2015年10月

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    238 :1/2 :sage :2011/04/22(金) 13:52:44.56 ID:bE5QqE690(2) 
    祖母ちゃんが子供だったときの体験談を教えてくれた。 
    夏休みに田舎に行って遊んでいたら、親におつかいを言いつけられた。 
    てくてく歩いて河原に出たら、子供がしゃがんで石を手に遊んでいるのを見かけた。 
    近づいてみたら、鬼の子だった。 
    頭のてっぺんが禿げているように見えたのが、肉が盛り上がって角になっていたそうだ。 
    しかし怖さよりも格好のみすぼらしさに、かわいそうだって思いがわいた。 
    着ている物が襤褸なんてものじゃなく、ムシロを体に巻き付けているようで、 
    腕も足も垢まみれなんだか火傷のような赤汚い色なんだそうだ。 
    そして祖母ちゃんが近づいて来たのに気がついたようなんだけど、 
    (意地でも見てやるもんか)という感じで顔を上げず、石を積み上げたり崩したり一人で遊んでいた。 
    祖母ちゃんも声をかけようか迷ったんだけど、従兄の 
    「道で猫の死体を見ても、可哀想だなんて思っちゃダメだぞ。ついてきちゃうぞ」 
    という言葉を思い出し、その場所を立ち去ったんだと。 

     
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    597 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/06/04(金) 15:20:00 ID:+oHGTq2T0 [1/3回(PC)]
    うちの猫の話。 

    うちには二匹、猫がいる。 
    屋根裏で生まれた猫で、にゃあにゃあ五月蝿いので様子を見に行ったら親猫が逃げて行ってしまった。 
    そのまま死なれても寝覚めが悪いので飼い始めたのだが、両方とも雌。 
    これ以上の責任は持てないという事で、悪いが子宮を取ってしまった。 
    手術後のみぃみぃというか細い声はたぶんずっと忘れられない。 

    元々猫は嫌いではなかったので、普通に可愛がって育てた。 
    猫用の哺乳瓶からミルクを飲ませるために抱いてたりすると男ながらに母性愛がw 
    最終的には吸い口を噛み千切るぐらいに元気に育ってくれた訳ですが。 

    で、二匹の内一匹はやや太り気味で家の敷地からは滅多に外に出ない黒猫。 
    もう一匹は一日のほとんどを野外で過ごす活発な茶猫。 
    両極端だけれど仲が良いのか悪いのか、くっ付いて寝る事もあれば喧嘩する事もある。 
    ただ二匹ともうちの家族に実によく懐いてくれた。 
    黒猫に至っては餌を食べる時に必ず家族の誰かを呼びに来るほど。 
    撫でられながら食べるのが大好きなようで、いつもゴロゴロと喉を鳴らしている。 
    逆に茶猫はほとんど家の外を巡回している。 
    ただ、仕事から帰ってくると待ってましたとばかりに足下でごろんごろんと寝転がって甘えてくるけど。

     
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    448 : 836[sage] 投稿日:2010/06/01(火) 00:00:42 ID:DznTbLkY0 [1/1回(PC)]
    我が家の隣の無人踏切・・・リアルで(隠れた)飛び込み自殺の名所だorz 

    電車に本気で飛び込む奴と言うのは、微妙な心理が働くらしく 
    邪魔をされたくない・・が、飛び込んでも誰も気がついて貰えなくて 
    我が身が粉砕野ざらしのままってもの嫌!っつうので 
    丁度、件の踏切は、農道なので深夜は暗くて人通りが絶える 
    無人無踏切なので夜中に立っていても怪しまれない 
    完全な田舎っつう訳でもなく、隣に(我が家ね)一件だけ家があるので 
    飛び込んでも見つけて貰えるだろう、って感じなのかどうかが判らんが 
    飛び込みやすい雰囲気らしく、1~2年に一回ぐらいは必ず飛び込みがあるぜよ 

    正直、あまり気持ちのいいものではないけど、飛び込みがあった時の 
    電車の音とか、警察の実況見分の風景や、飛び込みの後、大方の身体を回収して 
    列車が運行再開した後でも、係り員(?)が、バケツと火ばさみ片手に 
    列車と列車の合間に線路に食い込んだ肉片を摘まんでいたり 
    それも終わった後にカラスが押し寄せてきて、なにやら筋っぽいものを 
    加えて御馳走祭りをしている絵も慣れた。 

    最悪だったのが、真夜中に眠っていたら、列車の警笛と急ブレーキの音と 
    ほぼ同時に枕もとの窓ガラスに「ドン!!」っていう衝撃。 
    飛び込んだ奴の首がどういう訳がぶっ飛んできて、窓ガラスに激突って・・・ 
    幸い、ブツを見る前に頭部は回収してもらったから、まだマシだけど 
    翌朝、窓ガラスには血と訳のわからない、ドロっとしたものがこびり付いていて 
    マジで泣きながらホースで掃除したよ。 

    飛び込みだけはやめてくれ! 

     
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    735 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/02/03(木) 04:40:24 ID:lxXDqhhm0 [1/2回(PC)]
    俺の小さい頃の話 
    俺はいじめられっ子だった。友達が出来ず、避けられていた 
    いや勉強が出来ないわけじゃなく、運動神経が無いとかでも無いんだ 
    理由は「雷を呼びだす」から。もちろん俺がそんな事出来るわけがないんだ 
    でも、雷の鳴る日は必ず俺の周りの誰かが雷にうたれるんだ。軽い火傷から死ぬぐらいの雷まで何でも 
    しかも雷が誰かに落ちる日は必ず俺に悪い事が起きた日。 
    挙句の果てには俺のあだ名は「電気男」だとか「厄病神」だとか、そんな感じになってた 
    そんな日々が続いていた毎日 

    ある日俺は今まで気にかけていなかった事を気にし始めた 
    俺の家は一軒家なんだが、小さな地下室があるんだ。 
    その地下室には元から一匹の猫が住んでいた。 
    黒い毛並みで背中に黄色っぽく青白いラインの入った、なかなか綺麗な猫だ。 
    その猫は、俺が登校する時には必ずついて来て、授業中は門の前の庭で身を潜め、俺が出てくるとその猫もヒョイッと出てきて一緒に帰る 
    特に害をくれるような猫じゃなかったし、可愛いからたまに魚を餌としてあげたりしてた 
    普通の猫だと思ったんだが、俺が気づいた事とは「誰かに雷が落ちる時には必ずこいつが俺の足元にいる」という事 
    まさか、とは思った。けど、こればかりは俺でも気づいた。コイツが雷を呼んでいるのだと。 

    それに気づいた後の、雷の鳴る日。俺はその猫が出てくる前に地下室の出入り口に板を置いた 
    猫が出てこなくするためだ。扉は元々無いようなので自分でダンボールとかを組み立てて作った板だが頑丈ではあった 
    そのまま俺は学校に登校した。そして帰り際、俺に雷が落ちた。目が覚めたら病院だった。 

    長いので分ける

     
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    422 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/05/31(月) 15:44:27 ID:6S1oSpLX0 [1/2回(PC)]
    今年の2月くらいかな?すごく冷え込んだ深夜だった。 
    友達からメールがあって、そのやり取りで深夜の時間帯になったんだけど 
    気付いたら、怪談話のネタになっていた。 

    ちょっと部屋の雰囲気がよろしくないので、あまり意識を向けずに 
    適当に返事をしていた時に、相手が「自己責任」系統の怪談話を持ち出した。 
    「狙ってるのか!?」とちょっとむかつきながら、はぐらかそうと軽く冗談めいた言葉を返したのだが 
    相手は止まらない。 
    やめろと言いたいが、明確な拒否の意思を出したら、その拒絶の返しが返って怖いな 
    と感じていたので、のらりくらりとしていたのだが 
    突然友人が 

    ぽぽ・・ぽぽぽぽ・・・ぽ・・ぽ・・・ぽぽ・・・ぽ 

    そう、某長身様のネタをやって来た。 
    ちょっとキレそになった。何故なら、私の部屋の気温が一気に下がったからだ。 

    どずん。 
    と、部屋の一箇所の空気が重い。と言うか何か存在感。 

    来た・・・。 
    友人がネタに出したモノに類するナニか・・・・。 
    黒くて暗くて寒くて冷たくて重く部屋の隅に佇む。異様に大きい。企画がでかい。 
    肌が異様に白い、女性か男性かわからないが・・・よいものではない・・・・・。 
    冷たい風がリアルにその方向から私に吹きつけた・・・・・。 

    友人はまだ件のネタをしている。なんか更にやばいものをこっちに送り込むつもりなのか 
    悪意すら感じた。怖いからやめてくれと打ち切ろうとしたら、相手が「眠いから寝る」と勝手に 
    打ち切った・・・・・。窓を閉め切った屋内で、圧迫と冷気の風を感じる日が来るとは・・・・。 
    皆さんも怪談話にはご注意を。

     
    【来た・・・。】の続きを読む

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    175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/28(金) 04:26:59.19 ID:eCtAvsUi0 [3/4] 
    >>165 
    いやいやその場にいたとか意味わからないから 
    いるんなら見えるはずだから「お母さん」とか言うはずだから 

     
    【タケノコ掘りで少女が忽然と消えた事件  後編】の続きを読む

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    147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/28(金) 04:20:08.71 ID:MTiDFAyO0 [9/15] 
    2005年に起きたタケノコ掘りで少女が忽然と消えた事件 


    60人あまりが参加した地域のタケノコ堀りのイベントで 
    母と2人でタケノコを掘ってて、「もう1個探してくる」と言い残し 
    その言葉を最後に消えてしまった少女。 
    山を探しても池を探しても一向に手がかりが見つからない。 

    警察犬を導入し、捜索した結果、全ての警察犬が 
    ある地点で立ち止まった。 
    もしこの地点である人物に抱えられて誘拐されたとしても、 
    警察犬はその残り香を辿ることができる。 

    警察犬はその人物の香りを辿るのではなく、靴と地面の摩擦臭を辿るのである。 
    ここで誘拐されたとしても、犯人の残り香が必ず残っているはずである。 
    しかし、全ての警察犬が吼えるばかりで、この地点から全く動こうとはしなかった。 
    つまりこの地点で少女の気配が完全に消え去ったことになる。 
    警察犬協会の会長も皆目検討がつかないと言う。 
    4年経った今でも消息不明。 

     
    【タケノコ掘りで少女が忽然と消えた事件  前篇】の続きを読む

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    108 名前:6 投稿日:2009/09/10(木) 21:31:48 fadACYG40 
    看護師さんや助産婦さんに聞いてみようかとも思ったけど、 
    頭おかしいんじゃないかと思われるような気もして、 
    何となく聞けないまま退院の日になった。 
    母が長男にいそいそとベビードレスを着せたり帰り支度をしている間、 
    私は助産婦さんから検診の案内や家族計画の説明を受けて 
    病室に帰りかけたとき、廊下の隅からおばあちゃんが手招きしていた。 
    近寄っていくと、「あんたは次はもっと速いはずだから陣痛が来たらすぐに 
    来るんだよ」と耳打ちして消えた。 
    「ええ~、また嘘つかないとダメじゃん」と思わず言ったら、 
    おばあちゃんはまたぱっと現れて、 
    「H夫(先生の名前)もまだまだだからね」とため息をつき、 
    「ばあちゃんがそう言ったからって言えばいい。かまわないからすぐ来な」 
    と言ってくるっと背中を向けた・・・と思ったらまた振り返り、 
    「ヤブってわけじゃないんだからね。どんないい医者にもどうにもできないことも 
     ある。ただH夫もまだまだ精進しなきゃならんってことさ」と言ってまた消えた。 
    今度はもう呼んでも現れなかった。 

    そっか、先生のおばあちゃんだったのかと何か納得して 
    帰る前に挨拶に行ったときに全部話してみた。 
    すると、先生は「参ったな・・・それ、私のばあさんでもないんだよ」と 
    頭をかいて笑った。 
    「父の代から居るらしいけど、父も心当たりがないと言ってる」と言った。 
    先生も先代の先生もおばあちゃんを直接見たことはないらしいが、 
    おばあちゃんの診断は1度も間違ったことがなかった。 
    近年、医学は発達し、医療設備が整い、産婦の危険が少なくなるにつれて 
    おばあちゃんが出現することは減ってきた。 
    先代の先生の小さな産院だった頃は頻繁に現れたそうだ。 
    先生は「すごく久しぶりに聞いたよ。まだ居てくれたんだな」と 
    ちょっと嬉しそうに見えた。 
    次回の出産時(いつなのかも分からなかったが)も早めに来ることを約束して 
    私は長男と退院した。

     
    【父の代から居るらしいけど、父も心当たりがないと言ってる  後編】の続きを読む

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    106 名前:4 投稿日:2009/09/10(木) 21:30:12 fadACYG40 
    「そうそう、Rちゃんのことも言ってたよ」 
    おばあちゃん曰く・・・ 
    「あの子はスポーンと簡単に産んじゃうから楽チンだよ。 
     ものすごい速いはずだから陣痛の間隔が縮まる前に来た方がいいよ」 
    当時のお産マニュアルによれば、陣痛の間隔は確か10分ぐらいになったら 
    病院に連絡→入院という流れだったと思う。 

    「全部夢かもしれないけどね~」とYちゃんは笑ってたけど、 
    なぜか私はおばあちゃんの言うことを信じた。 
    いよいよその日が来て、20分間隔になったところで連絡無しに病院に行った。 
    電話して「今何分間隔ですか?」て聞かれたら嘘言うわけにいかないし、 
    20分だと言えばまだ早いって言われそうで・・・。 
    先生には「ごめんなさい、慌てちゃって来てしまいました」と言い訳した。 
    先生は子宮口の開き具合を診て 
    「うーん、まあ帰ってもまたすぐ出てくることになるだろうし」と 
    そのまま入院となった。 

    結果・・・あれよあれよと言う間に陣痛が強くなり、30分ほどで長男が誕生した。 
    陣痛室を飛ばして分娩室に直行、助産婦さんはついてくれてたけど、 
    先生は1階から3階まで上がってくるのに間に合わないぐらい 
    超スピード出産だった。 
    もし10分間隔まで待っていたら・・・と思うと恐ろしい。 
    タクシーの中で産まれちゃったなんていうのは「妊婦恐怖話」のひとつとして 
    都市伝説でもなんでもなく有り得る話だと語られてたから。

     
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    103 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/09/10(木) 21:27:19 fadACYG40 

    14年前、長男の出産のときの話。 
    私は実家のすぐそばに住んでて、旦那は半マスオさん状態(現在も)。 
    お腹が重たくなってきた7ヶ月ぐらいの時、実家が近所にある同級生のYちゃんが 
    里帰り出産で帰ってきた。 
    同じ病院で産む予定だったし「奇遇だね~」なんて言い合い、 
    仲間が出来て嬉しかったし何となく心強かった。 

    1ヶ月ほどしてYちゃんが一足先に陣痛が来て入院した。 
    わざわざ電話をくれて、「落ち着いたら必ず連絡するからね」と言って出たのに 
    丸1日経っても連絡がない。 
    自分も2ヵ月後には出産予定、とても他人事には思えず何度もYちゃんの家に 
    電話してみたけど誰も出ない。 
    微弱陣痛で長引いてるのかも・・・と、待ってみたけど、2日経ち、3日経ち、 
    さすがに心配もピークを迎えた。 
    入院先の病院=私も通ってた病院に行ってみた。 
    ナースステーションで「※※Y子さんのお見舞いに来たんですが」と聞いたところ 
    「面会謝絶です」と言われ、ヘタヘタと座り込んでしまった。 
    付き添ってきてくれてた母と看護師さんに支えられて処置室に連れて行かれたら 
    たまたま私の担当の院長先生がいた。 
    Yちゃんの担当も同じだった。

     
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