2016年04月

    276 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/04/06(水) 23:25:12.10 ID:C0RJjG3V0 [7/11回(PC)]
    這う音は、ぴたりと止まった。 

     気づかれてしまったのだ。 
    この些細な失敗にすっかりとりつかれた私は、涙でも流していたのだろうか。 
    それでも必死に取り繕おうと息を懸命に殺し、そして耳に神経をあつめた。 
     だが、それ以降、時計が神妙に刻む針の音以外に子供部屋に響く音はなく、 
    私は序々に平常心と安堵を取り戻す。 
     驚いたのか、帰ったのか、 
    まさか布団をめくればそこに顔があるなんてこと・・・・まさか、まさか。 
    安堵の中で、「お化けなんかいるものか」というか細い安心材料にしがみつく。 
    やがて、その結論がじわじわと頭になじんだ頃、かいた脂汗をどうにかしたくなった。 
     疑心暗鬼になっていても仕方なし、とりあえず、布団の外の空気が吸いたい。 
    そうして、思い切って布団を取り払った。 
     ・・・・目の前には、ただいつもの天井、いつもの壁、何にもありゃしなかった。 
    まだ夜の最中だというのに、長い長い夜が明けた気になったと共に、 
    少しばかりのやってやった感。 
    そして深く息を吐き出たのだった。だが。 

     ・・・り、ざり、ざり 


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    272 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/04/06(水) 23:22:27.06 ID:C0RJjG3V0 [4/11回(PC)]
     しばらくは、少々の罪悪感に悩まされることとなる。 
    人の敷地、それも神様のいるところから人工物を持ち出してきた、 
    明らかに神社の備品ではないような箱ではあるが、罪悪感に苛まれている私にはそこまで頭がまわらず、 
    実は神聖なものではないだろうかとか、そんな窃盗妄想に暮れていたのである。 
     だが持ってきたものはしょうがない、砂をおとして、それは結局大事にしまわれた。 
    ワインのコルクや小石や貝殻といっしょに。 
     しばらくしてからだった。罪悪感も、その箱の存在も度々思い出す程度になったころ、 
    それはいつものように布団の中にもぐりこんだ時だった。 

     ざり、ざり。 

     それはかすかな音だった。 
    が、しんと静まった部屋の中で、それは確かに聞こえるのである。 
     私のベッドは2段ベット(と呼んではいるものの実際は机と棚の上にある高床ベット)で、 
    もし床の畳に布団をしいていたなら、それを本当の耳元で聞かなくてはならなかっただろう。 
    それは下から響いてきた。 
     虫だろうか?いや違う。虫は確かに湧くけど、あのような、畳を引きずり這うような音はしない。 
     ざり、ざり、私の頭の中は様々な思考を布団をかぶったまま巡らしたが、 
    この状況に対する利口な策を練るわけでもなく、ただ自分の小さな恐怖を拡張したに過ぎなかった。 
     結局、私はいやな脂汗をかくだけで夜を明かした。 
    どんなに恐怖しても、いずれは眠れるものである。


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    205 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/04/06(水) 16:57:20.43 ID:5DR8vGpe0 [1/1回(PC)]
    俺が体験したっつーか、俺の周りが怖がってるっつー話 

    俺数年前に病気で視覚障害者になったのよ 
    つっても、まったく見えないわけじゃなくて弱視なんだけど 
    人いるなってのはわかるし歩きなれてるとこなら白杖なくても歩けたりするんだ 
    子供大人の区別つくけど男女の区別がつかないくらい 

    で、友達と遊び行ってるときに言われた 
    お前なんでそんな風に歩くの? 
    最初は目がわりーからゆっくり歩くんだよって言ったんだが、 
    どうやらそういう意味じゃないらしい 
    誰もいないのに、あたかも人を避けるように歩くことがあるそうだ 

    俺は人がいるからちょっと避ける感じで歩いてただけで幽霊とか意識したことはない 
    その手の話は好きだし体験してみたいと思ってるが本当に幽霊なのか実感できない 
    友人がどうせネタで面白がって言ってるだけじゃね?みたいに思ってた 

    けど、仕事場で○○さん、たまに誰もいないところに向かって挨拶してる…… 
    って言われてやっぱりたまに幽霊でも見えてるのかなあとも思う 

    ちゃんと書けてるかな、以上です

     
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    413 : キューブ4[] 投稿日:2011/03/31(木) 12:42:02.85 ID:O4+CWZlyO [4/5回(携帯)]
    Bは、あのパズルは何かある。お祓いしにいこうとかいいましたが私を含めた3人は笑ってごまかしました。 
    その数日後、突然Bが学校に来なくなってしまいました。何度も彼の自宅に足を運びましたが会ってくれません 
    私はパズルは3分の2ぐらい出来ていましたが気持ち悪くなり放置しました。 
    そしてBが登校拒否になって5日過ぎたときに最悪の出来事が起きてしまったのです。 
    Cが交通事故にあい、病院に緊急入院したと担任の口から言い渡されました。 
    私とAはショックを隠しきれなく、見舞いにいこうとしましたが何故かCの母親にやんわり拒否されてしまいました。 
    私とAの心中は乱れに乱れて、立て続けに仲間に起こった出来事に 
    今度は自分に災いが降りかかるのかと恐怖していました。 
    そして私達は親に内緒でパズルを持って近くの神社に行く決意をしました。


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    406 : キューブ[] 投稿日:2011/03/31(木) 11:36:47.58 ID:O4+CWZlyO [1/5回(携帯)]
    かなり昔のことなのですが・・・ 
    私は関西の田舎町に住んでいて、その時は高校生でした。 
    何にもない普通の田舎町でしたが、町の中央には川が流れていて 
    その隔たりで出来た両地区の温度差というか不自然さを少し感じたときがありました。 
    私の家はたいそう古く倉があり、家を改築するときにその倉を壊すことがきまり中のものを確認しました。 
    いろいろと古めかしいものがありましたが何故か紫の巾着袋に目がいきました。 
    横で作業している両親を尻目にヒッソリと持ち出したのです。 

     

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    395 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/03/31(木) 02:57:50.18 ID:LY7LqDKR0 [4/5回(PC)]
    まだ私は夢うつつだったんだけど、ソファーで寝てるから、体のあっちこっちが軋むのね。 
    で、毛布を抱えてゴロンと寝返りを打ったわけ。 
    そうしたら毛布が引っ張られて、そっと体の上に掛け直されたのね。 
    あぁそういえば此処、ばあちゃんの家だった。ばあちゃんありがとう…と思ったんだけど、 
    まだ眠くて眠くて、もう一度夢のなかに行っちゃったのね。 


    ……そこはさっきの夢の続きで、私は犬を抱えて家の庭に立ってたのね。 
    一体どうしたんだろう、というより私はさっき何をした、怖い怖い怖い…と軽くパニックだったんだけど、 
    玄関にはまだ奴が居るってのが分かったんで、とりあえず離れに停めてある自転車の所に行ったのね。 

    …と、ここで家の中から「ドン!!」って凄い音がした。続けて「ドン!」「ドン!」と二発。 
    あいつだ!!と思って、とりあえず逃げなきゃ、と自転車を押して、家の前の道路に出て、 
    「ばあちゃーん!」と思いっきり叫んだ。 
    家のすぐ側の畑から、首にてぬぐい掛けたばあちゃんが出てきて、「どうしたんね!」と聞いてきたんで、 
    「家!家の中!何かおる!」とそれだけ伝えた。 

    ばあちゃんはチラッと家を見に行って、すぐに血相変えて引き返して、私の背中をグイグイ押してきた。 
    「逃げえ!ありゃアオオニやが!いかん!こっちに来よる!来よる!」 
    私もそれを聞いて玄関を見た。眼が悪いんであまり見えないけど、網戸の向こう、あいつが動いてるのが見えた。 
    パニクって逃げようとしたけど足が上手く動かない。自転車に乗りたいんだけど、ヨロヨロして走れない。 
    やばいやばいやばいやばい、捕まる、怖い怖い怖い、無理!


    【皆はトンボを共食いさせた事あります?   後編】の続きを読む

    392 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/03/31(木) 02:56:35.10 ID:LY7LqDKR0 [1/5回(PC)]
    地震の話もちょっと絡むし、長いし読みづらいしで申し訳ないんだけど……。 
    夜中だし、さっきの事だしでちょい投下。 


    私は昨日、ヤバいってんで、愛犬連れて福島から祖母の家に疎開して来たんだよ。 
    飛行機乗り継いで到着した頃にはもう夕方だったし、昨晩から寝てないしで、ひとまず寝るかー…って事になってね。 
    布団が無かったんで、犬は足元に毛布を重ねて、 
    私はソファーの上でバスタオルと毛布を被って寝たのね。 

    そうしたら、不思議な夢を見た。 
    私は殆ど夢を見ないし、見ても色なし音なしが殆どなんだけど、 
    今回の夢は無闇に色付きで、音もハッキリ聞こえていて、感触があった。 


    私は小さい頃、祖母の家に預けられててね。 
    周囲の風景はその頃の物で、私は庭で自転車に乗ってたのね。 
    天気は良いし、気温も暖かめだったんだけど、空は白く濁っていて、 
    心なしか周囲も彩度が低くて、まるで昔の写真のようだった。 
    と、気づくと家の中から愛犬の鳴き声がするのね。 

    いつものワンワンじゃなくて、「ギュウ…ギャインッ!グウウ…!」みたいな凄い唸り声。 
    普段は大人しい子なのにこりゃ尋常じゃ無い!と思って、慌てて玄関に駆け寄ってガラッと引き戸を開けたのね。 
    そこで私は思わず呻いて、ドアに手を掛けたまま、固まっちゃった。(続くよ)


    【皆はトンボを共食いさせた事あります?   前編】の続きを読む

    375 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/03/30(水) 23:33:12.18 ID:WzvptIe20 [7/9回(PC)]
    その音がね、俺の耳と同じ階層って言うのかな。 
    アパートの三階のロフトに寝た高さ? 
    それの高度をキープしたまま、こっちにむかって 
    近づいてくるのがだんだんわかって。 

    「カンカンカン・・・・」 

    ってあの音が近づいて来るんだ。 
    ああ、いやだなぁ、はやく去らないかな、なんて考えてたと思う。 



    【カンカンカンカンカン・・・・・  後編】の続きを読む

    371 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/03/30(水) 23:31:23.95 ID:WzvptIe20 [4/9回(PC)]
    ボクの体験は上のとかと比べればミジンコのような話だが、聞いてくれるか。 

    ボクがまだ大学生で一人暮らしをしていたときの話なんだけどね。 
    その頃ボクは正直オカルト好きだけど、 
    心から不思議な存在とかを信じていたわけじゃなくてね。 
    科学的見地からとか民俗学的に見ると、的な講釈とかがすきで。 
    まぁ要は頭でっかちって言うか。 

    でもそんなことに興味があったもだからか、ボクの身の回りにもね。 
    異変がちょくちょく起こるようになったんだよね。 
    ただ、異変って言っても、幽霊が見えるとかそういうんじゃなくてね、 
    ボクがあまりにも疲れてたり、悲しかったり、イライラしてたりする時に 
    限って、家の電球が切れるっていうことだった。 
    まぁ、すぐに電球替えるんだけど。それも飛んじゃうんだよね。 

    なんか気持ち悪かったんだけど、 
    まぁ、電圧があってないんだろうとか思ってせっせと電球交換してたんだよな。 
    それにしても何度も何度もだったので、まぁボクとしては異変と呼ぶことにする。 
    仕舞いにはPCまで切れたり、テレビチューナー壊れたりね。 
    まぁいいことなかった。


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