2016年01月

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    277 : 自治スレでローカルルール他を議論中[sage] 投稿日:2010/10/12(火) 08:12:12 ID:ixMCEZCVO [1/1回(携帯)]
    父親が首吊り自殺で亡くなった。埋葬するまでの期間、首から鎖骨にかけて、謎の湿疹?炎症ぽいのが出来た。 

    それと、首が絞められてる感覚もあった。 
    例えるなら、マフラーを少しキツめに巻いてる感じが四六時中。 

    寝てる時その感覚が強くなることがたまにあった。 
    そのとき必ず見るわけではなかったけれど、その感覚が強くなると見る夢があって、 

    はじめに部屋の壁が視界に入る。でもすぐ壁に掛けてあるカレンダーの印しが付いている日を見て、 
    間もなく棚に飾ってある不細工なネコの縫いぐるみに目をやる。 

    曇った視界でその二つを交互に見ながら、誰かを強く憎む気持ちと、後悔する気持ち。 
    申し訳ない、悲しいという気持ち、そして家族への愛おしい気持ち・・ 
    複雑な感情が混じって、色んな意味で苦しかった。だいたいいつもその辺で目が覚めた。 

    カレンダーの印しが付けられていた日は、私の大学生活最後の文化祭の日で 
    文化祭の数ヶ月前から私が、父と父の再婚相手を『文化祭に遊びに来てね』と招待している日でもあった。 
    不細工なネコの縫いぐるみは、幼少期に私が父にプレゼントしたもの。 

    あの夢の部屋は父の部屋で、父が自殺した場所でもあった。 

    遺骨を埋葬してからは徐々に首の炎症っぽいのも治って、 
    気付いたら首が絞められてる感覚もなくなっていた。 


    あの夢は親の最期だったのかな、と思うと辛すぎて死にたくなる。 


    文めちゃくちゃでスマン

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    295 : 自治スレでローカルルール他を議論中[] 投稿日:2010/10/12(火) 14:00:01 ID:299MaP44O [1/1回(携帯)]
    3、4年前かな? 
    俺がガソリンスタンドのバイトをしていた頃の話。 
    その日は日曜日で朝から晩まで出勤だった。 
    夕方暗くなってきた頃、俺は仲の良いAさんと店番だった。 
    雨も降っていたしあまり客は来なく二人して店の中でタバコを吸っていると、一台のお客が来店。 
    60代くらいのおばあさん。現金で満タン。 
    俺は助手席側の窓を拭いていた。 
    助手席にはチャイルドシートが。タオルに包まれて、かわいい帽子や服を着た赤ちゃんがいた。 
    赤…ちゃん…? 
    俺は違和感を覚えた。 
    俺はその赤ちゃんをもう一度見た。ゾッとした。 
    人形である。 
    人形に服を着せて、帽子を被し、タオルに包み、チャイルドシートに乗せていた。 
    鳥肌が立った。 
    汗がダラダラ垂れた気がした。 
    そんな事を考えているうちに給油は終わっていた。 
    俺はとりあえず給油を終わらせAさんが会計を終わらせた。 
    俺はAさんに目配せをして助手席側へ呼んだ。 
    俺は小声で「チャイルドシートの赤ちゃん、見てみて!」と言った。 
    Aさんは少し戸惑いながらドライバーのおばあさんに気付かれないよう何気なくチラ見した。 
    「ひぇっ!」Aさんは声を上げてしまう。 
    その声はおばあさんに聞こえてしまった。 
    凄い形相でこちらを睨みつけ、サッと人形にタオルを被せ隠した。 
    どうなるかと思ったがそのまま帰っていった。 
    ありがとうございました、も言えないまま俺達は立ち尽くしていた。 
    あれからあの客は見ない。何だったのだろう…。

     
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    901 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/11/15(月) 05:17:10 ID:bfkYJ0NGO [1/2回(携帯)]
    すいません、携帯から失礼します。 
    ずいぶん前に、自転車で旅行していた時でした。 
    群馬県の子持村の近くだったと思います。 
    山の中で紙垂で出来た鳥居を見ました。 
    草で支えられていたと思います。 
    何の意味があったのか分かられる方いないでしょうか? 
    長文失礼しました。

     
    【群馬県の子持村の近く】の続きを読む

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    895 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/11/15(月) 01:20:31 ID:nC0hrsuH0 [1/1回(PC)]
    加茂湖って鬼が神様に騙されて掘って作ったんだよ(マメ知識) 

    海/道路/山 そんな地形で、集落も小さな川なんかを境に疎らにある村出身 
    の先輩から聞いた話し。 

    「お前、釣り好きなんか。けど、○○の山には入んねーほうがイイぜ」 
    仕事の休憩で趣味の話題になり、先輩が言った。 
    「え?地主がヤバイ人とかですか?」 
    「いや・・・地主なんか居るか居ねぇかわからんが、、、あんま言いたく 
    ねぇんだけど・・・昔から村の山には一人では入っちゃなんねえって言う 
    んだわ。ま、誰も入んねんだけどな。入ってもアレだ、山菜採りに入り口 
    まで行く程度なんだわ。」オカルト好きにはたまらない空気が流れた。 
    「何かあるんすか?」 
    「地元の人間じゃねんだが、ま、何しに来たかもわからねんだが、沢で死 
    んでんだわ。沢って言っても、釣りできる様な川じゃねーし、道路から見 
    ても川に見えないくらい小さい川っつーか・・・そこだけ小さな風呂みた 
    いになっててな。そこでキチンと服を畳んで、胸から上だけ出して、風呂 
    に浸かる様に死んでたんだとよ。」 
    俺はハァ??と思った。御伽噺のタヌキかよ!?と。 
    先輩は続けて「けどよ、一人だけじゃねんだわ・・そこでそうやって死ん 
    でんの。何年前だったかなぁ・・・ウチの婆さんが同じに死んでんの見つ 
    けたんだわ。」 
    何だか聞いてはいけなかった様な空気になった。 
    「なにかあるんすかね?」 
    「なんだろうなぁ。狸に化かされたんだろうと集落では言ってるけど、そ 
    んな伝説みてーなの聞いたことねーし。。。ま、お前は絶対に行くなやな? 
    なんだかわからんが、何かあるのは間違い無いんだわ。」 

                                ~終~

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    837 : 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:2010/11/12(金) 17:21:33 ID:12zXpuix0 [3/3回(PC)]
    知り合いの話。 

    彼の祖父はかつて猟師をしていたという。 
    遊びに行った折に、色々と興味深い話を聞かせてくれた。 

    「紅葉が綺麗な頃によ、見事な鹿を見つけたんだ。運が良いことに風下だった。 
     もう仕留めたモンも同然だと、逸る心を抑えながら引き金を引いたんだ。 
     でも、弾が出ねえ。ウンともスンとも反応がねえ。 
     馬鹿な今朝方手入れしたばっかりだぞ!って焦ってみたが、出ないモンは出ない。 
     そうこうしてる内に、鹿の奴は悠然と森ン中に消えてっちまった。 
     鹿がいなくなってからだわ、引き金の手応えが返ってきたのは。 
     その後は普通に山鳥なんぞ仕留めたんだがね」 

    「人に聞いたら、その鹿は十二様(山の神)の分じゃないかとサ。 
     年の最初に、その一年で神さんが取っちまう幸の分量が決められるって。 
     “これは神様の分”と定められた獲物にゃあ、下の者はどうやっても手が出せん 
     ってのが理らしいんだ。 
     ヨツ(獣)だけじゃなく鳥や魚、果ては山菜まで、どうしても獲ることが出来ない 
     分があったって話だ」 

    「相手が神様じゃ、綱引きしても勝ち目はねえよなぁ」 
    祖父さんはさっぱりした顔でそう笑った。 

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    836 : 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:2010/11/12(金) 17:20:34 ID:12zXpuix0 [2/3回(PC)]
    友人の話。 

    幼い頃、実家のある山村で飛渡祭りに参加していた。 
    燃える竹で餅を炙っていると、妙なモノが高みを飛んでいるのが見えた。 
    白くてジグザグの形をした平べったい物。御幣だ。 

    まるで生き物のように、フワフワと有り得ない軌跡を描いていたという。 
    一緒にいた兄に教えてみたが、彼にはそれが見えないようだった。 
    帰る時になっても、相変わらずそれは子供たちの頭上を飛び回っていたらしい。 

    祖母から「そりゃ十二様だよ。縁起が良いね」と言われたそうだ

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    824 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/11/12(金) 02:43:29 ID:43UnmXt50 [1/1回(PC)]
    昔、友人数人と山にキャンプ(バンガロー)に行った時。 

    山といっても、一応ちゃんとした施設で、一日色々遊んで楽しかった。 
    それで漸く夜、さあ寝ようかという時間。就寝の支度をしていると、 
    友人(Yとします)が結構ガマンしてたみたいで、トイレ(大)に行って来ると言って出て行った。 
    みんな疲れていたようで、支度が終わると瞬間で寝ていた。 
    自分も寝そべりながらウトウトしていた。 

    その時、不意にバンガローのドアが強めの勢いでガタッと開いた。 
    さっきトイレに出掛けたYが、ドアから顔だけ出してこちらを覗いていた・・・んだが、 
    どうも様子がおかしい。服装や髪型はどう見てもYなんだが、目が不自然に垂れている。 
    人間の目を、位置はそのままで角度だけ「ハの字」にしたみたいだった。 
    自分が「Y・・・?」と声を掛けた、それとほぼ同じタイミングで、そいつがこう言った。 

    「何で助けてくれへんかったんや。」 

    Yの声だった。 
    「え?何が・・・」と思う間もなく、そいつはドアを閉めた。タッタッタと走り去る音が聞こえた。 
    他の友人は誰も起きていないみたいで、俺は意味不明で怖くてしばらく眠れなかった。 
    しばらくするとまたドアが開いて人が入ってきた。恐る恐る見ると、Y本人だった。 
    いやー、漏れそうで危なかったよ、と笑いながら布団に包まっている。 
    意を決して顔を見たが、間違いなく俺の友人のYだった。 

    翌朝、Yにそれとなく、昨夜トイレに行った時と帰りに誰かとすれ違ったりしなかったか、 
    と聞いてみたが、別に誰とも会わなかったとの事だった。 

    俺は特に誰かを見捨てたりした経験もないし、あの言葉の意味がまったく分からない。 
    目が異様に垂れ下がったあの顔は、今でもたまに夢に出てくる時がある。 
    誰かが間違えて入ってきたのか?そうだとして、あれは本当に人間だったのか? 

    Yはもちろん今も健在で、たまに会ったりしているが、この話は彼にはしていない。



    825 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/11/12(金) 04:38:46 ID:7i8m4SQk0 [1/1回(PC)]
    ブルっと来た怖さ

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    733 : 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:2010/11/07(日) 16:33:33 ID:+RWlXtGj0 [3/3回(PC)]
    仕事仲間の話。 

    遠場に仕事へ出掛けた折、帰りが深夜になったので、車中泊をすることにした。 
    峠道の途中で山へ入る口があり、その奥に丁度車を停められるスペースがあったので、 
    これ幸いと乗り入れ、休むことにする。 
    シートを倒し、疲れた身体を横たえていると、突然ガチッ!と耳障りな音がした。 

    車のオートロックが解除されていた。 

    キーは車に挿したままだった。身体が解除ボタンに触れた訳でもない。 
    不審に思いながらも再びキーをロックし、横になる。 

    しばらく後、またもガチッ!とアンロックの音がした。 
    慌てて即座にロックし直すが、その直後にまた解除された。 

    どうにも気味が悪くなってしまい、すぐにエンジンを駆けてそこを飛び出した。 
    結局、その山を下りた場所の避難所で夜を明かすことになった。 
    そこではオートロックが解除されることはなかったという。 

    帰宅後、整備会社に車の調子を見てもらったが、どこにも不良箇所はなかったそうだ。

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    732 : 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:2010/11/07(日) 16:32:44 ID:+RWlXtGj0 [2/3回(PC)]
    友人の話。 

    彼の家は町の外れにあり、すぐ裏手からは深い山が始まっている。 
    立地のことで別に不満はないのだが、ただ玄関からよく物が失くなることがあって、 
    それが困るのだという。 
    どうしてだか、失くなるのは決まって運動靴。それも右足の分片方だけ。 

    「犬は靴が好きだっていうから。 
     山から野良犬でも下りてきて、持って行くのかとでも思ってたんだけど。 
     でも我が家も犬飼ってるし、そんなのが玄関まで来たら吠える筈なんだけどなぁ」 

    そんなある夜、犬の散歩で山道を歩いていると、奇妙な物が前を横切った。 
    スニーカーがピョンピョンと、まるで小動物がするように飛び跳ねていた。 
    見覚えがある。間違いなく彼の家から失くなった分だ。 
    唖然とする彼を尻目に、スニーカーは繁みの中へと消える。 
    犬は別に何の反応も示さず、退屈そうに後ろ足で首を掻いていた。 

    ・・・害あるモノじゃなかったようだ。うちの犬が惚けてなければだけど。 

    「それでさ思ったんだけど、山の神様って一本足だって言うじゃないか。 
     うちから度々靴を盗んでいるのって、やっぱ神様なのかな?」 
    真面目な顔でそんなことを聞かれても困ってしまう。 

    「過去のデータからすると、どうやら神様、ナイキがいたくお気に入りのようだよ」 
    重大な秘密を打ち明けるような調子で、彼はそっと囁いた。 

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    731 : 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:2010/11/07(日) 16:31:28 ID:+RWlXtGj0 [1/3回(PC)]
    山仲間の話。 

    地元の山に入る時には、必ず煙草を持参すると彼は言う。 
    当の本人は煙草を吸わない。不思議に思って理由を聞いた。 

    「俺がよく行く峠にさ、人を襲う化け物が出るって言うんだ。 
     でっかい蜥蜴みたいな態で、そのくせ二本足で直立歩行するんだとか。 
     腰掛けて休んでた旅人を、後ろからパクッと咥え込んで山に消える。 
     そんな昔話を何度か聞かされた覚えがあるよ。 
     アカハラって名前が付いてた。腹が赤いのかね? 
     何故か煙草の脂が苦手みたいで、持っていると近よってこないって伝えられてる。 
     信じてる訳でもないけど、ま、いわゆる一つの御守り代わりさね」 

    下山の際、使わなかった煙草を一本慰霊碑等に捧げ、家路に着くのが彼流なのだそうだ。

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