2015年09月

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    197 :本当にあった怖い名無し:2008/09/04(木) 10:39:32 ID:WrpKtb/6O 
    爬虫類が苦手な方は見ない方がいいかもです。 

    以前、旅行先でとある男性と関係した事があります。 
    その男性は右足が不自由で、杖をついていたのですがそれ以外は 
    頭も良くバリバリ働いていらっしゃいました。 

    その男性は友人の紹介で、あちこち観光案内をして下さったのですが 
    何故か神社仏閣の敷地内には入ろうとしません。 
    何故入らないのかと聞いても言葉を濁すばかりでした。 

    その日の観光が終り、友人達は飲みに繰り出したのですが 
    私は疲れてどこも行く気にならず、男性を部屋に誘いました。 
    (疲れてるのにと言うツッコミはさておいて) 

     
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    98 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/04/15(木) 12:31:39 ID:KTPmZtLX0 [1/3回(PC)]
    先祖に天女がいる。 

    この話は、比較的にはメジャーかもしれない、かなり昔の歴史上の人物に付随した伝説で、 
    平常将という人物が天人(天女)を娶り子を生したという話です。 
    平常将は平氏の祖、平高望の四代孫、平将門の叔父にあたる平良文の三代孫、 
    源頼朝の重臣であった千葉常胤公の四代前の先祖です。 
    生まれは後朱雀天皇とだいたい同じくらいの年代と言われています。 

    私の家は戦国末期に千葉宗家から分かれた家なので、千葉家を通してこの平常将の 
    約四十代前の子孫ということになります。 
    話の筋は羽衣伝説と非常に近いものです。私の知っているストーリーでは、 
    1、天女が降りてきてその羽衣をとある松にかける(場所は今の千葉県庁あたりとされています) 
    2、これを見ていた甘酒売りの婆さんが羽衣隠す。 
    3、天女困る。婆さん、平常将のもとに天女を連れいていく。 
    4、平常将、天女を気に入り妻とする。 
    5、この夫婦から、同じく千葉氏の祖である平常長が生まれる。 
    6、常長が生まれてしばらく後、天女は天上へ帰ってしまう。 

    というものです。

     
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    610 :もしもし、わたし名無しよ:2010/04/04(日) 19:55:30 
    本家は昔大地主で、小作人とかに恨まれたりしたそうです。 
    何故か男が早死にするので徳の高い人に女の子の人形を作ってもらい、その人形に見守ってもらう代わりにお世話するように言われたそうです。 
     
    おかげで何とか60代ぐらいまで男も生きるようになり今に至るわけですが。 
    そんな家系なので女性が中心に仕切るようになり、人形をお世話するのが家長の仕事になっているわけです。 
    俺は小さい頃に頭を怪我して少しだけ話すのが遅れた為、田舎に帰ると従兄弟に仲間外れにされて大お婆さんと一緒に人形をお世話してました。
     
    お世話と言っても話しかけたり抱っこした程度ですが。 
    大お婆さんには「◯◯ちゃんはこの子に気にいられたから長生きするよ」と言われたものです。 
    小さい時から膝ぐらいの高さから誰かが見ているような気配を感じたのは、わざわざ田舎から人形が見にきていたんでしょうか。

     
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    13 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 20:43:48 ID:c+YgsPqF0 [8/12回(PC)] 

    続けます。 

    もう一度引き返した僕たちはしばらく付近を捜索しましたが、どこにもMの姿はありません。 
    捜索は辺りが明るくなるまで続けましたが、それでもMを見つけることはできません。 
    いよいよ焦った僕たちは、もう全てを打ち明ける覚悟でMの実家へと向かいました。 

    事情を話して、必要なら警察にも連絡しなければいけません。 
    Mの実家に行くと、すでに母屋の雨戸は開いておりました。 
    玄関から少し大きな声で呼びかけると、すぐにMの祖母が出てきました。 
    Mはまだ幼い頃に両親が離婚しており、母の顔は知らないそうです。 

    姉もいるそうですが、母と共に出て行ったあとは父と祖母とMの3人になり、現在はMは一人暮らしをしておりますから、それからは父と祖母の2人暮らしだそうです。 
    これはあとからわかったことですが、この日はMの父は隣県に出稼ぎに出掛けていたらしく、家にはMの祖母が一人でおりました。 
    僕たちが玄関口で事情を説明しようとしたその時、ふと上がり口にある汚れた靴に気づきました。 
    それは間違いなくMの靴でした。 
    僕は喉元まで出かかった言葉を飲み込み、Mがいるのかと尋ねてみました。 

    すると、数時間前に突然帰ってきたかと思うと、何ももの言わぬまま奥の間に引っ込みそのまま寝てしまったというのです。 
    Mの祖母もわけがわからないらしく、ただどこか普通ではないMにどうすればいいか困惑していたようです。 
    とりあえずMの無事を確認した僕たちはほっと安堵して、その日はそれで帰ることにしました。 
    もちろんあの時あの茂みの奥で何があったのかを確かめたかったのですが、それはMが落ち着いてからでも聞けることです。 
    その時はそう思って帰ったのですが、それはついに叶わぬこととなりました。 
    Mが突然死んだのです。

     
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    6 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 19:31:34 ID:c+YgsPqF0 [5/12回(PC)]
    しかし、しばらく待っても親戚のお兄ちゃんは帰って来ず、怖くなったMは家へと逃げ帰ったそうです。 
    親戚のことは心配だったのですが、親にそのことを話すと怒られると思い黙っていました。 
    その後も親戚は帰って来ず、当然捜索が開始されました。 
    警察も来てかなり大騒ぎになったそうですが、結局親戚は見つかりませんでした。 
    Mは罪の意識に苛まれ続けましたが、怒られるのが怖くてどうしても言いだせなかったそうです。 
    それから一週間ほどが過ぎて、唐突にその親戚が見つかったそうです。 

    失踪した当時のままの格好で歩いているところを保護されたそうですが、どうも精神を病んでしまっていたらしく、入院中に怪死したそうです。 
    詳しい話は聞かされなかったようですが、発狂したように暴れたり叫んだりしながら死んだという噂だけは耳にしたようです。 
    そんな噂を聞いて余計に怖くなったMは、ついに今に至るまであの日のことを告白することができずにいたそうです。 
    最初の波止場からMの実家付近へ車を走らせる道中でその話を聞いていたのですが、今思えば僕たちにそれを語った時のMは何か決意めいた顔をしていました。

     
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    3 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/03/30(火) 18:18:02 ID:c+YgsPqF0 [2/12回(PC)]
    それでは僕が体験した恐ろしい出来事をお話します。 
    先ほども書いた通り、この話は全て僕の身の周りに起こった事実です。 
    始まりは先週の金曜日の夜まで遡ります。 

    午前0時を回っていたので、正確には3/27の土曜日です。 
    次の日から2連休だった僕たちは、遅くまで友人の部屋で遊んでいました。 
    遊んでいたといっても特に何をするわけでもなく、お酒を飲みながらダラダラと喋っておりました。 
    僕も含めて友人たちもみんな釣りが好きですので、最近の釣果や釣り場のことなどを話していたのですが、その内に怖い話になっていきました。 
    友人の一人(仮にMとします)が海でヤリイカ釣りをしていると、しばらくして随分と重たい手ごたえがあります。 
    ゆっくりとリールを巻いたのですが、どうも重たすぎる。 

    最初は根掛りかとも思ったそうですが、よく見るとイカの白い姿が海面近くに見えたので、そのまま寄せて網ですくおうとしました。 
    すると海面から白い手首が現れて、Mが出した網のふちを掴んで引っ張ったそうです。 
    驚いて手を離すと、手首はそのまま網を掴んだまま海の中へ消えていったそうです。

     
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    956 : 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:2010/07/02(金) 22:21:08 ID:oyMR37UJ0 [1/2回(PC)]
    知り合いの話。 

    子供の頃、学校の裏山で一人遊んでいると、鶯の声が聞こえてきた。 
    恐らくは巣立ちしたばかりなのだろう。 
    まだ囀りが下手で、最後まで上手く通して鳴けていない。 

    「ふむ、まだまだ下手っぴいだな」 

    生意気にもそんなことを考えていると、一際大きな鳴き声が林に響き渡った。 
    比べものにならないほどの見事な鶯の囀りだ。 

    下手な鶯が鳴いた直後には必ず、上手い鶯が続けて鳴いている。 
    まるで手本を見せて、指導をしているかのようだ。 
    やがて段々と、下手な方の鳴き方が上達して行くのがわかったのだという。 

    「へぇ鶯も勉強とか練習とかするんだ。学校みたい」 

    囀りの先生は、どうやら近くで鳴いているらしい。 
    どんな鶯だろうと辺りを探してみた。 

    声のする方を探していると、まったく予想外の奇妙なモノを見つけてしまう。 

    少し離れた木立の中、そこの枝に小さな老爺が腰掛けていた。 
    昔話にでも出てきそうな、真っ赤な頭巾と落ち着いた色合いの着物姿。 
    シワシワの顔は気難しそうだが、どことなく優しそうでもある。 

     
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    930 : 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:2010/06/27(日) 20:53:09 ID:ow1HWrgh0 [1/2回(PC)]
    山仲間の話。 

    サークルのキャンプに参加した時のこと。 
    一人だけ遅れて来ることになり、初日の夜に宿営地で合流することになった。 
    しかしいつまで経ってもそいつが来ない。 
    山慣れた奴だし、あまり心配はしていなかったのだが、そろそろ日付が変わる 
    刻限になると、流石に何かあったかと皆が不安になった。 

    結局、日が変わってからかなり経って、そいつはキャンプ地に到着した。 
    「何やってたんだ、心配したぞ」 
    そう声を掛けたところ、こんなことを言い出した。 

    「いや、予定時間通りに着くよう、ちゃんと出発したんだよ。 
     途中で壊れかけた外灯が灯っている所があるだろ。 
     そうそう、点滅しているあそこ。 
     そこに差し掛かった時にさ、見えたんだ。 
     前方の外灯の下に、襤褸を纏った女の姿が」 

    「こんな遅い時間に、こんな山道に手ぶらで突っ立ってる女っていうのは、 
     そら真っ当な女だと思えないよな? 
     だから立ち止まって遠くから様子を伺っていたんだけど・・・」 

    「それで気が付いたんだ。 
     その女な、時々消えてた・・・いや物の例えとかじゃなくて本当に。 
     外灯が点滅してパッと灯る度に、道の上に姿が現れたり消えたりしてたんだ」

     
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    695 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/06/10(木) 12:44:56 ID:MEGfRYtcO [1/4回(携帯)]
    私が中学生のときの話。 
    知り合いのおねえさんとおねえさんのママとその友達に誘われ、女四人で四国にある霊山とよばれる山に登った事がありました。 

    何事もなく頂上に着けたんだけど、 
    山を半分くらい降りたあたりから不思議な事が。 

    小さな橋(木の板で出来た簡単な橋)で立ち止まり、ふと横の景色を見てみると、 
    渦巻いてるんです、景色が。 
    CGで作ったような、B級映画に出て来る時空の歪みみたいな感じで。 
    ジーっと見てても消えないくて、渦の中心に向かってグルグル回ってた。 
    いったん目を反らしてもう一度見ると消えちゃったんだけど。 

    あー変なもん見ちゃったよ、なんだアレー? 

    とか思いつつ再び下山。 
    すると次はゴール目前の林道。 

    私は山道好きだから一人でタッタカ先頭を歩いてたんです。 
    そしたら急におねえさんに「名無しちゃんどこ行ってんの!」って呼び留められ。 
    気が付くとさっきまで道を歩いたはずが、道を大きくそれてヤブのなかをズイズイ進んでるんです。 

    その辺りからなんかおかしいなーって気が付く。 
    あたし何か連れて来ちゃったかもって。 


    次に続きます

     
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    685 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/06/09(水) 15:43:27 ID:/0wpEJop0 [1/2回(PC)]
    あんまり怖くないけど、実際に体験した話。 

    実家はすごい田舎で、家の裏はすぐ山。 
    んで、4年程前にダイエットの為に毎日縄跳びをしていた。 
    うちの庭は2つに分かれてて、その間の道を通って玄関に行く作り。 
    自分はその道の途中で毎夜ピョンピョン跳んでた。 
    片方の庭は山に面していて、当然そっちは明かりもなく真っ暗。 
    でも玄関の明りを点けてれば、自分の足元くらいは見えるし、 
    たまに山の方からガサガサ音が聞こえてきたけど、ああまた狸か狐かな? 
    って感じで特に何も気にせず縄跳びに励んでた。 

    そんなある日、また縄跳びをしていたら、突然山の方から 
    「うふ、うふふふふっ」 
    って声が聞こえてきた。 
    え!?って感じになって動きを止めて、じーっと真っ暗な中に目を凝らしてみたけど 
    当然何も見えない。そうするとまた、 
    「うふふっ、うふふふっ」 
    って笑い声が聞こえる。しかもかなり近い。 
    山の中からじゃなく、庭と山の境にいる感じで、さらに???ってなっていると、 
    次の瞬間、ガサガサと音がして、近づいて来る気配がしたので、ヤバイ!と思った私はダッシュで家の中へ。 
    お母さんやお姉ちゃんに言っても信じてもらえず、結局何かの動物の鳴き声って 
    ことにしてまた次の日から縄跳び再開したんだけど、また「うふふ」って笑われた。 

    そっから縄跳びすると3回に1回はその笑い声が聞こえてきたので縄跳びは辞めたけど、あれはなんだったのかなぁ。 
    それにしても痩せたいと努力している姿を見て笑うなんて、失礼な話だと思います。

     
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