2014年11月

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    194 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:04/08/13 16:43 ID:SMxLogN3 [1/1回]
    去年の夏休みの恐怖を思い出したので、書かせて頂きます。 

    毎年家族で旅行をしていたのですが、去年は大学受験を控えていたので、一人家に残りました。 
    家族が帰ってくる前日、黙々と勉強をこなす私。部屋はデッキから流れる音楽で満ちていました。 
    喉が渇いたし、休憩もしたいと思い、キリが良い所で終えました。 

    壁のアナログ時計を見ると午前2時17分。今でも克明に覚えています。 
    デッキのストップボタンを押すと、午前2時ですから、家のなかは静まり返っていました。 
    部屋にある小型のアナログ時計の秒針が、静まり返った部屋に不気味なほど響きます。 
    「当たり前だよな」と口に出して不気味さを払い、下の階にある台所に行こうとしたその時です。 

    部屋にある子機が「ピリリリリ」と4回呼び出し音を出したのです。 
    夜中の2時ですから、かけてくるのは家族あるいは業者かと思い、出ました。 
    「はい、○○ですけど」「……」「もしもし?」「……」 
    無音だったので悪戯だと判断し、子機を乱暴に戻しました。 
    そして部屋を出ようとドアノブに手をかけようとした瞬間、また子機が鳴りました。 
    悪戯だと思ったので、今度は放置しました。4回のコールの後、途切れる音。 
    すると下の階から「ガガー…ガガー」という音がしたので、即座にFaxだったのだとわかりました。 
    でも「家族ならFaxじゃなくて電話するし、業者がFax送るか?」と不審に、というか嫌な予感がしたので立ち止まっていました。 

    10秒ほど経過したのでしょうか。長い時間に感じましたが、下から「ぎしっ、ぎしっ」という押し殺した足音と軋む床の音。 
    「びりっ」という紙がやぶれる音が聞こえました。そして音が聞こえた後、また聞こえる押し殺した足音。 
    頭の中は泥棒という2文字でいっぱいになり、とにかく怖くなってドアの前にソファを移動して、とにかく階段を上る音が聞こえないことを祈っていました。 

    やがて朝が来て、帰ってきた家族。 
    恐る恐る「昨日の夜中Fax送った?」と尋ねたら「送ってないよ」と答えました。 
    それどころか数日前からFax用紙が切れていたのを告げられた時は、背筋が凍る思いでした。 

    丑三つ時のFaxにはご注意ください。誰かが破きにくるかもしれません…

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    72 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:04/08/13 00:34 ID:ebdr4wkN [1/3回]
    私が体験した本当のお話です。 
    もう3年以上たちますが、ある専門学校に通っていた私は 
    昼は学校、夜アルバイトという生活を送っていました。 
    お金が足りなくて、たまに親にねだって送金してもらい 
    なんとか毎日を過ごせていました。夏期講習のスケジュールを 
    書き写していたとき、友達が私に旅行へ行かないかと誘いました。 
    夏期講習を調整し、バイト先に許可をもらい、友達同士四人で 
    海へ二泊三日の旅行をすることにしました。 
    変な話ですが、旅行の資金を確保するため、私はほとんど毎日 
    食パンにジャムという食生活でした。 
    もちろん、動物性たんぱく質に少しばかりあこがれましたが 
    旅行へいくため、ずっと我慢していました。 
    旅行の2~3日前から、胃の調子が悪く、胃液がこみあげました。 
    その時の口の中に、生臭い臭気が漂って気持ち悪くて 
    薬局で胃腸薬を買い、その日はアパートで休んでいましたが 
    次の日もやはり生臭いものが、胃から湧き上がってくる感じ。 
    でも、ようやく収まってなんとか楽しみにしていた旅行へ 
    いくことができました。 
    私と、3人の女の子。一人だけ私とは面識のないSという子がいました。 
    けっこうおしゃれな子で、しゃべると面白く、明るい感じの子でした。 
    旅館に到着し、チェックインを済ませ、海へ泳ぎに行きました。 
    男の子から声をかけられたりして、すこしスリリングで、時間の経つのも 
    わすれて浜にいました。 
    旅館に戻り、露天風呂に入って部屋に戻り、食事の時間。 
    そのときの席の配置は、四角いテーブルに私、私の横と向かいがわに友達 
    そしてSは斜め前でした。 


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    578 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2005/07/03(日) 18:35:28 ID:gIBZjHlf0 [1/2回(PC)]
    祖母とその妹の話。 
    祖母は病弱で親や親戚は嫁に出せないとあきらめてた。 
    そのためいい縁談は祖母の妹に集まり、 
    「姉にもお世話して欲しい」との条件で大きな家に先に嫁に行った。 
    その後、祖母も望まれて結婚、子どもも4人産んだ。 
    しかし妹は健康だったが運悪く子どもに恵まれなかった。 
    当時は不妊治療もなく民間療法や祈祷をしょっちゅう舅姑から迫られていた。 
    拝んだ石でできた玉を膣に入れるという祈祷をした後、男の子を一人授かった。 
    でも母乳が出ず、4人目を産んだばかりの祖母が預かったりもしたらしい。 
    乳離れもしてようやくのんびり生活になりかけた頃から祖母の妹は病気がちになり 
    子どもが中学の頃に病気で亡くなってしまった。 
    その後しばらくの間、祖母は怖い夢をたくさん見た。 
    陣痛とともに黒い石ころをたくさん産んでのたうちまわる、子どもを産んだら大きな石だった、 
    妹が夢に出てきて崖から飛び降りるなど。 
    一時ほど見なくなった頃、妹が夢に現れ「ねえさん、…お腹…石。」といって泣いてた。 
    気になって甥に連絡してみたが何も変わったことはなかった。 
    その後、祖母は貧血がひどくなって倒れることが数回あり 
    病院にいくと大きな子宮筋腫ができていて手術で子宮ごととった。 
    摘出した筋腫は子どもの頭くらいで髪の毛も歯もあった。 
    ずいぶん後に妹の婚家の知り合いに聞いた話では 
    妹は舅姑にいじめられて辛い生活を送っていたらしい。 
    筋腫は妹の恨みの塊だったのかもしれないと祖母は今でも思っている。 

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    540 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2005/05/21(土) 22:05:00 ID:QFI1Pq8a0 [1/2回(PC)]
    祖母からずっと前に聞いた話です。(長くてすみません) 
    当時、戦火を逃れるため祖母はまだよちよち歩きの父と一緒に祖父方の田舎に疎開していました。 
    父を産んでから体調を壊して具合が悪く、本来なら畑をしなければいけないところを免除され 
    近くの家でお針子の仕事をしていました。 
    冷え込みがきつい地域なのに、冬のその晩はなぜか暖かく寝つきが悪かった。 
    嫌な夢を見てうなされた後に、綿入れの着物を着た可愛い女の子の夢を見ました。 
    その子は夢の中で「いってはだめ」というようなことをしきりにいいました。 
    翌朝は寝覚めが悪く、寝汗をかいたせいか咳が出て風邪っぽい。 
    そこで家の者に文句を言われるのを覚悟で仕事を休ませてくれるよう頼むと 
    珍しく優しい言葉も掛けられて、父と二人で部屋で休んでいました。 
    ところがその日は祖母の仕事場となっていた家は大騒ぎになりました。 
    その頃コテ(アイロンみたいなもの)は電気でなくて練炭で火をおこしていました。 
    お針仕事していた数人が一酸化炭素中毒で倒れ、一人は重傷で頭に障害が残ってしまいました。 
    通常縁側でいこらせる(練炭の火を十分におこす)のですが、それが不十分だったのようでした。 
    練炭に「あたる」、「酔う」などというのは時たまあることなので(軽い一酸化炭素中毒ですよね) 
    さほど大事件とはされないのが、その時はさすがに騒ぎになったそうです。 
    長いのでいったん切ります。


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    518 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2005/05/18(水) 08:14:53 ID:lYGke/dH0 [1/5回(PC)]
    ども、読ませてもらってたので勇気をだして初カキコしま。 
    俺の身近な話。まず母とじいさん(母の父) 
    まずじいさんなんだが、元気一杯でギャンブル大好きな元職人なんだが、山登りがすきなんだ。 
    だけど山登りはしないの。なんでかというとじいさんが山登ると誰か死ぬから。血族に関わらずね。 
    イナカに住んでたころ山間だったからよく遭難者とか行方不明とかが出たらしい。んで手伝いにいってたんだと。 
    必ず最初に見つけたそうな。それのせいもあってか、山登りから帰って死人がでると「ああ、またおろしちまった」 
    というのよね。だから大好きな山登りは最後に厨房の俺といったきり。無論その時も知り合いの方が亡くなった。 
    んで、最近になって母から聞いたんだが、じいさん終戦後暫くは炭坑で働いてたんだそうで。 
    発破使ってやるようなところは払いがよかったから家族にひもじい思いをさせまいと働いてたんだと。 
    その時もたくさん知り合いが亡くなったんだそうな。でもじいさんだけはいつも免れたんだと。 
    語りたくない昔のことらしくじいさん自身は絶対言わないんだ。 

    長いので切りまふ。


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    463 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:05/03/17 02:03:29 ID:xgd8wtQeO [1/4回(携帯)]
    初カキコ。携帯からなので改行おかしかったらスマソ。祖母がまだ幼少の頃マレーシアに住んでいた時の話。 

    たくさんの子供を養う為、近所の女子刑務所に日雇いに出ていた曾祖母の生理が止まったきり来なくなった。 
    心当たりは無いそうだが、お腹が大きくなってきた上ぶっ倒れてウワゴトを言うので、山に住む祈祷師の所まで祖母が背負って行った。医者に診て貰っても原因がわからなかったそうだ。 
    祈祷師のおばあさんに見せると、妊娠していた死刑囚を絞首刑にする時地面に敷くワラを用意する仕事を、曾祖母がやった為、死んだ死刑囚が曾祖母に胎児を背負わせてしまったとのこと。 

    つづく


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    477 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2005/04/16(土) 22:23:44 ID:+gY+x66s0 [1/1回(PC)]
    数年前、夜中にイセエビを釣るため一人で沖釣りをやってた時、数10メートル離れた 
    テトラポットの陰あたりかな? 
    若い男のサーファーがいるんだ。もう11月下旬だし幾等なんでも寒いだろ? 
    それにサーフポイントから、離れてるし何やってんだこいつ・・ 
    気になって注意しようとテトラに飛び乗りだんだん近寄るとウェットスーツが変だ・・ 
    胸から下が変な風にザクザク切れてないか 
    「おい??どうした?寒いし危ないぞ」と言おうとした瞬間、目の前から奴はスっといなくなった 

    よく分からないが漏れは、大波が打ち寄せる真っ暗で危険なテトラポットを 
    ごつごつ歩いていた。。。 
    ヒザや足がガクガクしてやけに寒かったのを覚えている。 
    深夜も2時を回ってもイセエビも釣れないし、ャヴぁいもの見たかも知れないので 
    すんでの思いで、釣り竿をたたみ車に向かうと 
    ふわふわ、、青白いものが車の周りに浮いていた・・・うわぁぁぁっ 
    柄にもなく漏れは奇声をあげ車に乗り込み 
    エンジンをかけると思い切り大きな音で、音楽をかけた。足はまだガクガク震えていた。 

    あれ以来、夜釣りは一人では行かない。 
    サーフィンでは、世界大会も開かれる有名なO崎海岸です。 
    太平洋に面しているため、サーフィン中の事故死者も多いです。合掌。

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    457 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:05/03/15 21:37:13 ID:Bb15d6n/0 [1/2回(PC)]
    従兄弟のはなしその1。 
    従兄弟で4歳頃から普通に見たり聞いたり話したりできる子がいて、 
    これはその子の話。 
    私は小さい頃から怖がるのも怖がらせるのも大好きだったが、 
    従兄弟にそうヤツだと知ったのは10年程前の事。 
    従兄弟が小4あたりで私が小6の時に従兄弟の家へ泊まりがけで遊びに行くと 
    従兄弟が顔に青タンを作っていて大笑い。 
    どうしたの?と聞くと、叔母さんが「一昨日喧嘩したのよ」と教えてくれた。 
    なんでも従兄弟の学校で「キューピットさん」が流行っていて、 
    男子数人が遊んでる最中に、従兄弟が突然「キューピットさん」を破ってしまった。そしてその男子達からボコられたらしい。 
    何故そんな事をしたのか?と先生に聞かれても、従兄弟は答えない。 
    とりあえずみんなに謝ってその場は一件落着だったらしい。 

    その日の夜になって私が聞いても、やはり従兄弟は教えてくれない。 
    しかしまあその頃私はエロガキで、従兄弟の布団に入ってムフムフしようして 
    ヤツを起こそうと思った時だった。 
    つづく


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    454 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:05/03/15 00:26:04 ID:IoqtCldk0 [1/1回(PC)]
    昔、免許取ったばかりの弟が12万の中古車を買った。 
    見てびっくり、タクシーだったのか?ベンチシートの黒のセダンでハンドルギア。 
    弟はその車に乗り始めてから事故こそしないが、入院、失恋、原付盗難、友達に裏切られるなど 
    ほんの数ヶ月なのに端から見てもツイてない。 
    しかも親と仲悪くなって、講座の先輩とも喧嘩して大学でもどんどん孤独になっていくらしいし。 
    冗談で「その車買ってからツイてないけど、なんかついてるんじゃない?」といったら 
    マジな顔で「いや、この車には後部座席に女が乗ってる。バックミラーに長い髪だけ映るんだ。」という。 
    売ろうとか廃車にしようとかと思うと変な目にあうという。 
    弟ちょっとノイローゼ気味?と思って「そんなら私が運転してみるよ。」と 
    弟を助手席に乗せて、夜の11時くらいにビデオ屋に行った。 
    店のレジでお金払って何気なく自動ドアの方を見るとガラス越しに人が見えた。 
    よく考えたらそこに立ってたらドアが開くはずだし、店内の正面通路は誰もいない。 
    え?と思って目を凝らしたが誰もいなかった。 
    弟に聞くと「俺もみた。たぶん、その女だと思う。」という。 
    何も起こらなかったけど怖くなって、塩まいて家に入って、翌日車にも塩まいた。 
    それからすぐに私が車屋に頼んで廃車の手続きも済ませた。 
    その直後偶然かもしれないけど、私自身自転車で転んで右ふくらはぎに針金が刺さって3針縫った。 
    でもそれっきり、弟にも私にも大きな災難は降りかかってない。 

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    468 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:05/03/20 00:01:55 ID:pyNC6DeW0 [1/1回(PC)]
    たいして怖い話ではないんですが‥ 

    お盆に一人で墓参りに行ったときのことです。 
    霊園に着いたのが正午だったせいか、自分以外だれもおりませんでした。 
    バケツを運ぶ途中、お墓の前にしゃがんで拝む女性を発見。 
    「ああ、自分以外にも参拝者がいたんだ」と思いながらその女性の横を通り過ぎ 
    なんとなく振り向いた瞬間、その女性の姿は消えていました。 
    (今日、そこの霊園に墓参りに行くんだけど、今度は何もないといいな。) 

    それから 
    以前住んでいた家は幽霊が出ました。 
    親戚の間では「幽霊の出る家」と噂されていたせいか、ある日、叔母が 
    「有名な霊能者に見てもらった。アンタんとこの裏のトイレは鬼門だから 
    あれをつぶしなさいと言われた」と電話してきました。 
    我が家では一階部分に二箇所トイレがあったのですが、叔母の親切に感謝しつつ 
    指示通り裏のトイレをつぶしました。 
    その後、再び叔母から「この間の霊能者は高齢のため、ボケてたらしいわ。 
    トイレと鬼門は関係ないからねー。今度はちゃんとした先生を紹介するよ」と 
    連絡が‥‥‥ 
    二人目の霊能者のおかげで怪現象は納まりましたが、少し切なかったです。


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