亡くなった。 
    元来、母は迷信や怪談話の類が大好きな人で、当時自分が気付いたこの奇妙な関連を誰かに話したくて仕方がなかった。 
    おじの屋敷へ通夜の準備に赴く道中、手伝いに同行した伯母につい浮かれてその内容を話したのだが、 
    当然、伯母の反応は厳しかった。「葬式で沢山の人が集まって来るのだから滅多な事は言うもんじゃない。お願いだから他の人には絶対そんな事話さないでよ!」 

    「あっ…!!」 
    伯母に注意されて、母は思わず「ピーン」と直感したらしい。 
    何故なら今の状況って亡くなった「おば」や「おじ」の食事中のあの状況と似ている… 
    しかもあの時自分も二人のそばにいて関わりのある人間だ。さすがにこの一連の奇妙さが自分にも及んでくると、母はとても気味が悪くなり、 
    その件以来、もしかして身内の中で次に死んでしまうのは自分かもしれないと思うようになったそうだ。 


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    735 : 01[sage] 投稿日:2011/05/17(火) 00:04:34.04 ID:kP7tU3Lk0 [1/1回(PC)]
    全てのきっかけは母の入院。胃がんの手術だった。 
    母には告知せず、別の病名での手術だった。医者に説明を受けた親父の話によると 
    相当危ないらしい。やせ細って、肌を押しても弾力が全く無く、目の色も濁った感じになっていて、 
    あまりの母の変貌ぶりに「もうすぐ母は死んでしまうんだ」と漠然と思うようになった。 
    あの時の記憶ははっきり覚えている。当時、自分は大学4年生だった。 
    手術の当日、自分と伯母(母は三人兄妹。年長の兄と姉がいて、母は末っ子)の二人で母を見舞った。 
    とても不安だったんだろう「恐らく助からない気がする」と母が言いだした。伯母と二人で大丈夫、心配するなと励ますと、 
    更に妙な一言を付け足した。 
    「だって次は私の番かもしれないから…」 
    その一言が気になって、「番ってどういう事?」母に尋ねた。はじめは話すのをためらっていた母だが 
    「最期かもしれないから」と話し始めた。 
    以下、その時母から聞かされた内容を自分の記憶と合わせながら後述してみる。 


    【次は私の番かもしれないから  前編】の続きを読む

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    705 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/05/16(月) 00:10:05.77 ID:AD6iGIq9O [1/2回(携帯)]
    私が小学生から高校三年生まで過ごした家は、イロイロと出る家でした。 
    初めて金縛りに遇った時のこと。 
    私は少しくたびれて帰宅しました。高校一年生の時です。あーー疲れた。といってポテッとベッドに横たわった瞬間に金縛り。 
    指の一本も動かない。隣の部屋の明かりを背中に受けながら、初めての体験に慌てていました。 
    声も出ない。コーー、コーーという息が喉を滑る音が聞こえるだけ。 
    目の玉は、何とか動く。これは、いよいよヤバイ。死んでしまうかも知れない。と思った。ら、異変が動きはじめた。 

    まずは私の喉仏がゴリ、ゴリと指で探られる。私の視線の端っこ、認識できるかどうかという場所に、顔が半分だけ見切れている。 
    そして、私の部屋の下手には親の部屋があるのだが、その部屋をザッ、ザッ、と歩き回る音。 
    部屋をぐるぐると回るその足音は止むことなく、また私の喉を弄ぶもずっと、底に居る。 

    だめだ。死んじゃう。 

    そう思った瞬間。枕元のCDコンポが大音量で鳴りはじめた。 
    私の金縛りは解けた。 

    ただ、触ってもいない天井から下がった電気のスイッチがぶらり、ぶらりと揺れていた。


    【イロイロと出る家】の続きを読む

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    693 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/05/15(日) 20:52:45.67 ID:VCIH9IIUO [1/2回(携帯)]
    昔、 
    二人制で交代しつつ仮眠をとっていた午前2時。専用仮眠室は用意されていなかったため、人が居る棟とは別棟の一部屋を使用していた。 
    その棟の地下には霊安室があり、多少気味悪かったがもうかなり慣れていた頃に事が起きた。 
    仮眠は仮眠であり、それほど深くは寝付けなかったが私はある夢を見た。それは、私が階段を這って昇る夢であった。 

    ずるりずるりと、いうことを聞かない体をくねらせて階段を昇る夢。 

    私は夢の中でぼんやりと『ここだ』と思う部屋を目指す。 
    見たことのある部屋。今、私が仮眠をとっているはずの部屋。 

    私はその瞬間に目を覚まし、汗でびっしょりと濡れた額を拭った。本当に意識のある夢だった。


    【病院の夜間警備のバイトをしていた時の話】の続きを読む

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    638 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/05/14(土) 13:32:07.20 ID:Y9qpHx440 [5/12回(PC)]
    それから15分ほどして、外で物音がした 
    子猫が帰ってきたのかなと思った俺は、ソファから立ち上がり裏口の扉のほうへ歩いて行った 
    確かに下の方から物音がする。なんだ、帰ってきたなら入って来ればいいのに。それにしても賢い子だなと思いつつ、さらに扉へ近づいた 
    俺は扉を開けようと手を伸ばした、その瞬間 
    「○○!!!!!!!!」 
    後ろから母がものすごく大きな声で俺の名前を呼んだ。初めて聞くくらい大きな声だった 
    その場でビクッと動きを止めた俺は、その瞬間なにか嫌なものを感じて扉のほうを見た 
    正確には、子猫が戻ってきたとき、入ってこられるようにと開けておいた隙間を見た。扉がもうちょっとだけ開いた 

    よくわからない、人の形をした、でも顔が無い、というか顔のイメージが今でも思い出せなくて頭があったのかどうかさえわからない灰色のソレが居た 

    俺はそれを見た瞬間、頭の中も心のなかもわけがわからなくなって 
    そのただわけのわからない恐怖から「うわぁぁぁあああああああああ!!!!」と叫んで後ろに飛び下がった。 
    背を向けて逃げ出したかったが、母が後ろから抱きしめてきた 
    それで少しだけ元に戻った。父と母を店のほうに連れて逃げようと思った 

    そう思って父に声をかけようとした瞬間、猫の鳴き声が聞こえた 
    「にゃあ」とか「にゃぁお」じゃない、それ以前に子猫というより大人の猫のような 
    「フギャァァアオッ!」とかそういう、俗にいう喧嘩をしているときの猫の声がした 
    ほぼ間を置かずに「ウゥゥッ!ミギャァ!」と再び猫の声がした、噛み付きながら喋ってるような鳴き声だった 
    気がついたら……覚えていないだけなのかもしれないし、意図的に見ようとしていなかったのかもしれないが 
    いつの間にか灰色の人の形をしたソレは隙間から見えなくなっていた 
    猫の威嚇の声も、しなくなっていた 

    どれくらい経ったか覚えていないが、いつの間にか後ろにいた父が青ざめた顔をしながら扉を開けた 
    何もないし、誰も居ないし、子猫の姿もない。あるのは畳んだダンボールと掃除道具、空きスペースには父の車と自転車が止まっていた 

    以上です。長文にもかかわらず読んでくれた方はありがとうございます


    【灰色の人の形をしたソレ  後編】の続きを読む

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    634 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/05/14(土) 13:19:08.77 ID:Y9qpHx440 [2/12回(PC)]
    書きためてあるわけじゃないんだ、今しがた書き終えた。
    よく見直してないから日本語おかしいとこあるかもごめん 


    俺の家は祖父の代から自営業を営んでて、今は父が店を継いでる。田舎にありがちな地域密着型の小さな店 

    金曜の夜、いつものように帰宅した俺は店の後片付けを手伝うべく、家から200mほど離れたところにある店に向かった 
    裏口から店に入ると、父親がPCで事務処理をしていた 
    「ただいま、お疲れ」と声をかけると、「お、○○おかえり。こっち手伝ってよ」と返された 
    いつものように適当にあしらいつつ事務所を出て、店の中でテーブル等の片付けを行う母に声をかけつつそちらを手伝う 

    後片付けをしていると母の実家から従兄弟がやってきた。いろいろとおすそ分けを持ってきてくれたらしい 
    父はまだPCでの仕事が終わりそうにないというので、俺・母・従兄弟の三人はしばらくの間片付けの手を休めて会話に花を咲かせていたんだが 
    さすがに店をずっと開けておくわけにもいかないので、兄には店裏のスペースに車を移動してもらい、店の扉を閉めることにした 

    自販機でみんなに飲み物を買おうと思った俺は、母にそのことを告げて店の扉から出た。母は了承すると、俺が出た後そのまま鍵を閉め、店の奥へと向かう 
    俺は「裏から入ればいいわけだから、閉めてもいいとはいえ……さすがにすぐそこなんだから待ってて欲しかったなー」と思いつつ自販機に向かった


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