2016年05月

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    674 : 1/5[sage] 投稿日:2011/05/01(日) 17:27:21.14 ID:BArBN8k60 [1/6回(PC)]
    バイト先で知り合ったヤツとの話を書く。 
     
    ドラッグとかそういうのが嫌いな人は読まないほうがいいかも。 
     
    じゃ、書くね。後にも先にもこの時だけだった、ハッキリと見たのは。 
    その友人をWとする。その当時、Wが結婚を考えている恋人がいて、Jとする。 
    Wとはバイト先で知り合った。シャブ好きというのですぐに意気投合。 
    ヤツのヤサは練馬高野台に建つ築30年越し、古ぼけたマンションだった。駅からわりとすぐで、5階建て。 
    一階入り口の宅配ボックスだけがきれいで余計に浮いている。やはり宅配業者の要望があったのだろうか。 
    ワンフロアに2部屋ずつというつくり。
    エレベーターがなく、階段で5階まで上がるというところからも古さが分かると思う。 
     
    今はたしかエレベーターって義務付けられてなかったか。 
    5階にも扉は2つあるけど、もうひとつのドアを開けると屋上テラス。 
    Wの部屋に入ると、いきなり魚の腐ったような、でもどこか人工的な化学的な…そんな悪臭が漂っていた。人の家の匂いって色々あるとは思うが、強烈だった。アレを早くキメたら慣れると思って、何も言わずあがる。 
    トイレの電球が点かないらしい。交換してもすぐ消えるんだと。道理で、入って直ぐの台所に、電球のみが何十個と詰められたゴミ袋があるわけだ。
    彼女に子どもが出来たから結婚が近いとか言ってたけど、今日は彼女が実家にもどっているため、 
    男同士、独身最後のドラッグパーティという企画だった。 
    早速それじゃあって感じで、Wとキメ始めると、夜が更けるにつれ、慣れると思っていた例の、魚の腐ったようなでも化学的な匂い、が濃くなる一方だった。 
     
    炙るとかなり臭いんだがそんなものではなかった。明らかに異常な嗅いだことのない匂い。 
    …おかしいだろと思い、一旦外の空気を吸って少し落ち着こうと思い、コンビニへ行こうというと、一緒に出かけることになった。


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    228 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/04/28(木) 04:01:53.20 ID:BNWIq7oiO [5/9回(携帯)]
    >>227 

    陽が落ちた頃、古民家yさん宅にはぞろぞろ人が集まる。 
    ヒロはもちろん、昨日は見ない顔がたくさんならび、私もそわそわと落ち着かない。 

    陽と月が交代するころには宴の準備が整ったようで、大きなちゃぶ台には大皿に盛られた美味しそうな料理がでんと並ぶ。 
    私も空いた座布団にちんまりと座り、乾杯にまじった。 

    料理に満足した人は各々の遊びを楽しんでいるようで、私もヒロに返盃を誘われ。少しくらいならと酒に興じた。 
    凡そ二人でバカ笑いしながら一升を呑みきった頃、kさんがこちらへ来た。 

    「ちょっとついて来ちゃれ」 

    そう言うなり二人とも来るようにとジェスチャーし、私たちは素直にkさんの後をついていった。 

    騒がしい縁側を背に、虫が鳴く夜、月がkさんとヒロと砂利道を照らす。 

    少し歩くとkさんが口を開いた。 

    「おいは今酔っとるからのぉ・・えぇか!酔っとるのよ・・・」 


    「n!お前の話ぞ!・・・・」


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    224 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/04/28(木) 03:50:00.59 ID:BNWIq7oiO [2/9回(携帯)]
    >>223 

    「おい!nか!こっちこっち」 
    声の先には喜々とこちらに手を振るヒロだった。 
    私もなんだか嬉しくなって、がらにもなく「おーい」だとか言って手を振って応えた。 
    ヒロはどうやら沢で何かをしているようなんだが、釣り具はなかった。 
    「nかぁ久しいなあー!あれらの相手はお前にゃ大変ろ?ん?w」 
    とイタズラな顔をしてみせる。私も素直に「確かにお前の相手の方がよほど楽だな」と嘯き笑った。 

    そうしてひとしきり互いに懐かしみ笑い合った後、 
    「叔父さんがお前とかんぬっさんの所へ行けと言ったんだが、何か聞いてるか?」 
    と訊ねた。 
    「おーそうか!壊すの決まったか!よしよし、行こう行こう」おおよそ地鎮祭のような、そういった儀式の必要性は感じていたので私も彼の軽いノリに任せた。 
    彼は草履と上着を羽織ると行くかー!と言って意気揚々と沢を上がった。 

    「ところで、お前あそこで何してたんだ?釣りでもないみたいだし」 

    「うん、はぁなんにもないよ!まぁまた後で話をばするわね」 

    少し真剣な目をしたので、探るのは止めた。 

    大変なのは俺なんかよりも、お前みたいなあいだに立つ奴なんじゃないのか? 

    今になってそんなこと考えたりするよ・・・・・ 


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    186 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/04/27(水) 22:44:29.04 ID:VuRaxvaEO [4/6回(携帯)]
    >>184 
    出した荷物も積み終わる頃には日が高くまできており、一行はyさん宅で昼を取るとのこと。 
    「nくんの分もあるから安心しぃな」 
    私の顔色をうかがってくれたのか優しい言葉にいやしくも同行することにした。 


    軽トラの荷台に乗り込み、ガタガタの山道を先ほどのkさんと揺られていた。 

    「nなぁ・・あれはまた後でゆっくり話しをばするから待ちよ・・・ 
    とりあえずあいつらとも相談せないかんからのぉ」 
    と目配せをした。 
    視線の先には先頭を走るyさんや親戚の人。 

    ふるさとと言えど知らない土地で見知らぬ親戚を名乗る人々、本当に親戚か? 

    (ここはなんてヒナミ○ワか・・・) 
    そう思った、本当に思った。 



    そんなくだらない勘ぐりをしていたら早くもyさん宅に到着。 

    荷降ろしは後回しにしようと言うことで、冷たい麦茶とひやむぎをいただいた。 

    耳をつんざく蝉の声をBGMに縁側でへたり込んでいると、kさんがスイカを持ってこちらにきた。 
    「食いなぁ・・・」 
    礼も早々によく冷えたスイカに舌鼓を打つ。 


    スイカのタネをマシンガンのように飛ばしながらkさんがおもむろに語りはじめた・・・・ 


    【本家の女は四十歳を迎えない  中編1】の続きを読む

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    178 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/04/27(水) 20:55:25.44 ID:VuRaxvaEO [1/6回(携帯)]

    先日まとめサイト?で「コトリバコ」を読んで、私の家系にもあれに似たことがあり、 
    願わくばここの方々の専門的な知識、助言や考察を賜りたく思います。 

    単刀直入に言いますと「本家の女は四十歳を迎えない」んだそうです。 

    確かに、私が知る限りですが、祖母、曾祖母は若くして他界しております。 
    しかし、私は親戚のその言葉を「偶然」の一言で一蹴しました。 
    と言うよりも、この家系にそれほど長い歴史があるとは聞いていないし、 
    由緒のある家系だとも聞いていませんでした。私はオカルトも信じていませんでしたし。 
    事実、本家がある田舎を離れてもう二代も過ぎていますし、去年に本家の家屋を取り壊した際も、 
    親戚一同は大きな躊躇もなく「まぁ、仕方がない・・・・」と言ったり、中には宴会よろしく酒を呑む人までいました。 
    そんな人達が云う因習に、信憑性はまったく感じられなかったんです。 
    それに今はそんな時代でもないじゃないですか。 

    けれど、何か引っかかったんです。違和感と言いますか、モヤモヤといいますか... 
    ついでに湧いてきた好奇心や探求心にまかせて、調べることにしたんですよ。

     
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    173 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/04/27(水) 19:46:09.32 ID:noZkFn+C0 [1/2回(PC)]
    怖くはないのかもしれない 

    自分が小学5、6年のとき、兄貴とばあちゃんと3人で家に居たんだよ。 
    両親は共働きだったから、帰ってくるのは二人とも午後9時くらいだった。 
     
    んで、確か午後7時位だったかなぁ?ばあちゃんが風呂入って部屋に行った後に家の電話が鳴ってさ 
    電話を取る前は、親のどっちかが「帰りに何か買ってこようか?」って電話だろうと思って 
    普通に取ったんだよね。そしたら受話器の向こうからは何にも聞こえないで 
    ちょっとしたら「ブツッ」って切れたんだよ。まぁでも田舎だし、携帯の電波が 
    悪かったんだろうって思ってたのね。そしたらその5分後位にまた電話がかかって来てさ 
    今度は兄貴が取れよって言って兄貴に取らせたわけ。そんで兄貴が受話器を取ったわけなんだけど 
    兄貴は凄く怯えた様な、変な顔をしてさ、すぐ受話器を置いちゃったんだ。 
     
    どうかしたの?って聞いたら、何か変な声がしたから切ったって言うんだよね。 
    当時家の電話は、変な勧誘が怖いからって電話帳にも載ってなかったんだ。 
    だから、きっと何かの聞き間違いか、兄貴が俺を怖がらせようとしてるんだって思ってた。 
     
    そして、その後また電話がかかって来た。お前が出ろって兄貴に言われて、受話器を取ったら 
    受話器の向こうから「ワタシ、メリーチャン。アナタノウチニイルノ」って機械音みたいな声で 
    喋りかけられた。流石に怖くなってすぐに受話器を置いたら、兄貴がお前も聞いたか?って言ってくるんだ。 
    どうやら兄貴も同じようなことを言われたらしい。俺らは怖くなってまた電話がかかってきてもシカト 
    してたんだ。


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    172 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/04/27(水) 18:19:58.46 ID:YW+0Hos4O [1/2回(携帯)]
    ふと思い出したからケータイからすまんです。 
    以前とある工場で働いてたんだけど、たまに本社にヘルプで呼ばれるんだ。 
    で、たまたまその日は忙しくて本社出たのが夜12時くらい、工場に帰ってきたのは1時くらいだったかな。 
    で、さっさとタイムカード切って帰ろうと思って工場のセキュリティを解除して事務所入ってカードを切って、外にでてセキュリティを開始したんだ。 
    そしたら事務所で電話が鳴ってんの。 
    しょうがないからまたセキュリティ解除して電話に出ると警備会社からでさ 
    警備「夜分遅くすみません、今セキュリティ解除して入りましたか?」 
    俺「ええ今本社から帰ってきたもので」 
    警備「そうですか、で今セキュリティ開始しましたよね?」 
    俺「ええ帰るので」 
    警備「お一人ですか?」 
    俺「ええ?・・・怖い事言わないで下さいよぉ。」 
    警備「いやすみません、怖がらせるつもりではなかったんですが。セキュリティ開始してからすぐにセンサーが反応していたので電話させて頂いたんです」 
    俺「ぇぇぇ・・・」 
    警備「あー・・・きっと虫か何かでしょう。夜分遅くすみませんでした、お気をつけて下さい、お疲れ様でした。」 

    速攻で帰りましたよ。 
    この時は何も無かったけど読むだけだとあまり怖くないかな。。


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    158 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/04/27(水) 04:53:11.07 ID:sdACPLCD0 [1/3回(PC)]
    自分は本当に怖かったんですが 
    つたない文章でうまく伝わらなければごめんなさい。 

    京都の鞍馬寺に観光に行ったんですが、鞍馬山の参道途中ですっごい雨がザーッと降ってきました。 
    友達と二人で傘もなかったので、ワーッと木陰を伝って小走りに参道を駆け上がると 
    途中で小屋というか庵というか、小さなお堂のようなところを見つけたんで、 
    その屋根の下に逃げ込みました。 
    二人で「止むかなぁ」などと空を見上げていると、突然背後でガタッ!!と 
    お堂の小さな木戸が開きました。びっくりして振り向くとお寺の関係者の方のようないでたちの、 
    お坊さんの格好にジャンパーを肩に羽織った40歳くらいの男性が出てきました。 
    中で何か作業中だったのか、私たちは「あ、すいません」と頭を下げると、男性も軽く会釈して空を見上げると、 
    雨の中を歩いて出て行かれました。 
    私たちは「お寺の人はこんなお天気でも大変だねー」と男性を見送っていたのですが、 
    男性は下り坂の勾配を無視するように、真っ直ぐに歩いていきます。 
    透明な板があるように、次第に明らかに宙を歩いた状態で真っ直ぐ真っ直ぐ、林の中を遠ざかって行きます。 

    つづく


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    76 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/04/25(月) 04:34:07.16 ID:SBJ3jKu20 [1/4回(PC)]
    10年位前、当時の彼氏と同棲していたときの話です。 
    一時期室内でハーブを育てていて、唯一の南向きの窓際にベッドを置いていたことから 
    会社に行くときはカーテンをちょっとだけ開け、 
    ベッドの上の陽が入るところに植木鉢を置くようにしていました。 
    彼氏は朝早い仕事で夕方5時くらいには帰宅。私は逆に午前11時くらいに出勤、夜は遅いことが多く。 
    カーテンを開けて植木鉢を移動するのはいつも私でした。 




    続きます

     
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    979 : 1/3[sage] 投稿日:2011/05/23(月) 19:49:56.51 ID:NJKXH3+Z0 [1/4回(PC)]
    このスレかエニグマスレか迷ったけれど、一応こっちで。 
    うちの近所のカーブの話。ほんのり怖い?ぐらいの話です。 

    私は中学生の頃交通事故にあった。 
    そこは見通しの悪い急な下り坂の左カーブで、 
    チャリに乗ってトラックと並走してたら荷台の後方に右手が接触。 
    盛大な勢いでこけたがほぼ無傷で済んだ。 
    転んで地面滑ってる最中、後ろからも車が来てるから 
    轢かれて死ぬな、なんて思ったりしたのに、 
    そして前述のとおり見通しの悪い下り坂のカーブだったにもかかわらず、 
    一台も玉突きになったりすることなく済んだ。


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