2015年05月

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    861 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 01:05:43 ID:NTfTxL700 [2/10回(PC)]

    2年くらい前の個人的には洒落にならなかった話。 


    (1/9) 

    大学生になって初めての夏が近づいてきた金曜日頃のこと。 
    人生の中で最もモラトリアムを謳歌する大学生といえど障害はある。そう前期試験だ。 

    これを無事にやり過ごし、単位を獲得しないことにはせっかくの夏も存分に楽しめない。 

    大学で出来たまだ少し距離感のある友人達(AとBとする)と翌週から始まるテストに備えて 
    俺の部屋で試験勉強に励んでいてた時 


    A「試験勉強ウゼー。飽きた。ちょっとここらで気分転換しねぇ?」


    と言い出した。 


    B「んじゃ、どうする?ゲームでもする?」


    もう一人の友人が応える。 


    A「時期的にはちょっと早いけど肝試しとか?」 


    B「いやw 女もいなくて『キャー!B君コワーイ!』とかキャッキャウフフもないからメリットねーじゃん」 


    A「俺らまだでつるみはじめてから日が浅いだろ?ここらで友情を深めるイベントをと思ってさ」 


    ちょっと引き気味で 


    B「お前・・・まさかガチ(ホモ的な意味で)じゃねーよな?」 


    A「んなわけあるかwww 気分転換にはいいと思うんだけな俺は。
    実はこの近くでそれっぽいポイントを見つけたんだ。
    んで実は昼間のうちに準備もしてきてたりするんだが」 


    俺「準備済みとか段取り良すぎだろw」 


    Bは最初嫌がってたが、目的地が噂の心霊スポットとかじゃなくてチャリでいける距離にある 
    ただの無人の神社だとわかるとしぶしぶだが了承した。 

    一方、俺は怪談とかは結構好きで、肝試しにも乗り気だった。 

    俺は全くの零感なもんで、中学生の頃に地元で仲の良かった友人達と
    有名心霊スポットに行ってみても何か見たり、
    何かが起こったりってことは今まで一度もなかったからまぁ気楽に考えてたんだな。 
     
    【もっと禍々しい何か  前編】の続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    854 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 00:43:52 ID:YLFRcxQR0 [1/2回(PC)]

     韓国にいった時・・・。ミョンドンのホテルについてくつろいでた時に親が

    「初韓国!」


    とかいって部屋にカメラ回した。ふと何気ない窓枠からの景色を撮っていたら、なんてことだ・・・ 

    UFOがあった。

    肉眼では見えないのに、カメラを通すとくっきりと円盤がクルクル回っている。
    日本に帰ってきてもその映像は鮮明に撮れていたよ・・・でね、何が怖いかって言うとね・・・ 

    その映像の直前に俺が映っているんだけど、あまりにくつろいでたために
    アホ面かまして鼻くそほじってるの・・・。


    洒落にならん。 

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    849 : [] 投稿日:2009/07/27(月) 00:21:35 ID:bJw+NmWU0 [3/5回(PC)]

    ・恐怖の記録 

    ここからは説明は要らないだろう。 
    記録文のみで充分に迫力が伝わってくる。 


    「12月27日。カツオ10本つる」 


    「1月27日。外国船を発見。応答なし。雨が降るとオケに雨水をため、これを飲料水とした」 


    「2月17日。いよいよ食料少なし」 


    「3月6日。魚一匹もとれず。食料はひとつのこらず底をついた。恐ろしい飢えと死神がじょじょにやってきた」 


    「3月7日。最初の犠牲者がでた。 機関長・細井伝次郎は、
    「ひとめ見たい・・・日本の土を一足ふみたい」とうめきながら死んでいった。全員で水葬にする」 


    「3月9日。サメの大きなやつが一本つれたが、直江常次は食べる気力もなく、やせおとろえて死亡。水葬に処す」 


    「3月15日。それまで航海日誌をつけていた井沢捨次が病死。かわって松本源之助が筆をとる。 
    井沢の遺体を水葬にするのに、やっとのありさま。 
    全員、顔は青白くヤマアラシのごとくヒゲがのび、ふらふらと亡霊そっくりの歩きざまは悲し」 


    「3月27日。寺田初造と横田良之助のふたりは、突然うわごとを発し、
    「おーい富士山だ。アメリカにつきやがった。ああ、にじが見える・・・・。」
    などと狂気を発して、左舷の板にがりがりと歯をくいこませて悶死する。
    いよいよ地獄の底も近い」 


    「3月29日。メバチ一匹を吉田藤吉がつりあげたるを見て、三谷寅吉は突然として逆上し、
    オノを振りあげるや、吉田藤吉の頭をめった打ちにする。 

    その恐ろしき光景にも、みな立ち上がる気力もなく、しばしぼう然。 

    のこる者は野菜の不足から、壊血病となりて歯という歯から血液したたるは、
    みな妖怪変化のすさまじき様相となる。ああ、仏様よ」 


    「4月4日。三鬼船長は甲板上を低く飛びかすめる大鳥を、ヘビのごとき速さで手づかみにとらえる。 
    全員、人食いアリのごとくむらがり、羽をむしりとって、
    生きたままの大鳥をむさぼる。 
    血がしたたる生肉をくらうは、これほどの美味なるものはなしと心得たい。
    これもみな、餓鬼畜生となせる業か 」
     
    【良栄丸事件  後編】の続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    847 : [] 投稿日:2009/07/27(月) 00:17:56 ID:bJw+NmWU0 [1/5回(PC)]

    ここって恐怖怪談なら転載もアリだったよね? 
    俺が知ってる実話怪談で一番怖いヤツを・・・ 
    知ってる人は知ってるだろうがあの海難事故『良栄丸事件』を・・・・・・ 


    ・発見されたミイラ船 

    1927年10月31日、カナダ西海岸バンクーバー島。 
    ワシントンのシアトル港への帰路についていたアメリカの貨物船「マーガレット・ダラー」号は、
    行方不明になっていた小型漁船「良栄丸」を発見した。 

    ボロボロに朽ち果てた船体、ミイラの転がる甲板、激しい死臭、白骨体、足の無い死体。 

    船室には、頭蓋骨を砕かれた白骨体とミイラがあった。 
    船室奥の部屋には、おびただしい血痕が染み付いていた。 
    船尾の司厨室では、海鳥の白い羽が至るところに散らばっており、コンロの上にあった
    石油缶の中には、人の腕が入っていた。
     
    船内には食物も飲料水も無く、エンジン機関部は全て破損していた。 
    ところが、船長室から見つかった3冊のノートには、信じられない惨状が書かれていたのだった。 


    そのノートによると、良栄丸の情報は以下の通りだ。 

    重量は19tで1本マスト 
    船主は和歌山県の藤井三四郎 
    船長は三鬼時蔵 
    機関長は細井伝次郎 
    乗組員は12名 
    神奈川県の三崎港を出港したのは1926年12月5日 
    約1年間漂流していた 


    ここで疑問が浮かぶ。 


    発見された死体は9体、記録には12名とある。 
    3名はどうなったのだろうか。 
     
    【良栄丸事件  前編】の続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    795 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 17:24:03 ID:LCnR+oud0 [1/1回(PC)]

    喫茶店でバイトをしていた時の話。 

    寂れた喫茶店で時間帯問わずいつもガラっとしてる店でした。 
    ある日、一組のカップルが来店し、コーヒーを一杯ずつ注文したきり 
    延々と席に座っている。 
    ほんと座っているだけなのね。話しもしないし、お互いの顔を見るわけでもない。 
    俯き加減に二人ともじーっと座っている。 

    そこにもう一人客が入ってきた。 
    若い男性で、この人はしょっちゅう店に来る常連。 
    漫画家なのかイラスト関係の人なのかわからないけど 
    小さいスケッチブックをいつも持っていて 
    店内の風景だとか、コップや食べ物をスケッチするのが日課みたい。 

    案の定、例のカップルを良い題材だと思ったのか 
    サンドイッチパクつきながら盗み見して鉛筆を動かし始めた。 

    コーヒーのお代わりを持っていくついでに何気なく 
    描かれたスケッチを見てビックリした。 
    四人用の席に向き合って座っていたカップル。 

    その男性の隣りにもう一人同年代くらいの女性が描かれていた。 
    絵の中のカップルはやはり俯き加減で暗い表情で描かれているのだが 
    その、いないはずの女性の絵は、すごく楽しそうにはしゃいでいるような 
    描写の仕方で、違和感ありすぎて、不気味だった。 

    悪戯心でそれが描いてあったのか 
    それとも実際そういう風に見えていたのかはわかりません。 

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    785 : 4/5[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 15:15:24 ID:2YAwFxCj0 [4/5回(PC)]


    翌朝、部屋を出て、友人を訪ねた。 
    昨日のことを話しても、


    「昨日は行ってないよ」


    って言う。脅かすなよ、と食い下がるが、どうも嘘は言っていない様子だった。 

    じゃあ、あれは夢だったのかもな-、とか言いながら、 
    二人で俺の部屋のドアまで来た時、友人が何かに気がついて声をあげた。 

    その声に驚いた俺が、友人の視線を追うと、 
    俺の部屋のドアにうっすらとたくさんの文字が書かれていたんだ。 

    数えてみると縦13文字×横9文字。 
    きれいに表のように並べて書いてある。 

    しかもその文字のどれもが、おそらく実際には存在しない漢字(?)なんだよ。 

    異様に画数が多く、部分部分は見たことがあるんだが、 
    全体としては存在しない文字。
     
    【実際には存在しない漢字  後編】の続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    782 : 1/5[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 15:13:13 ID:2YAwFxCj0 [1/5回(PC)]

    京都の大学に入学して1年目の話。 

    5階建てのマンションで1人暮らしを始めた。 
    同じマンションの別の階には俺の友人が住んでいた。 

    2人とも1人暮らしなんか初めてだし、まだ他に友人もいなかったから、 
    ことあるごとに互いの部屋に遊びに行ってた。 

    俺の部屋は風通しが悪く、夏なんかは盆地特有の蒸し暑さでたまらん。 

    そこで、少しでも風通しがよくなるように、 
    玄関のドアをいつも数センチ開けてた。
     
    【実際には存在しない漢字  前編】の続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    869 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 01:17:45 ID:NTfTxL700 [8/10回(PC)]

    (7/9) 

    飲み屋に腰を落ち着けて、事の経緯を説明し、いろいろ聞いた話をまとめると以下。 
    (聞いた時にわからなかった言葉とかは後でググッて補足しています。) 


    ●Cさんではお払いが出来ないことについて 

    ⇒普通、神職自体には、霊とかその他諸々を払う力は無い。祀ってる神様の力を借りないことには払えない。 
     そもそも神職は巫覡に端を発しているので、霊を成仏させたりする坊主とは違う。 
     神様の力を借りるには相応の舞台装置が必要。
     つまり神社の外では依り代とかがなければ大したことは出来ない。 


    ●神社の境内は神域のはず、なんであんなのがいるのか? 

    ⇒坊主の作る結界とは違い、神社は神を降ろすための舞台装置(神を降ろし易くすための場)にすぎない。 
     神域とは舞台装置である神社に神が降りることによって始めて力を発揮する。
     神職や管理者がいたり、キチンと定期的に祀られてる神社は、
     神域として正しく機能しているためおかしなものは寄り付かない。逆にそうでない神社は
     何か寄せるための舞台装置だけがある状態。色々とおかしなものが集まってくるので危険。 


    ここまで話を聞いて疑問に思った事を聞いてみた。 


    俺「なんでEさん(長男)が来たら安心なんです?さっきの話だと神職自体に払う力はないんでしょ? 
      ましてやEさんて今まだ在学中で、正式な神職になって無いでしょ。 
      それともCさんと二人で力をあわせれば何とかなるってそういう話ですか?」 


    C「違う違う。確かに神職自体に払う力はないってのはEに関しても当てはまるんだけどね。 
      ただ、あの子は色々と特別な訳。
      うちの神様に守られてるんだよね。具体的な効果範囲はわからないけど、 
      少なくともEの視認できる範囲内には、
      幽霊とかその他もろもろの危害を加えるものは近寄れない。」 


    俺「それを聞いて気付いたんですけど、
      もしかして、地元の心霊スポットとかで肝試しした時に何もおこらなかったのって・・・」 


    C「そう、いつもEいたでしょww」 


    俺「でも、なんでEさんだけそんな特別扱いなんです?
      そもそも神様が1人だけを守ったりとかあるんです? 
      神社って全国各地にあって、しかも有名な神様だと分霊でしたっけ?
      とかされて同じ神様を祀ってる神社がいっぱいあるのに」 


    C「んー。ちょっと長くなるけど良い?」 
     
    【もっと禍々しい何か  後編】の続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    662 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/07/25(土) 22:04:13 ID:urm5plTO0 [4/6回(PC)]

    おばあちゃんの残した怪談。 

    おばあちゃんが子供の頃、何か悪さをすると 


    「とみおばさんになるよ!」


    と脅された。とみおばさんとはお婆ちゃんの母親の末の妹で、 
    中学生くらいの時に行方不明になったまま。

    素行が非常に悪かった為、とみは悪さをしていたから神隠しにあった、
    と親族からもそんな言われ方だったらしい。(素行不良というのが、不純異性交際だったので、
    おそらく駆け落ちしたのだろうと、親族は呆れ半分で推測していたらしい) 

    お婆ちゃんが高校生の時、 
    家が改築されることになり、中庭にあった井戸も塞がれることになった。 
    ある日左官屋が


    「お骨です」


    と青ざめながら家の者を呼びに来た。 
    家人が井戸に案内されると、井戸の底から若い左官屋が人間の骨を次々引き上げてくる。 

    井戸の底に、壁が一部えぐれた様な窪みがあったのだが、
    そこに屈むような格好で引っかかっていたのはとみおばさんの骨だった。 


    30年近く、とみおばさんは誰にも発見されることなくその井戸の底にいたのだ。 


    死因、事故(?)の原因などは一切不明。 


    今も自分が住んでる家の基礎には、映画「リング」そっくりの蓋で閉じられた井戸がある。



    663 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/07/25(土) 22:08:22 ID:uL1dcht/0 [1/1回(PC)]

    >>662 

    殺しだろうな…

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    639 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/07/25(土) 19:12:14 ID:am+uO5Uh0 [1/1回(PC)]

    初投下。自分の実体験。 

    思春期の頃、いわゆる鬱になるお年頃ってやつだったとき。 

    例にもれず鬱(笑)だった自分は睡眠時間が長くなっていた。 
    夢の世界にいたかったから。
    もともと空想とかするのが好きだった自分は夢を見てる時が一番楽しかった。 


    現実のこととか忘れられるし。

    誰も話しかけてこないし。

    引きこもりだったし。 


    そしたらだんだん夢と現実の区別がつかなくなった。 
    親が言うには魂が抜かれたみたいに毎日ぼんやりしてたらしい。 

    というのも、自分にはその時の記憶があんまりない。
    ものすごくぼんやりとしか覚えてなくて。 
    寝ても覚めてもどっちが夢だがわかんなかったことだけよく覚えてるけど。 


    で、ある日目が覚めたら病院だった。 


    なんか自殺未遂したらしかった。薬いっぱい飲んで。 
    それ以来夢と現実の区別がつかなくなることはなくなった。 


    ほんとの話。ていうかこれただの病気っぽいけどね。今は元気に高校行って働いております。

    このページのトップヘ