2015年10月

    27 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/06/05(土) 23:37:13 ID:N4ZDpzsI0 [1
    電車にまつわる話。 
    東京の私鉄沿線。けっこう有名な話かもしれないですが・・ 
    かなり昔ですが、その私鉄の運転手さんと親しくしてました。 
    運転手仲間では誰でも知っている「出る駅」があるそうです。 
    あまり大きな駅ではなく快速は止まりません。 
    毎回ではありませんが、その駅に差し掛かるとブレーキをかけていないのに 
    電車が手前で止まってしまうそうです。 
    ちょうど、運転席からホームが見え始めたくらいの距離で止まります。 
    ホームを見ると、戦争中のモンペ姿のお母さんと子供がポツンと立っていて 
    明るいはずのホームが少し薄暗い。 

     
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    11 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/06/05(土) 20:02:19 ID:zwguBDCi0 [3/9回(PC)]
    じゃあ、もれの実体験を 

    もれの小さい頃、お泊り保育ってイベントがあってさ 
    一晩保育園にお泊りするわけなんだが 
    夕飯のカレーの材料をグループで近所のスーパーへ買いにでかけたり 
    カレーをつくって食べたりとかしたわけ~ 
    で、夕食後肝試しのイベントがあってさ 
    保育園の建物の端から逆の端まで行って以前工作で作ったものを証として持ち帰るっていうルール 
    二人一組で次々に行って帰ってくる 
    そしてもれらの番になったので出発したの~ 
    (続く) 

     
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    5 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/06/05(土) 18:57:47 ID:lQ/Lqyyd0 [1/4回(PC)]
    これねぇ、水道工事屋の叔父さんから聞いた話なんですがね? 

    その日の現場は、千葉で有名な沼のすぐ近くだった。 
    辺りは雑木林になっていて、昼間なのになんだか妙に薄暗い。 
    ここっていうのは、昔から、色々な噂があるようなところなんですがね? 

    で、今回の工事ってのは、大きな機械でもって地面を掘って、そこにパイプを配管する。 
    手慣れた職人にとっちゃ、難しい工事じゃあないんだ。 
    叔父さんも陽気な人だから、鼻歌交じりで始めたんでしょうねえ、仕事を。 

    で、まぁ機械ですから、当然、ガガガガガッ、ガガガガガッ……ものすごい音が出るんですよ。 
    昼間だし、近所に民家も何も無いもんだから、気兼ねなく音を出して作業していた。 

    ガガガガガッ、ガガガガガッ…… 

    掘りながら、だんだんだんだん沼に近づいていったんですね?

     
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    969 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/05/08(日) 13:05:54.51 ID:6j6WUcHY0 [1/2回(PC)]

    ある町議が何年か前、「自分はまもなく死ぬから、遺言だと思って小学校に避難橋をつけて欲しい」って言い出したんだと。 
    小学校は崖の下にあって、校門は海側 
    避難するときは、学校の校庭に集まってから、海側の校庭を出て、引き返す形で崖上まで坂を登らなければならない。 
    そこで町議は「学校の屋上から崖上に橋かけたらいいんじゃね?」と言い出したわけだ 

    町議の強い押しで橋の工事が始まったのは昨年、完成が昨年末だったかな? 
    その間町議は工事の間も「俺の命があるうちに」と急かし続け、そして完成を喜んだ 

    でだ。その町議は亡くなった。その数日後、あの震災があった。 

    小学校は、完成したばかりの避難橋ごと流されてしまった。 
    が、生徒たちは橋を使って全員無事に避難した 
    その中には町議の孫たちもいたそうだ。 

    ちょっと探せばソースは見つけられると思うよ



     
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    881 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/06/10(木) 01:39:58 ID:9W5svGmJ0 [1/2回(PC)]
    地名まではあまり詳しく書けないけれど、とりあえず北陸の方とだけ。 

    自分は料亭の調理関係に勤めている。 
    海と山が近くにあり、両極端な食材が割りと簡単に手に入るということで、作る側にとっても、食べる側にとっても、恵まれた環境と言えるだろう。 
    けどたまに、妙な材料が混じることがある。 

    二年ほど前になる。その日は予約で入られた団体のお客様にタコ飯をふるまうこととなり、港から直送されたタコを大きな鍋で茹でて、手の空いた者で掃除し、だしで煮込んでから、刻む作業に入っていた。 
    作業が始まってからしばらくして、厨房に「うわぁ」という声が響いた。 
    一人の板前が身を引き、包丁を床に落としていた。 
    なんだなんだ、と皆が集まる。そして皆が、息を呑んだ。

     
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    842 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/06/08(火) 19:47:26 ID:m+mNMB9G0 [8/12回(PC)]
    次の職場は向こうからやってきてたので、時間だけはありました。 
    頻繁に他社とやりあっていて、仕事を奪ったりしていたからですかね。 
    元々、ヘッドハントの候補になってたそうです。 
    一年はブランクをおかないと、元の会社ともめるからと言われ。 
    翌年の四月から勤務する内定をもらい。 
    バイトをしながら調査に明け暮れました。 

    自宅ですら、アノ目玉や、たまには透き通った人影が見えるようになりました。 
    マンションの近くにいき、せめて住んでる方から話を聞こうと思っていると。 
    ある日、小さな男の子がボールを追っかけて車道にでようとしたので。 
    それをおさえつけたんですね。 
    ボールが割れて泣き出したその子に、高い高いをしてやったら、すぐに泣き止みました。 
    そのお母様がかけつけていらして。感謝の言葉を連呼されたんです。 
    そのまま別れようとしたところで、その親子が、マンションにはいっていこうとするのをみて。 
    声をかけました。 
    調査開始から二ヶ月後のことです。


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    839 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/06/08(火) 19:29:03 ID:m+mNMB9G0 [5/12回(PC)]
    「後ろに、立ってる」 
    こわもてが一番ビビってました。 
    わたしは、もう覚悟できてましたから。驚きませんでした。 
    「わたしは何も悪いことしてない」 
    主張するところは主張しましたよ。 
    「相手はそう思ってないの。 
     かなり恨んでるように見える」 

    なんでの連呼ですよ。 
    そのうち口に出てきました。 
    なんで、なんで、なんでっ! 
    「なんでだっ!」 
    叫んで後ろを振り返っても誰もいません。 
    すごく大変な職場なんです。足を引っ張られていてはやってけないんですよ。 
    真面目にやってきたのに。 
    なんで逆恨みかなんかしらないもので、邪魔されなくちゃいけないんです? 

    「人間、生きていれば人を蹴落とすのよ。 
     わたしも、ここでナンバースリーの娘を蹴落としてる」 

    壁の天井際に並んだ写真の中で、三人だけポスターサイズになってました。 
    そのうちの一つが彼女でした。 
    そのときふっと気付いたんです。 
    わたしが課に入ったあと、やめていった先輩のことを。 

    「名前とか、聞きだせる?」 

    「無理、口の利けるような状態じゃない」 

    「状態じゃないって、どういう意味」

     
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    833 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/06/08(火) 19:03:23 ID:m+mNMB9G0 [1/12回(PC)]
    とても長くなります。 

    受験勉強もやって、かろうじて名門大学に滑り込みました。 
    人並みに頑張ったと思ってます。そして人並みに成果が出たかな。 
    会社勤めがはじまってからも、やっぱり頑張りました。 
    でも、ちょっと頑張りすぎちゃったのかもしれない。 

    営業入社だったんですよ。 
    どこの会社でもそうですよね。 
    伸び悩んだが最後。他の課への転属が待ってる。 
    人当たりが良くて、礼儀正しい。 
    それだけで配置されたなんてド新人にはきつい職場でした。 
    同期に後二人入ったんですね。 
    彼らは半年もしないうちに最初の成績あげたんです。 
    数年に一度しか営業課には残れないっていわれるくらいだから。 
    もう、その時点で、自分は脱落だと覚悟してました。 
    でも、はじめったんです。 
    納得ができないほど、挫折感を味わったのは、あれが最初でした。 
    なんとかしなきゃって走り回って。 
    やっとのことで、親族の経営する会社に売り込みました。 
    数字でいえば他二人より桁が一つ上です。嬉しかったなあ。 
    「はやいとこお前の机は他所にいってもらおうな」 
    顔を合わせるたびにいわれていたこのお小言がなくなりました。 
    見放されかけていた先輩に、ばんっばん肩を叩かれながら 
    「よしっ、くどきにいくぞっ!」 
    って発破かけられる毎日がはじまりました。 
    一人いなくなり、二人いなくなり。 
    数年ぶりに自分が営業課に正式採用がきまりました。

     
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    920 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/04/23(土) 09:31:35.82 ID:bl0ny9K80 [1/3回(PC)]
    苦手な人はスルーしてくれ。 

    夢かもしれないけど、その日は体調が微妙だったので早めに寝た。 
    もともと冷え性で、ふとんかぶってもなかなか温まらない。 
    その日は特に、まるで足を氷水につけてるみたいで、その冷たさが膝に腿にと登ってきた。 
    で、やばいな、起きて温かいものでも飲もうと起きようとしたら、金縛りになっていた。 

    何者かが冷え切った足を引っ張ってガクブルだけど、そのサイズが微妙に小さく感じた。 
    大人の手でもないけれど、子どもにしては腕が長い感じ。 
    その手が次第に上の方に上がってきて、腰にたどり着いたら、俺のケツ穴に指を突っ込んできた。 
    って書くと笑い話みたいだが、こっちは恐ろしくてならない。 
    しかもその指が氷みたいに冷たくて、腹が急激に冷えていく。 
    指はもそもそと俺のケツ穴をいじくりまわし、さらに指を突っ込んでくる。 
    それが手になる。まるで腹に氷でもねじ込まれたみたいに痛冷たくて脂汗がだらだら出る。 
    その氷みたいな手が腸無視して腹の中をまさぐってる感じがした。 
    で、そこで青臭い匂いがぷんとして、「こいつは河童だ! 俺の尻子玉を狙ってるんだ! 取られたら死ぬ」と思ったけれど、体が動かない。 
    心の中で、もう死ぬ誰か助けてくれと叫びまくってた。 

     
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    688 : エレベータ(1/3)[sage] 投稿日:2010/06/06(日) 09:46:37 ID:14aPT6K90 [1/4回(PC)]
    講義と講義の間に隙間に出きた、退屈な時間。 
    100分近い暇を潰すために、自分はそこに足を運ぶ。 

    キャンパスの中心から離れ、端の方に位置する旧クラブ棟。 
    実績のない、もしくはメンバーの少ないサークル達の拠点の一角。 
    1階奥の暗く寂しい場所にそれはあった。 
    自分がドアを開けると彼はいつもそこにいた。 
    自分は黙って席に座り、彼はそれを確認したら口を開く。 
    彼から振られない限り、自分は黙って彼の言葉に耳を傾ける。 
    それだけで、この隙間は1日でもっとも充実した時間へと変貌する。 

    「君はエレベーターに乗ったことはあるかい?」 
    彼の出だしはいつも唐突だ。 
    「乗ったことがないやつがこの日本にいるなら逆に見てみたいもんだね」 
    僕は乗ったことがないんだけどなぁ。ありえないような話だが、彼ならもしかすると思ってしまう。 
    そんな不思議な俗世離れした雰囲気が彼にはあった。 

    --これは、ちょうど4、5年くらい前の話になるかな。 
    ここからそう遠くない町で、新築のマンションが1軒出来上がった。 
    曰くつきの土地とか、そんな噂は一切ない潔癖なものさ。 
    ところが入居者がチラホラと入り始めてからさして立たないうちに、ある噂が立つようになった。 
    「エレベーターが一人でに動いている」 
    昼夜問わず、誰がのっているわけでもないのに、1階から最上階の9階へ、何度も何度もエレベータが行き来をしているという。 
    最初は子供のいたずらかと思ったが、住人の誰もそうした子供を見ておらず、 
    かといってただエレベータが上下しているだけで、カメラを置いて検証だとか、管理会社にというわけにもいかず、いつしか 
    住人達は意図してエレベータを避けるようになっていた。

     
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