2015年06月

    806 : 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:2009/08/04(火) 19:42:15 ID:hzYKyVNt0 [1/2回(PC)]

    友人の話。 

    夜遅くに峠道を、自転車で帰宅している途中のこと。 
    無灯火の黒い自転車と擦れ違った。 
    小太りの男性が乗っていたなと思ったくらいで、気にも留めなかった。 

    少し経ってから、背後からベルの音が聞こえた。 
    振り向くと月明かりの下、無灯火の自転車が後を着いてくる。 


    「えっ、さっきの小父さん?」 


    通い慣れた峠道だが、この時間では他に通行者などいない。 
    女一人で走っていることが急に怖くなって、力一杯にペダルを漕いだ。 
    後ろの自転車は、着かず離れずの距離を保ちながら、しかし確実に着いてくる。 
    時折、耳障りなベルの音を響かせながら。 

    まこうとして、普段は通らない細い小路や、とても登る気にならない急な登りに 
    走り込んでみたが、しばらくすると、後ろからリンリンと鳴る音が近付いてくる。 

    峠を下って自宅の門の中に滑り込んだ時には、安堵で思わず涙ぐんだという。 
    外の通りを見ると、つい先まで背後にいた筈の自転車は、影も形も見えなかった。 


    「自分の気のせいだったかな?」 


    冷静になってみると、そんな気にもなってきた。 
    家族は既に眠っていたので、起こさないようにしながらお風呂に入る。 
     
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    489 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/07/29(水) 08:28:05 ID:bTZ0xQNw0 [1/4回(PC)]

    地元の新聞記事投下します 長くてスマソ 


    『くまもと地名あらかると』№519 


    上天草市松島町教良木 

    {教良木}きょうらぎの地名は、山に入って薬草木を探していた人に、 
    山の霊がそのありかを教えてくれたことに由来する。 
    {薬になる木}=清らかな木(きよらぎ)がなまって『きょうらぎ』になり、 
    漢字も『教良木』とあてられた。 

    あまくさ島めぐり長歌の、それについて歌った部分↓ 
    〈山わけいれば むかしへに くすりもとめし そのひとに そのきのあるを 
     をしえける よしあるとてう 教良木と呼ぶとはいえど いぶかしな…〉 

    江戸時代には大矢野組に属していて、慶長国絵図にも村名が記されている。 
    当時は木炭の生産が盛んで、教良木川を運河に利用して熊本城下の町々に供給された。 
    品質の良い樫炭は特に武家や大店に高い人気があった。 

    長歌で(教良木と呼ぶとはいえど いぶかしな…)は案外 
    薬の木じゃなく木炭が由来なんじゃないかと言ってるようにも思えます。

    409 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/07/28(火) 02:25:43 ID:vMq/eNAu0 [1/3回(PC)]

    ま、それは置いといて、思い出した話。 

    一昨年、午後到着のバスで新穂高温泉から槍平小屋まで向かっていた時の事。 
    単独行で、ちょっと前の晩寝不足だった事もあり、
    かなりゆっくりとしたペースで歩いたため、 
    槍平小屋への到着を予定した時刻に到着する見込みがなく、日没も迫っていた頃、
    ちょうど滝谷避難小屋のすぐ近くまで来たのだが・・・。 

    小屋を登山道から見上げただけで足がすくんだ。 

    窓から漏れていたのは明かりではなく鬼気迫る暗闇だった。 
    晩夏とは言え、北アルプスってこんなにひと気が無かっただろうか? 

    自分に霊感とかあるのか無いのか定かではないけど、迫り来る逢魔時と相まって、 
    ただひたすら私は怯え、ただひたすらその場から離れようと必死になって歩き、 
    なんとか日没直後に槍平小屋に到着。 

    その後の山行には特に問題もなく縦走を終えたけど、後日滝谷避難小屋について色々調べたら 
    あの時感じた恐怖については、やっぱりなあ、って感じでした・・・ orz 
    (また、その年の冬、年が明けてから槍平小屋付近で大規模な雪崩発生で犠牲者も出たし…) 

    突き詰めれば、オカルトというよりは、本能的な自然への畏怖だったんだろうけど、 
    自分的には、かなり恐ろしい体験でした。

    390 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 21:35:31 ID:kCytCGKa0 [2/2回(PC)]

    学生のとき登山にはまってたときの話、
    今度の夏に八ヶ岳の中位程度の山に登ることになった。 

    当日、天気は曇りで雨が降らなければ良いが、とか言いながら上り始めた 
    予感は的中し6合目までいったところで天候は悪化し始めた。 

    徐々に霧が濃くなり視界も悪くなってきたので、
    俺は一時休憩をするため山小屋に向かうことにした 

    山小屋は6合目と7合目の間にあるので少し戻ってから山小屋のある道を探すことになった 
    視界が悪いため山小屋を探すのにてこずったが
    灯りがともっているのが見えようやく見つけることができた。 

    山小屋に近づいてみると、こじんまりした感じの木造で築20年くらいといったところか 
    灯りは窓からもれてきていた、俺は人がいることに安心してノックをしてから中に入った。 

    中に入ると6人ほど横になって仮眠を取っているようだった。 
    なかは古いランタンが1つついてるだけでとても薄暗かった。 

    とてもひんやりしていて、夏とは思えないかび臭い匂いも漂っていた。 
    とにかく寝てる人を起こさないようにリュックを下ろし横になって休むことにした。 

    横になってから10分ほど、暗がりの中、
    俺は横になりながら先にいた人たちをぼけーーっと見ていた。 


    見ているうちに俺は不審な点に気づいた、そいつらはの装備がみあたらない。。。 


    リュックどころかブーツも見当たらない、
    この小屋は1部屋しかないため他に入れるところもない 

    そうこうしてるうちに、そいつらの服装をみて愕然とした、
    ボロボロのズタ袋のような服装でみるからにまともな服装とはいえない、、
    俺は一人一人目を移していったがみんな同じような服装をしている。 

    俺は異常に怖くなった、得体の知れない連中と一緒に暗い山小屋で寝ている。。 

    体中に冷や汗が出てきた、俺は静かに小屋を出ようとしたが体が動かない、金縛りか。。 
    最悪の状況になり俺は目だっけをちろちろ動かして必死にあたりの状況をうかがった、
    そのとき1人と目が合った 


    俺をにらむような目。。そこで俺は気を失った。 


    気づいたときには夜になっていて、あの6人もいなかった。

    385 : 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:2009/07/27(月) 20:24:53 ID:OOBbV2Yp0 [3/4回(PC)]

    知り合いの話。 

    彼の祖父はかつて猟師をしていたという。 
    遊びに行った折に、色々と興味深い話を聞かせてくれた。 


    「知り合いの猟師が、大きな山鳥を撃ったんだと。 
     梢から飛び立ったところを、こうパン!ってな。 
     首尾よく命中、ホクホクしながら落っこちた獲物に駆けよったんだが・・・」 


    「そこでおっちんで(死んで)いたのは、狸が一匹だけだったんだとサ。 
     どこにも鳥なんか落ちてねえ。 
     よく見りゃ、確かに狸の身体には真新しい銃創がある。 
     どんだけ考えても腑に落ちなかったが、まぁ肉が捕れたんで良しとするかってんで、 
     それを持って帰ったんだと」 


    「まぁ山の深い奥底ってのは、えてして変なことが起こるモンよ」 


    そう言って祖父さんは頭を振った。 

    383 : 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:2009/07/27(月) 20:24:02 ID:OOBbV2Yp0 [2/4回(PC)]

    昔馴染の話。 

    山麓にある実家へ帰っていた時のことだ。 

    縁側に寝転がって映画雑誌を眺めていたところ、祖母がやって来た。 
    古い映画特集のページを開いていたのだが、覗き込んだ祖母がこんなことを言う。 


    「あぁコレ知ってるよ。ヤマガロって呼ばれてたの。 
     私がまだ小さな頃は、この辺りにもちょくちょく出ていたものよ。 
     身体が大きい癖に根が臆病みたいでね、逃げ出すのは決まってあっち側だったわ。 
     あ、でももう少し毛深かったし、首にもそんな釘なんて無かったかしら」 


    祖母が指差したのは白黒の、フランケンシュタインのスチール写真だった。 


    「そう言えば最近見ないねぇ。もう山の奥方で死んじゃったのかねぇ」 


    それだけ言うと、祖母はサッサと離れていった。 

    382 : 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:2009/07/27(月) 20:23:09 ID:OOBbV2Yp0 [1/4回(PC)]

    友人の話。 

    釣り仲間に誘われて、夜釣りに出かけたのだという。 
    山中の湖にゴムボートを浮かべて糸を垂れていると、パシャパシャと水音がした。 
    湖の中程からこちらに向かって近づいてくる。 

    魚でも跳ねてるのかな、などと考えているうちにアタリがきた。 
    夢中で奮闘している彼のすぐ横手を、パシャッと水飛沫が通り過ぎる。 
    真っ黒い二本足の影が、水の上を歩いて渡って行った。 
    どう見ても人のそれだった。 

    今し方釣り上げた魚をリリースして、即帰途についたという。 

    275 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 19:59:02 ID:Zm6R9tap0 [1/1回(PC)]

    空気読まずにボーイスカウトだったときの話。 

    カブスカウト(小3~6くらいの集団)のとき、 
    消灯時間過ぎても肝試し行く程ような仲間だった。 
    業を煮やした隊長が 


    「この辺は羆に食い殺された人が何人もいる」 


    と羆嵐並みのグロ話を披露。 
    全員恐怖して夜出歩くことは無くなった。 

    で、俺は夜中にトイレに行きたくなった。 

    熊に怯えつつも尿意を抑えきれず、その辺の茂みで敢行。 
    そのとき、正面の茂みの奥からガサガサと音が・・・ 


    「絶対クマだ…」


    と思いながらも恐怖でその場を動けなかった。 
    そしてその影が遂に姿を現した。 


    なんと血まみれのおっさんだった。 


    しかしあまりにも熊しか頭に無かった俺は、 
    そのおっさんが熊に襲われた被害者かと思い、 


    「大丈夫かああああああああ!!!!」


    と絶叫。 
    腑に落ちない顔でおっさんは消えてった。

    272 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 18:54:12 ID:duHRLfYhO [1/1回(携帯)]

    自然を満喫するツアーに参加した時の話 

    キャンプファイア用の木を準備する係になって
    木切ってたんだがその木が人の手に見えて怖かった 

    目で見た限り手をノコギリで切ってる様にしか見えないけど
    血が出ないから何事もなく切り終えた 

    今思えば森の精か木の精が植物も生きているんだぞと幼い俺に教えてくれたのかもしれない 

    まぁ木の精だろうな

    264 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 17:16:40 ID:jhkfeD3pO [4/7回(携帯)]

    この間、渓流釣りに行ったときの話 

    梅雨もあけ、晴れの日が数日続いたので川の水嵩もだいぶ落ち着いていた。
    ポイントの淵へは川沿いに登っていったんだが、
    予報では30超えが言われていたけど大きく張り出した木の枝と上流から吹き下ろしてくる風のおかげで
    思っていたよりも全然涼しかった 

    いつもは熊避けの鈴を下げてくんだけどその日に限って忘れてきてしまった。
    前の週に尾瀬へ行った弟に貸したままだったのを思い出したのは、車を降りてからだった 

    途中、いつからあるのかわからない小さな祠に握り飯を一つ供え、
    誰かが供えていったワンカップの空瓶に川の水を酌んで供えてなおも登る。

    この社、もう釣りのためにここを通る人くらいしか手をあわせないらしい 

    もう少しで目的の淵につくというころ、この辺は足場も悪くて歩くのも一苦労 
    疲れも調度たまってくる頃で、早く淵について傍の小さい川原で一服したいと気が逸る。

    目の前の藪を越えたらもう目的地は文字通り目と鼻の先、
    藪を一端に手をかけ分け入ろうとしたその時 
    不意に川上から吹く風が強くなり強烈な獣臭さが鼻をついた同時に


    『おい!!』


    と野太い声に背後から一喝された 
    びっくりして藪に分け入ろうとして片足あげた態勢のまま固まってると、
    視界の中、藪を透かして見える10メートルくらい先の流れを黒い何かがのそのそと渡り、
    対岸の斜面を登っていく見事な体躯の熊だった 

    背後に謎の声、前方には熊 
    心臓がバクバク脈打って自分の心音で耳が痛くなりそうになってたときまた背後から声がした 


    『もういいぞ』 


    少しも安心はできなかったけど、
    その言葉を聞いたらふっと力が抜けてあげたままの足を下ろした。
    足は丁度枯れ木を踏みつけて大きな音が響いた 

    今になって思うと、あの声に驚いて足を止めなきゃ熊と鉢合わせしてたんだろうな 
    このスレで何度か話に聞いていたけど、自分がお供えのご利益にあずかったのはこれが初めてだった 
    (祠にお供えしても坊主の日はあったし) 

    その日はとにかく怖かったから一目散に帰ってきたけど、今度行くときは酒でももっていこうと思う

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