2015年10月

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    454 : 側溝1[sage] 投稿日:2010/05/08(土) 20:37:12 ID:NVyO/9f00 [1/4回(PC)]
    俺の家の周りは道路ぎわに側溝が多くある道路が多い 

    その側溝は1m間隔でふたがしてあったりするもので、当時はよくぴょんぴょん飛んで遊んだりもした。 
    しかもかなり広い側溝で、子供なら普通に頭まですっぽり入ってしまう1m50cmの深さはある。 
    水は流れていないので男たちはいい遊び場として側溝の中にはいったりしていた。 
    1年生の女の子が誤って落ちてしまい救急車で運ばれたりする事故もよくおきていた。 

    これは俺が小5のときのお話。 

    俺が学校に行く途中いつものように側溝のとなりの歩道を歩いてるときなにかおじさんが側溝の中の掃除(そういう風に見えた)をしてるのを見かけた。 

     
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    220 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/05/04(火) 20:27:48 ID:iFjnJ3tm0 [6/8回(PC)]
    俺は急に怖くなったんだ 
    ここで何かが起こったんだと思った 
    そしたら1階から友の声が聞こえてきた 
    叫んでる感じじゃなく一定の声で「あー」と言ってる 
    急いで降りたら通路の入り口から反対の突き当たりにいた 

    本当に怖かった 
    友は突き当たりの壁に大の字になってピッタリくっついていた、壁に向かって 

    俺は近づいて声をかけたが「あー」と言ったまま壁に向いたままだった 
    肩を掴んだ瞬間、「ぎゃははは」と笑い始めた、壁に向いたままだ 

    俺はもうどうしようもなかった 
    怖くて恐ろしくて、逃げ出した 
    停めてあった車まで戻ったが鍵は友が持っていた 

    俺は戻りたくなかった 
    けどどうしようもなかった、建物に戻ろうとしたら 
    友が窓からこっちを見ていた 

    笑っていた 
    口が裂けるんじゃないかと思うぐらいの勢いで笑っていた 
    俺は友のイタズラに騙されたのかと思ったが違かった 

    よく見ると泣きながら笑っていた 
    窓にべったりとくっついてすごい笑っていた 

    夕日が窓からずれて反射がなくなり中が見えた 
    友の周りに、一階の通路を全部埋め尽くすように人がいた 
    よくは見えなかったが人の形をしていた何かが友に押し寄せるように 
    満員電車みたいにひしめいていた

     
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    217 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/05/04(火) 20:21:09 ID:iFjnJ3tm0 [3/8回(PC)]
    ごめん。 

    これは俺の懺悔でもある 

    かなり前の事だ 
    高校時代の仲が良かった友に偶然再会した 
    懐かしくて飲みに行く事になった 
    その時は俺も友もフリーターでその日暮しの状態 
    でも友のバイトはテレビ局の関係だったんだ 
    芸能人の○○を見たとか自慢していた 

    住んでる所が割と近かったので、ちょくちょく遊ぶようになった 
    ある日、友が興奮した感じで変な物を持ってきたんだ 

    ビデオテープと汚い書類?だった 
    ラベルには「心霊廃墟に挑む!」みたいな事がマジックで書かれてた 
    その上から赤マジックで大きく×が書いてあった 
    書類を見てわかったのは番組の台本だって事 
    日付はかなり昔、心霊ブームだった頃 

    友は保管庫の処分品の中から見つけてきたと言った 
    局の改装があってゴミ運び中に見つけたと 

    ビデオは普通のデッキじゃ再生できなかった 
    マニアな知り合いの所行って再生したが中身は消されて空だった

     
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    211 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/05/04(火) 19:38:51 ID:2OS1yJ4t0 [1/4回(PC)]

    普通は鳥居の向こうに神社があるんだけど 
    そこは階段を上って社があって 
    その社の上に向かう階段にだけ鳥居が大量に立ち並んでいたんだ 
    その鳥居の間に黄色と黒のストライプ模様のテープがはってあって 
    野生熊生息地立ち入り禁止となっていたっけな 

    だったら普通おまえその社にのぼる階段のところにはっとけよってかんじしねえ? 
    だってそうっしょ?おまえ誰が好きこのんでクマでるとこはいりたがんのよ 
    つーかそんなんだったらふもとで言えってかんじ 

    これおととしのGWでいった温泉の近くでのはなしね 
    ちなみに茹蛸んなるほどおんせんつかったあとの散歩でみつけた場所 
    そんで社の境内からおりてったら白いアンダーシャツにたんぱんのじいさんが 
    きっこきっこフレームゆがんだ自転車こいでるところで 
    俺のすがたみつけて いいっ!? とかおびえやがんの 

    てめえ意味深なことしてんじゃねえよってかんじ 
    ふざけんなよてめえおれ今ちょっとちびったじゃねえか 

     
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    168 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/05/03(月) 23:42:30 ID:wz5P3vpU0 [1/3回(PC)]
    6年前の実体験。 
    私には見ようと思えば霊が見える程度の力と、弱い霊を浄霊する程度の力があります。 
    そして、それを知っている友人Aからこんな話をされた。
     
    「最近引越ししたBの部屋がやばいらしいから、見てやって欲しい」 
    やばいらしいってのは何だ? と思いながらも、私はAに連れられBの家へ。 
    Bと面識の無かった私は、知らない相手に霊がどうのと言っても 
    信じてもらえないだろうし、馬鹿にされるだけだろうと思っていた。 
    けれど、そうはならなかった。 

    Bが住んでいたアパートの部屋に入ると、まず最初に飛び込んできたのは御札。 
    だが、御札は黒ずんでいて効力などとっくに消えている。 
    私はBに御札をいつ貼ったのか聞いてみた。 
    すると、一週間前などと言ってきたのだ。 
    正直、私にどうこうできるような問題ではないと思い、知り合いを紹介すると言った。 
    けれど、Bは首を縦に振らない。 
    よく見れば表情が少しおかしかった。 
    気になった私は、嫌々ながらも霊視をしてみると 
    目の前にいたのはBではなく、全く別の人間だった。 

     
    【成仏させるだけが除霊じゃありません】の続きを読む

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    138 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/05/03(月) 12:33:13 ID:eBuruEgF0 [1/3回(PC)]
    私本人が体験した話です。 
    今からちょうど10年前、私がまだ大学生だったころのことです。 
    当時、私には一つ年下の彼女がいました。彼女は霊感の強い子で、 
    それまでにもさまざまな体験をしていました。妙な音を聞く、街 
    中でおかしな人影をみる、金縛りにもよくあっていたようです。 
    特に、嫌な場所(彼女が言うには、空気がよどんでいるらしい) 
    の側に行くだけで、頭が痛くなるほどでした。 

    その日、いつものように僕は彼女の家に泊まりにいっていました。 
    場所は渋谷区笹塚にあるワンルームマンションで、甲州街道を渡り、 
    商店街を抜けて左に折れてしばらく行ったところにある白い建物で 
    す。わずか4畳半ほどの狭い部屋で、入り口を入ると左側にキッチン、 
    右側にはユニットバスという、よくある間取りです。 
    部屋には窓が二つありました。一つはバルコニーに面した大きな 
    窓、そしてもう一つ、問題の小さな窓が左側の壁面、エアコンの 
    真下に、ちょうど人の胸の高さのところにありました。 

    その日はいつもより早く就寝し、 
    大きな窓に添うように置いてあるベッドで二人寝ていました。 
    時間は覚えていません。僕はふと目がさめたのです。 
    頭の上にある窓とエアコンの辺りから、パシン、パシンと 
    何度か音が聞こえており、その音で目覚めたのでした。 
    妙な目覚めの良さで、頭がすっきりしていたことを覚えています。 

     
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    787 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/04/26(月) 16:57:25 ID:vs7mpovf0 [4/5回(PC)]
    次の日、何気なくコテージ周辺を散策してたら、近くでウォンバットが死んでるの。 
    殴られたみたいな感じ口から血をふいてて、でも野生動物に襲われたにしては外傷がない。 
    彼がそれをみて「昨日のあいつがやったんだ・・・ごめんな・・・」とかその死体に謝ってた。 
    後々聞くと彼はカナダのとある教会の跡取り予定らしい。 

    その夜現れた何かは、俺を狙ってるわけじゃないから心配するな、と言っていたが、通り魔的に動物を殺してるのは笑えなかった。 
    数日後、彼と別れる町に来たとき、彼は俺に聖水が入っているというボトルと十字架をくれた。 
    俺はお礼にと、以前彼が欲しがってたので安物の腕時計(G-Shock)をあげた。 
    十字架と腕時計、遠く離れても俺と彼が繋がる接点だった。 

    それから帰国し、彼は数年間、月に一度くらいメールで連絡を取り合っていた。 
    数年後のある日、彼は「教会で神父することになった」と連絡をくれて、教会の写真も添付されていた。 
    教会を背景にして少しやつれた彼が写っていた。 
    そしてその写真の彼の足元になにか厭な靄が写っていた。 
    彼にそれを指摘したら「ああ、気付いちゃったか。今飼ってるんだ」みたいな返答が返ってきた。 

    それから数ヶ月、突然彼からの連絡がなくなった。 
    体を悪くしたのか、死んだのか・・・今でも連絡はない。 
    俺は足元のあの厭な感じの靄、あれの仕業だろうと思っている。 

    ちなみに彼がウイスキーを噴き出した時、酒をかけるのは万国共通なんだな、って思った。

     
    【俺が留学していたときの話  後編】の続きを読む

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    784 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/04/26(月) 16:36:11 ID:vs7mpovf0 [2/5回(PC)]
    俺が留学していたときの話。 

    或るバックパッカー(自分探し旅行者みたいなもん)のホテルで白人男性と知り合った。 
    彼はカナダ出身の旅行者で歳も近く(20歳くらいの頃)かなり気があい、数日行動を共にした。 
    もちろん、会話は英語。 

    ある日、彼とバックパッカーの小さいコテージ型のホテルを借り一緒に泊まった。 
    その日は近くのビーチを歩いて見に行った帰りだったのでかなり疲れており、彼と飲み明かす予定だったが 
    11時ごろには二人とも眠ってしまった。 

    夜2時ごろ、変な音で目が覚めた。音、というより声。最初は空耳か?彼の寝言か?と思ったが、コテージのすぐ外から声が聞こえる。 
    彼は2段ベッドの下で寝ていた。俺は上。音はドアの向こうから・・・ 
    治安は良い国だけど、日本に比べては全然物騒だから「やべーな~鍵はしてるよな~」とか思っていた。 
    下からは寝息が聞こえる。完全に寝てるようだ。 

    とそのとき、コテージ外のデッキの部分を歩く音が聞こえた。 
    「ミシッ」「ミシッ」 
    ドアの前から窓(俺の足元側にある)の近くに移動しているのが直感で感じ取れた。 
    「やべえ、強盗かも・・・日本から持ってきた防犯ブザーは下のかばんの中だ・・・どうしようどうしよう」と軽くパニックってた。 

    その時だった。下で寝ていると思っていた彼がムクッと起き上がり胸の前で十字を切り、かばんから聖書を取り出して窓に近づいた。 

     
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    753 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/04/26(月) 00:18:28 ID:1ba3yKzp0 [4/6回(PC)]
    オレは社会人になったんだ。 
     
    いい会社だけど仕事はきつくてさ、帰宅してすぐベッドに倒れこむ生活が続いたわけ。 
    で、ある日いつもどおり帰宅して、ベッドに寝転がったときに 
    『そういえばあの夢最近見てないな』なんてぼんやり考えてたわけ。 
     
    『昔はどうしようもなく怖かったけど、もうそんな恐怖感も薄れてきたな』なんてことを思ったんだよ。 
    で、そんなことを考えてたら当然そんな夢を見るよな。見たんだよ案の定さ。 
    いつもの白い空間に、頑丈そうな檻がある夢。

     
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    749 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/04/26(月) 00:07:48 ID:1ba3yKzp0 [1/6回(PC)]
    オレさ、小学校低学年か中学年くらいのころにイットっていう映画みたんだよ。 
    ピエロが子供食う映画でさ。内容は正直あんまり覚えてないけどww 
     
    でもその映画に出てくるピエロはよく覚えてる。真っ白い顔に赤い髪のピエロなんだよ。 
    オレその映画めちゃくちゃ怖くて。いや、映画っていうよりそのピエロが怖くて。 
    結局その映画は全部見てないのww 途中までみたけど、泣き出しちゃってさ。 
     
    それから、いや、正確にはそれからじゃないな。 
    それから数ヶ月経ってから、オレはピエロの夢を見たんだよ。


     
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