2015年07月

    374 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/11/22(日) 09:52:59 ID:brOtIIkR0 [1/3回(PC)]
    父と妹の話。 

     4年ほど前、父が肺がんで亡くなりました。 
    過労やストレスなどもあり、余命半年の所、2か月で。 

     父は大変子煩悩で、遅くできた末妹を、とても可愛がっていましたし、 
    また、末妹も極度のファザコンと言えるぐらいに、父とはべったりでした。 
    「いつも笑い顔でいろ」と言う父の言葉を体現するかのように、妹は太陽のように明るい笑顔。 
    生まれた時から、妹は内臓に疾患があって病弱だったけど、父はそれでも大変可愛がってました。 
    父が倒れてから、妹は東京での仕事を辞めて帰郷し、付きっ切りで看病しました。 

     変わり果てた父の傍で、妹はいつも、手を握って話しかけて居ました。 
    「父ちゃん、あれ(テレビに映ってる食べ物)美味しそうだね、父ちゃん早く治ってよ。兄ちゃんに連れてってもらおう」 
    笑顔でうなずく父。 
    「父ちゃん、父ちゃんが知らない美味しいお酒、いっぱい私知ってるよ。父ちゃんへのお土産にも買ってきたよ。 
     だからね、父ちゃん、一緒に飲もうね。おうち帰って、一緒に飲もうね。父ちゃんの好きなレバニラとか塩ホルモンも食べようよ」 
    酒好きの父、それは俺と妹に受け継がれています。 
    酒の話に、とてもうれしそうになる父。 
    思い出の曲を静かに歌う妹と、耳を傾ける父。 

     「お馬の親子」という曲は、父がよくまだ幼かった妹を背中に乗せて歌っていた歌でした。 
    散歩に出かけた時も、手をつないでいつも一緒に歌っていました。 
    父が携帯電話を持った時、妹は父からの着信音を「お馬の親子」にしていました。 

     父の逝く日の夕方、父は妹に、「休め」と、口の動きで伝えました。 
    それを見て、渋った妹ですが、父が余りにも言うので、付き添いの人用の仮眠室に行ったそうです。 
    そして、父は逝きました。妹以外の家族と、兄弟たちに見守られて。 

     起こされた妹が、父の傍に行くと、手を握ってまるで狼の咆哮にも似たような声で10分ほど大泣きしました。 
    病棟全体に響き渡るような大声でした。父の事で、妹が泣いたのはそれっきりです。 

     
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    330 : 1/2[sage] 投稿日:2009/10/28(水) 10:20:26 ID:7vLPeM040 [1/2回(PC)]
    半年位前のことなんだが。 
    今のアパートは所謂「出る」という噂のあるワケアリ物件。 
    だが私は自他共に認める0感体質、恐怖より破格の家賃に惹かれて一年前に入居した。 

    で、この部屋の台所の壁の一角に、変な形の染みがあった。 
    人間を逆さまに吊るしたような形で、0感の私もこれは流石に気味が悪く、好きなアーティストの 
    どでかいポスター(畳一畳分くらいある)を貼って隠すことにした。 
    しかしこのポスターが、金曜日の深夜0~1時頃になると必ず左上がペロン、と剥がれるんだ。 
    何度画鋲を刺す場所を変えても、両面テープと画鋲を併用しても、金曜日の深夜0~1時頃になると 
    必ず剥がれる。 
    そして剥がれてから小一時間くらいの間、怪音(ラップ音?)が鳴り始め、台所の食器棚の引き出しが 
    勝手に開いたり、棚の奥に入れてあるお椀とかが床に落ちたりという怪現象が起こる。 
    本当に毎週金曜日の夜に必ず起こるので、怖くなって「見える」という友人に見てもらったことがある。 
    そしたら、年配の男の人の霊がいる、と言われた。 
    ところがここが0感体質の凄さと言うのか、最初こそ怖かったが私はだんだん慣れてきて、金曜日の 
    深夜になる度に「あー、今日もおっちゃん来るかなーw」と、怪現象を楽しむようになっていた。 


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