2015年11月

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    31 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 21:20:21 ID:P30SIxWt0 [1/2回(PC)]
    姉に頼まれてベビーシッターしたときの話 

    姉がどうしても役所や銀行に行かなきゃ行けないってことで、甥の子守をすることになった。 
    姉は産後しばらく実家に住んでたので、俺も赤ちゃんの世話は一通り出来たし、夏休みで暇だったから引き受けた。 

    ミルクを飲ませて、オムツも替えて甥が寝たところで、 
    姉は「2時間くらいは起きないと思う、1時間くらいで帰る」と言って出かけた。 
    甥はグッスリ寝てて、俺はTVを見てた。 

    トイレに行きたくなったんで、トイレに行って帰ってくると、甥が赤ちゃん用の布団から消えてた。 
    一瞬、頭が真っ白になった、けど、すぐに安心した。 
    甥は布団のすぐ横に置いてあった赤ちゃん用のベッドで寝てたんだ。 

    あーびびったーとか言いながら、寝てる甥を見てたんだけど 
    ハイハイはおろか、寝返りも打てない赤ちゃんが、どうやってベッドに移動するんだよってふと思った。

     
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    29 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 17:27:08 ID:GT2Hh0LP0 [1/1回(PC)]
    母親とアパート探ししてたときの話、女です 
    ここどうですか?と勧められた住所を見せられたとたん 
    寒くなって全身鳥肌、涙がポロッときてここには行っちゃだめだ!って直感?が来た 
    母が「奥まってて娘を住ませるのはちょっと…」と断って下見にも行かなかった 
    あれはいったい何だったんだろう?

     
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    736 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/06/28(月) 00:06:32 ID:2S4abhivO [1/2回(携帯)]
    カンボジアのアンコールワット周辺での話 
    ややマイナーな遺跡で、疲れてたから、遺跡の上に座り休んでいた。 
    そこは、あまり観光客はいなかったな。 
    日本語ですみませんとか言われて起こされた。 
    おっさんだった。その人曰く、仕事でカンボジアにいるんだけど、 
    日本の身内に手紙出したいから、この手紙日本に帰ったら投函してくれ、とのこと。  
    そんなのカンボジアからでも出せるじゃんと不審に思ったけど、 
    感じのよさげなウホッだったから、まあ、カンボジアの話聞こうと思って、その手紙受け取ったよ。 
    おっさんとはシェムリアプの町に戻って飯食った。 
    帰国後、切手買って手紙投函した。切手代は飯おごってもらったから俺が出した。

     
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    716 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/06/27(日) 14:41:11 ID:9mH7JlGp0 [1/3回(PC)]
    私が中学生のころの話です。 

    私が住んでいた田舎の町には、ある新興宗教団体の本部があります。 
    御殿のような金ピカの趣味の悪い本部施設には、幹部格の信者とその家族が何十人か住んでいました。 
    信者たちは地元からはかなり浮いた存在でした。 
    信者の子どもたちは地元の小中学校に通っていました。 
    私は中学校に入学して、信者の子であるAちゃんという女の子と同じクラスになりました。 

    最初はちょっと近寄りがたいような気がしていましたが、話してみるとおっとりした普通の子でした。 
    信者の子ということでほかの同級生からは避けられていたので、友達は少なかったみたいですけど。 

    Aちゃんは夏休み明けから学校に来なくなりました。 
    私は少し心配していたのですが、担任曰く、信者の子にはありがちなことだそうです。 
    教団の学習施設みたいなところに通っている、という話も聞きました。 

    2年生に上がっても、Aちゃんは一度も学校に来ず、不登校状態のまま一年以上が経ちました。 
    3年生になって突然、Aちゃんが再び登校しはじめました。 
    1年半ぶりに見るAちゃんは、1年生のころのとろーんとした雰囲気が消えて、 
    背筋がしゃきっとしていて、真面目っぽい雰囲気が漂っていました。 
    ずいぶん変わったなぁと思い驚きましたが、学校に来ない間も元気に過ごしていたようで良かった、とそのときは思ったのです。 
    でもだんだんAちゃんに違和感をもつようになりました。 

     
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    707 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/06/27(日) 13:04:42 ID:dSWMMDU50 [3/4回(PC)]
    Aが起こした事件がテレビをにぎわせたころ 
    テレビの中でAの母親がこう答えていた 
    「しかるべき罰をうけるべき」 
    俺はその場で気を失うほど怒り狂った 
    迷わずテレビ局に電話をかけて 
    Aの弁護士の連絡先を教えてもらい 
    俺はA側の証人として立つことを決めた 
    現役を退いた昔の校長先生などもきていた 
    Aの父親すらAのために証言台にたった 

    Aへ加えられていた虐待の内容が 
    法廷ですべて明らかになっていった 
    唯一無二といえる友達とも絶縁せざるをえなくなった 
    Aの悲しいこども時代が皮肉にもAを救った 

    恒常的な暴行 
    公衆の面前で我が子を辱めることも多々 
    常に完全であることを要求し 
    できないと暴行を加えることも多々 
    Aの住まう家は地上にあらわれた地獄だった 
    それをおこなっていた悪魔は 
    一体何をかんがえていたんだろう 

    Aの母親の罪状は明らかになった 
    Aの母親は表向き被害者へ詫びるとして自殺した 
    しかしその実態は 
    自らの時効を迎えた犯罪暦が 
    公判記録として公のものとなったからに違いない

     
    【地獄は彼の心の中にある  後編】の続きを読む

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    705 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/06/27(日) 12:59:29 ID:dSWMMDU50 [1/4回(PC)]
    仮称Aってダチがいた 
    小学校の頃はよく遊んでた 
    良いやつだった 

    何歳の頃だったかもおぼえてないけど 
    誕生日会に呼ばれた 
    リビングにとおされると部屋の中が暗かった 
    Aがなきそうな顔だった気がする 
    Aのお母さんがでてきてカーテンを開けた 
    すると一部だけぬれた布団がベランダで干されていた 
    Aは母親の袖をひいて泣き喚いていたが 
    当の母親はにたにたと笑っていた 
    Aがおねしょをするたびにどれだけ大変か 
    その誕生日会はAの母親の自慢話大会となった 
    その翌日からAはオネションというあだ名をつけられた 

    またある時遊びにいくと 
    Aの母親が突然部屋にどなりこんできた 
    その手には、殆ど○がついた答案用紙がある 
    俺なんて半分は×だったからどなられるくらいはなれっこだが 
    Aは俺の目の前で往復ビンタをされた 
    Aの母親はやはりにたにたと笑っていた 
    「B君はこんなささいな間違いしないわよね」 
    俺は首を横にふった 
    丁度その日に小テストがあったので 
    その答案用紙の惨憺たる有様を見せた 
    「おかあさんはどういう教育をなさってるのかしら」 
    勝ち誇ったような笑みだった

     
    【地獄は彼の心の中にある  前篇】の続きを読む

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    668 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/06/26(土) 21:00:13 ID:7eVsWdjS0 [1/2回(PC)]
    先輩から会社の休み時間に聞いた話を投下 

    だいぶ昔のこと、先輩の田舎のおじいさんが亡くなった時の話なんだけど。 

    死因はフグの中毒死。夕食に食べたフグにあたってのことだって、 

    おじいさん一人でだったらしく、おばあさんが家に帰って来たときにはチアノーゼっての? 
    顔が紫で、息もしてなくて、「もうだめだ」っていう状態だったそうだ。 

    翌日に通夜で、その次の日に火葬という段取り。 
    当時はちゃんとした火葬場なんて無くって、山奥の焼き場に親族、知人で遺体を焼きに行く。 
    で、焼けたころに又何人かで骨を取りに行くっていう方式だったんだそうな。 


    焼きだしたのが結構遅かったらしく、焼ける頃にはもう日も沈むころ。おじいさんの知人の男二人でシャベルと明かりをもって焼き場に向かう。 
    さあ、骨を拾おうかと思ったら、棺桶の灰ばかりで肝心の骨がない。 

    そんなはずがないっていうんでよく照らしてみると、灰を引きずったような跡がある、二人はそのあとを追って進んでみた。 
    おじいさんがいた。 
    焼き場からほど無い所の木の下で、あぐらをかいて。全身が赤黒く焼け、半分炭化し、ところどころ骨の見えた姿で・・・

     
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    663 : 1/2[sage] 投稿日:2010/06/26(土) 20:16:26 ID:JmJOG4sw0 [1/2回(PC)]
    30年前に両親(と祖母)が遭遇した体験 母から聞いた話 

    時期は夏、両親は父の実家に帰省していた 
    日中、父は伯父と共にある土地の整地の手伝いに行っていた 

    その土地は新しく買った土地なのかどうかまでは詳しく聞いてないが 
    昔から管理してきたような慣れた土地でないことは確かだと思う 

    さて整えようかという所で三人は土地の一角に 
    大き目の古びた石が鎮座しているのを見つけたそうだ 

    整地の邪魔になるということで、やむなく伯父と父はその石を退かした 
    夕方に普通に帰ってきて、夜も何事もなく就寝したそうなのだが、 
    問題はその後 

    深夜、隣で寝ていた父が起き出した気配がして、母は目を覚ました 
    母がどうしたの?と聞くと、父は母の方をぐるり、と向いて 
     「みず。 みず。」 
    と無機質な声で父は答えたそうだ 

    異様な事態に母は父の肩を揺すりながらどうしたん!?と聞くが 
    父が答えるのは  「みず。  みず!」  ばかり 
    何より目が人間の目をしておらず、獣のような眼光を放っていたという

     

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    629 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/06/26(土) 12:11:45 ID:CiUbxdLw0 [1/2回(PC)]
    見える霊能者の人と会ったことがある 
    当時の俺さ 
    やたらと電車のホームで線路に引っ張られるような現象に悩まされてて 
    それで方々巡ってその人を紹介されたんだわ 
    初対面の印象はただの主婦 
    でも俺とは目をあわさずにすぐに足元を凝視されて 
    「足重たいだろ」 
    挨拶と自己紹介の返事がこれ 
    うんざりしたって顔だったのが印象的だった 
    とりあえず適当に話合わせてから除霊を頼んだ 
    「入って」 
    そうして足を一歩踏み出そうとしたら動かない 
    「消されるの分かってるんだよ 
     必死にしがみついてる」 
    後ろを振り返りもせずに言った 

    除霊は最悪な体験だった 
    「おまえらが見えるおかげで 
     亭主には逃げられるわ 
     散々な目にあってきた 
     少し取り立てさせてもらうよ」 
    充血した目を見開きながら 
    玩具の剣みたいなのを俺の足元に向けて振るわけね 
    足の表面がなんか縋るように掴まれてるっつうか 
    すくなくとも痛みがあるのよ 
    ガチガチ震えながら全部終わるの待っていた 
    「もう大丈夫」 
    「あの…どうなったんですか?」 
    「なぶり殺しにしてやったんだよ 
     あいつら霊魂だから犯罪にもならないし」 
    すっきり爽快ってかんじの晴れやかな笑顔だった 

     
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    626 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/06/26(土) 12:09:39 ID:LOCuYBzX0 [1/3回(PC)]
    アメリカに語学留学していた時の話 

    ホームステイ先の年上のジョン(仮名)と仲良くなって、休日は大抵ジョンと買い物やゲームをして暇を潰していた。 
    ジョンは車を持っていたので、色々なところに連れて行ってもらってた。 
    ジョンは日本の文化に興味があったようで、事あるごとに色々訊いてきた。 
    ある夏の日、ジョンが「夏は日本ではどんなことするのか」と訊いてきたので、 
    「泳いだり、スイカ食ったり、花火をしたり・・・あと肝試しとかね」というと、肝試しに興味を持ったようで 
    「なんだソレ?」「何故夏の文化なんだ?」「どんなことをするんだ?」みたいにしつこく訊いてきた。 
    だから「夜に幽霊が出る廃墟に行ったりしない?そういうのも肝試しだよ」みたいに説明した。 
    すると、ジョンは「じゃあ今夜その”肝試し”をしようぜ!!」と言い出した。 
    そしてその日の夜10時ごろに郊外の廃墟に行くことになった訳だ。 

    その廃墟は家から車で15分ほどの距離にあり、数ヶ月から原因不明だが廃墟らしく(ジョンが車の中で説明してた)外から見ると小奇麗だが庭などは荒れておりそれなりの雰囲気が出ていた。 
    ジョンがマグライトをSWAT風に持ち、その廃墟の入り口の戸に手をかけた。 
    入り口は案の定閉ざされていた。面白くなさそうにジョンは窓が開いていないかチェックし始めた。 
    すると、一つの窓が開いていたのでそこから侵入することになった。 
    ジョンが先に中に入ると、ベランダのドアを開けてくれた。 
    中は外見よりさらに綺麗だった。廃墟なのか?と思ったが、生活感のある物品が乱雑に放置されたている。 
    売り出し中の物件というわけではないだろう。 
    侵入したリビングから玄関に出た。洋画でよくあるような、吹き抜けの建物だった。 
    そこに出て「さて、これからどこを見ていくか」と言った矢先、奇妙な音がした。

     
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