2015年06月

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    443 : 1[sage] 投稿日:2009/08/27(木) 02:18:37 ID:qAzyC9Vy0 [1/10回(PC)]
    これ信じてもらえるかどうか解らないし、書こうかどうか迷っていたのだが… 
    丁度1年ほど前、俺と友人のTとOは、Oが「ニコ動に釣り動画つくってうpしようぜwww」と言ってきた 
    ので、買ったきり殆ど使っていなかったOのビデオカメラを持ち出し、俺の親の車を借りて山の中へ出かける 
    事になった。 
    誕生日の関係で18になっていたのが俺だけで、免許を俺しかもっていなかったから。 

    どんな釣り動画かというと、俺とTが録画しながら心霊スポット探索をして、ほんの一瞬女装したOが 
    画面内に映りこみ、俺とTはその事に全く気付かないまま動画をうpという設定。 
    今考えるとほんとうにしょうもない内容だが、当時の俺達はノリノリだった。 
    ただし3人ともビビりだったため、ほんとうの心霊スポットでは無く、ただそれっぽい山の中へ行きそこで 
    録画する事になった。 

    午後4時頃に出発し、適当に山道を走らせていると、いい感じに舗装されていない林道を発見した。 
    その道を少し進むと、開けた場所があり何かの資材置き場のようになっていて、俺達はそこに車を止めると 
    まず周辺で演出に使えそうな場所はないか、Oが隠れ潜めるような場所はないか色々と探し始めた。 
    30分ほど辺りを探し回っていると、俺は資材置き場の先の森の中にボロボロの小屋があるのを発見した。 
    TとOにその事を話し、俺が「ここで良いんじゃね?」と聞くと、Oはさいしょ「ここに1人で待機って気味悪りぃよ…」 
    ゴネていたが、俺とTは言いだしっぺはお前だろwwwなどとからかい、まあ待機と言っても10分くらいだから 
    とOを宥めて納得させ、完全に暗くなるまで車の中で待機する事にした。 

    車の中でゲームをしたり話をしながら2時間ほどが過ぎ、辺りは完全に真っ暗になった。 
    そして、OがTの姉貴の部屋から無断で持ち出してきた服に着替える間に、俺とTは適当にでっちあげた 
    心霊スポットの話をしながらあちこち撮影を始めた。
     
     
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    427 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/08/27(木) 00:42:02 ID:fxlJ9d1eO [1/3回(携帯)]
    高校のころ、夏休みとか冬休みに一人旅をしてた。 
    といっても、県外に2、3泊するくらいの観光地巡りで、文字通りただの国内小旅行だった。 
    でも、まあ、初めての土地は珍しいものばかりで、それなりに楽しい。 
    ガイドブック持ってさ、時間の許す限りいろんなところを見て回った。 

    ただ、もちろん金はない。 
    切り詰めるため、移動は青春18切符に頼っていた。JRの鈍行と新快速なら1日乗り降りし放題で、始発の電車に乗り、移動距離を稼ぐ。昼頃から夜まで観光して、安いビジネスホテルに宿泊するのが定番だった。 

    高2の夏、Y県に行ったときのことだ。 
    昼間は有名な滝とか神社とかを見て回り、日が暮れてから予約してたホテルにチェックインしたときは結構くたくたになっていた。 

    日本中の主要な駅前にはあるようなチェーン店のホテルだったけど、素泊まり4000円ちょいの安さに見合った古い建物。 
    まあ、もともと貧乏旅行だし、こんなのも思い出になるかと思い、あまり気にせず5階の部屋に入った。 
    中はいたって普通のシングルルーム。ベッドと小さなテレビ、文机、ミニ冷蔵庫しかない。 
    厚めの遮光カーテンで薄暗く、ベッドの横の壁には安物っぽい絵が飾ってあった。 

    この日は予定していた日程の最終日。明日はもう帰宅するだけなんだけど、実家からかなり離れた土地まで来てしまっていた。 
    明日は朝4時半の始発に乗らなければならない。 
    ホテルのフロントにそれを伝えたら、裏口を一晩中開けておくので、チェックアウトは鍵だけカウンターの籠に入れといてくれれば勝手に出て行って構わないとのこと。(宿泊料は前金で払った) 
    ご厚意に甘えさせてもらうことにした。 

    で、部屋でペイチャンネルでエロ番組見ながら、コンビニで買ってきた晩飯を食ってた。 
    ふと、ベッドの横の絵が気になった。 
    どっかの山が描かれた風景画なんだけど、妙に薄気味悪い存在感がある。 
    絵というより、それが収まってる額全体が、なんか気持ち悪い。 
    そんな感覚初めてだったけど、何故かピンときた。 
    まさかなあ、とか思いながら額をめくってみたら、案の定、御札らしき紙が貼ってあった。


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    353 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/08/22(土) 12:26:36 ID:DqUAtgZdO [2/13回(携帯)]
    たまに覗かせてもらってます。 

    ちょっとした事を知っているので、それを書き込んでみます。 
    いないとは思いますが、声出して私の文章を読むようなことは 
    止めて下さい。(長くなるのでそんなことする人はいないと思いますが) 

    「死語」という言葉がありますが(私もいい年なので知らずに使って 
    たまに恥ずかしい思いをしていますorz)、それとは別の意味の 
    「死」を意味する言葉というのをご存知でしょうか? 

    「呪い」とか「祈祷」の類ではなく、かといってその言葉を 
    発したところで誰か「死ぬ」とか発した本人が「死ぬ」というわけではなく、 

    ただ、 

    「後世が途絶える。」 

    というものです。 

     
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    317 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/08/22(土) 02:54:44 ID:Csq7taDY0 [1/4回(PC)]
    体験談というか、体験中というか・・投下します。 
    一人称がキモいと言われますが、クセみたいなものなので気にしないでください。 

    1 
    僕には彼女が居ました。僕は女で、彼女も女。 
    所謂レズビアンでした。性的なことはしたいとは思わないあたり違うのかもしれませんが 
    お互い、お互いが一番大事で、何よりも、自分の命よりも相手を優先するような仲でした。 
    もちろんお互いそんな事は隠していましたし、言いふらそうとも思っていませんでした。 

    僕が彼女と出会ったのは中学の頃、彼女をイジメていたのが僕でした。 
    帰国子女で頭もよく、美人な彼女を妬んでいたんです。 
    無理に友達なんていらない。と強がってる風でもなく平然と言う彼女を妬んでいたんです。 
    妬みが憧れ、恋心に変わるのは、そう遅くありませんでした。 
    同じ部活に所属できたこともあり、僕は彼女と付き合う事ができました。 

    高校に進級すると、別々の学校だった為会う頻度は減りましたが、それでも週に3回は会って愛を確かめました。 

    ある時からでした 
    彼女は僕と会いながら、笑顔で泣き出すようになったんです。 
    普通に会話をしていたら、いきなり涙だけが流れて 
    彼女も困惑しているようでした。 
    思春期でしたし、そういうこともあるだろうと、きつそうなら病院にいけと進めました。 
    正直なところ、僕は所謂「メンヘラ」が嫌いだったんです。 
    辛い事があって耐えられない事も、そういう気持ちも知っています。 
    知っているからこそ嫌いというか・・モヤモヤしてしまう所がありました。 

    彼女は日に日に泣く頻度が増え、メールも「ねえ。私が死ぬって言ったら一緒に死んでくれるよね?」 
    といったものばかりになりました。 
    僕はそれに同意しつつも、彼女に生きて欲しいと伝え続けました。 
    彼女にフられる事が怖くて、甘えてそういうことを言うなとか・・そういう事はいえませんでした。 


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    307 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/08/22(土) 01:58:05 ID:uR/NQQDM0 [1/5回(PC)]
    学生の頃、当時付き合っていた彼女の弟と首里で2DKのアパートを借り 
    て住んでいた時の話だ。 


     彼とは住居費を節約できるとのことで何とはなしに一緒に住み始める。 
    お互いを干渉しない気楽な同居生活。実際、学生で昼と夜がひっくり 
    返ったような生活の僕は、仕事をして規則正しい生活の彼とは殆ど顔を 
    合わせることのない日々が続いた。 

     異変が起きたのは住み始めて数ヶ月経った頃。 
     その頃から彼は僕が夜遅くまで帰らず一人で寝ている時に限って、 
    何かに取り憑かれたように夜中に目を覚ますようになる。それほど神経質 
    な性格ではない彼、最初気にすることはなかったが頻繁に続くようになる 
    とさすがに気味悪さを覚え始めた。 


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    278 : 悪意1/3[] 投稿日:2009/08/21(金) 23:49:48 ID:edz+SqwT0 [7/9回(PC)]
    俺が税務署の職員だった頃の話。 

    90年代の頃だが、田園調布の、ある家へ査察に入った。 
    すると、玄関で奥さんが数珠をじゃらじゃらさせつつ、「悪霊退散、悪霊退散、悪霊退散。」 
    とひたすら呟いている。この家がある神道系カルト新興宗教に帰依しているのは調査で知 
    っていたが、さすがに面食らったし不愉快だった。税務署員には珍しく短気な同僚Aは、 
    A「ずいぶんと奥さんは不機嫌ですね。」 
    等と皮肉を言う。家の主人もふんっと鼻で笑い、人を食った様な事を言う。 
    主人「家内が言うには、どうも本日来る客人が、災いを運ぶとの夢を見たらしくてね。」 

    家には宗教関係か、禍々しいデザインの神棚があるだけで、他は普通のセレブの家である。 
    調査を開始するが、脱税の証拠が、どこを探しても見つからない。家の主人は余裕しゃく 
    しゃくで頭に来る。  
    と思った矢先、Aがあっと声を上げた。そして、調査してない所が一つだけあると言った。 
    A「神棚だ!」

     
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    254 : 1/2[sage] 投稿日:2009/08/21(金) 22:57:29 ID:lCAveEjp0 [1/4回(PC)]
    オカ板にいる人たちなら多くは「学校であった怖い話」を知っているだろう。 
    同人も好きなのならアパシーシリーズとして発展を遂げている(新作もでたばかり) 
    ことも知っている人は多いと思う。 

    その新作が15日に届いたばかりの夜、俺は暗い自室で一人でそれをプレイしていた。 
    インターネットブラウザに洒落怖を開きっぱなしにして。 
    本家の方、Sの方も何度もプレイしてきた俺はどんな怖い話も全てフィクションだと 
    分かり切っていたのでストーリーだけを楽しむために読み進める。 
    何周かプレイしているとだんだんBGMが大きくなっているような気がした。 
    ノイズも混じってきた? そんな演出がある音楽が使われているのはOPだけだ。 
    もう慣れてしまって驚きは少ないが本家と全くセンスが変わっていない 
    おどろおどろしい加工写真はだんだんぼやけて来る。 
    眠いのか? と思っても意識は大分はっきりしている。 
    それでもいい加減何周もするのも疲れてきたのでセーブをして中断、 
    別のことを始める。

     
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    180 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/08/21(金) 19:31:24 ID:gjQktL//0 [1/1回(PC)]
    私はある晩仕事から帰ってきて 
    疲れていたのでそのままソファの上で眠ってしまいました 
    ソファの上に仰向けになり 
    手をバンザイの形のように空中に投げ出して… 

    すると突然 
    投げ出している手をコチョコチョとくすぐられたので 
    主人が仕事から帰って来て悪戯をしているのだろうと 
    その悪戯をしている手をガッと掴み 
    そのままソファの上をゴロンと半回転し 
    うつ伏せの状態に体勢を整えてふと顔を上げると 
    そこには誰もおらず 
    手には握っていた感触が生々しく残っているだけでした 
    確かに手を握ったまま回転した筈なのに… 

    今まで 
    ガラス窓をコツコツと叩く音が聞こえるなど 
    この家には何かが"居る"なとは気付いていましたが 
    こんなにダイレクトに接触してしまったのは初めてで怖くなったので 
    除霊師さんにお願いして除霊して頂く事になりました 

    我が家に居たのは女性の霊だったようです 
    寂しくて相手にして欲しかったと… 

    除霊の最中 
    色や形こそ見えませんでしたが 
    天井を縦横無尽に移動する気配を感じました 
    苦しんでいたのかな、抵抗していたのかな 

    除霊後はお蔭様で奇妙な出来事は起こらなくなりました 

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    171 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/08/21(金) 19:02:28 ID:5JsX+ABe0 [6/11回(PC)]
    今の主人と同棲中の頃の話しです。 

    数日体調が悪く、風邪でもひいたかなと休んでおりました。 

    ある日、眠っていたら金縛りにあい 
    「大丈夫疲れているだけ」と自分に言い聞かせ、金縛りが解けるのを待ちました。 

    まぶたは閉じているはずなのに、何故かうっすらと周りの環境が見える。 
    「え?どうして?」と思っていたら 
    私の頭の上から 黒い影が上へ上へとあがってきました。 
    「なに?え?これなに?」 
    とガクブルしていると、それが私の顔の上に覆いかぶさる位まで伸び、 
    手のような物がそれの脇から伸びてきました。 
    「手だ!」 
    そう思った瞬間に、その手に首を絞められました。 

    「殺される!」 
    そう思った私は動かない手を、足を動かそうと必死になりました。 
    絞める黒い手は徐々に力が強くなり、気が遠くなり始めました。 

    その時、主人が『おい!どうした?』と私をゆすり、上体をおこしてくれました。 
    金縛りは解け、黒いものもいなくなり、安堵で涙が出ました。 
    主人にその話をしようとしたら  
    『くび、どうした?・・・』 
    私の首には赤いあとがありました。 
    はっきり手のあとには見えませんでしたが、鏡で確認した時は怖くて泣いてしまいました。


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    150 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/08/21(金) 17:53:21 ID:5JsX+ABe0 [1/11回(PC)]
    娘が3歳位の時、中古で大き目の車を買いました。 
    私も娘も大喜びで大きな車を楽しんでいました。 

    しかし数週間した頃、娘が車に乗り込もうとした時に急に大泣き。 
    「どうしたの?」と聞くと、 
    『お兄ちゃんが怒ってる』と言う。 
    「どこにもお兄ちゃんなんていないよ?」 
    『そこに座ってるお兄ちゃんが睨んでる』 
    と、誰も乗っていない最後部座席を指差しました。 
    ぞっとする私でしたが、2列目に娘をだっこして乗り込み 
    「大丈夫だからね」と言うと 
    『うん もう怒ってないみたい』と。 

    それから何度か車に乗ることを拒否するような事がありました。 
    そのお兄ちゃんは いる時と いない時があり、 
    いても 笑っている時と 怒っている時があるようでした。


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